来年こそは頑張るぞ!

2021年 12月1日 - 日常

きょうから12月、和名は「師走(しわす)」で、景色が枯れ色に変わり、忙しない年の瀬の空気が漂い始めるころとなりました。
「師が忙しく東西を馳せる」ことから師走、と一般に言われます。
「師」とは僧侶のことで、この月は家々で僧を迎えて読経などの仏事を行うので、とても忙しかったのですね。
ただしこれは通俗語源といって、言語学的な根拠のないフォークロア的な俗説なんだそうです。
とはいえ、年末の人事往来の慌ただしさと相まって、この月にぴったりの呼び名だと思いませんか。

師走、忘年会、今年を忘れない。

1)「師=お坊さん」が、年末は各家庭で経をあげるために忙しく走り回るからという説。
2)「古事記」「日本書記」に「十有二月」の記述があり、当時から「しはす」と呼んでいたのを、後に「師走」という当て字で表記したという説。
3)1年の最後の年という意味で「年が果てる」が「年果つ(としはつ)」→「しはつ」→「しはす」→「しわす」になったという説。
法華坊主は12月になると「お正月!お正月!と言っていたのに、もう12月。年頭に立てた目標は、けっきょく何ひとつ達成できなかった」と、自身のズボラさを毎年反省し、あと1か月ではどうにもならないので「来年こそは頑張るぞ!」と、毎年鬼に笑われながら決意を新たにする時期でもあります。
さて、皆さんはいかがでしょうか。
年の瀬、有名人の逝去が目立ちますね。  法華坊主 joe

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