「冬至」=この日は、カボチャとユズが大活躍。

2012年 12月21日 - 日常

今日は、二十四節気の一つ「冬至」。

この日は冬至カボチャを食べて金運を祈り、ユズ湯に入って無病息災を祈る行事を各家庭で行います。我が家でも、御多分に洩れず、カボチャとユズが大活躍しました。

なぜ、この日にカボチャとユズが愛用されるのかをご紹介します。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛りといって縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ています。
なぜ、カボチャを食べるの?
カボチャを漢字で書くと南瓜(なんきん)。つまり、運盛りのひとつなのです!特にかぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的だそうです。本来カボチャの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための賢人の知恵でもあるのです。

なぜ、ユズ湯に入るの?
柚子(ユズ)=「融通」がきく、冬至 =「湯治」。こうした語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)です。昔は毎日入浴しませんから、上昇運に転じるこの日のために身を清めるのも道理ですし、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。端午の節句の菖蒲湯も同じです。

ありがとうございました.法華坊主 joe

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