自身の悲しみを見つめ直す姿を描く。
2022年 02月9日 - 日常
きょうは「ドライブ・マイ・カー」を観てきました。
「ドライブ・マイ・カー」は、アカデミー賞で「作品賞」を含む4部門でノミネートされました。
日本映画初の快挙で、村上春樹の原作を元に、西島秀俊さん演じる演出家が、妻との死別に向き合う姿を描いた作品です。
去年7月のカンヌ国際映画祭で4冠、さらに先月行われたアカデミー賞の前哨戦ともいわれる「ゴールデン・グローブ賞」で非英語映画賞に輝くなど、海外でも高い評価を受けてきました。
原作となった「ドライブ・マイ・カー」は、「女のいない男たち」と題し、文藝春秋で連作された短編小説の1作目です。
のちに、同作を含む6編を収録した短編小説集「女のいない男たち」として発売されました。
この小説集は、オバマ元米大統領が「2019年のお気に入りの本」に挙げたことでも話題になっています。
映画のネタばらしはしませんから、ぜひ劇場で観てみてください。
ちなみに法華坊主は、2代目なっちゃん・三浦透子のファンです。