97歳の影絵作家。

2021年 09月16日 - 日常

藤城清治さんをご存じですか?
大正13年(1924)生まれの影絵作家で、現在97歳です。
昭和22年(1947)人形と影絵の劇団「ジュヌ‐パントル」を結成し影絵劇などの上演に始まり、雑誌『暮しの手帖』に掲載した影絵が人気となって、その後は書籍の挿絵や絵本など、多くの作品を手がけたことは有名です。
最初の影絵絵本『ぶどう酒びんのふしぎな旅』出版し、朝日新聞の毎日曜日朝刊に影絵を連載しました。
何でも好きなように描いてほしいといわれ、こびとが頭に浮かんできたのだといいます。
館内撮影OK! ~ 藤城清治展に行ってきた | 高木圭介のマニア道

1970年代にテレビで活躍した「ケロヨン」は藤城清治さんが作ったキャラクターです。
頼まれてつくったのではないようで、自分の夢をテレビで実現し永遠にアイドルとして愛されるようなキャラクターをつくり出したいと思って電波料を買い、自分がスポンサーになって自主提供ではじめたのだそうです。
相当の意気込みだったから、午前中の最も視聴率の低い時間帯にもかかわらず視聴率は次第に上がっていったのでしょう。
名前も始めは「ケロちゃん」といっていましたが、いつとはなく、失敗してもおこられてもケロッと明るく、屈託のないカエルの表情から「ケロヨン」という愛称が生まれたそうです。
ケロヨンブームはテレビだけに留まらず、遊園地にデパートにあらゆる商品になりました。
藤城清治さんの作品展を観る機会があり、コロナ禍にあって心が少し洗われたような気がします。

 

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