禁断の果実=イチジク。

2021年 10月6日 - 日常

今日お訪ねしたお寺さんで、境内に実った「イチジク」を生食でご馳走になりました。

イチジク】剪定の基本を庭師が伝授 | 庭.pro(ニワドットプロ)

イチジクは、アラビア地方が原産で、わが国には江戸時代に入ってきています。
一日に1果づつ熟すことから「一熟」がなまって「イチジク」になった説、中国名の「インジェクフォ」から由来、「イヌビワ」(別名コイチジク)から由来した説があります。
イチジクを漢字で書くと「無花果」で、花が咲かずに実を結ぶことから来ていると思われるが、じつは「花だけの果実」です。
イチジクの木は古くから世界各地で生命の木、知恵の木とされていました。
イチジクは果物の中でも歴史が古く、地中海沿岸地方には、西暦紀元前から栽培が行われていた記録が残っています。
エジプトでは第12王朝時代(紀元前2400~2200)の彫刻にすでに見られるイチジクですが、紀元前2000年以上前から栽培されていたとされ、アダムとイブが腰に当てて裸を隠したことは有名です。
ギリシャ神話でも女神デメテルがイチジク栽培を伝え、名付け親だといわれています。
また、ローマ、ギリシャ、オリエントに至る地域では実がたくさんなるということから、多産・繁殖のシンボル、「知恵の木の実」と呼ばれ、多く栽培され、現在世界的に見ても多く栽培している地域です。
そんな、ちょっぴり謎めいた魅惑の果実・イチジクは、低カロリー(100gあたり54kcal)で栄養的に見ても魅力たっぷり。
美容・健康に役立つ栄養豊富で、身体にも嬉しいイチジク。
特に旬の今しか食べられないフレッシュなイチジクは、まさに禁断(?)の美味しさ。
ぜひ、この機会に味わってみてはいかがですか?

真鍋淑郎さん、ノーベル物理学賞。  法華坊主 joe

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