お年玉をありがとうございます。いつまでもお元気で・・・。
2013年 01月3日 - 日常
我が家の旧庫裏(旧住宅)は、一昨年の東日本大震災で「大規模半壊」の指定を受け、解体を勧告されていました。この住宅は聞くところによると、築120年余りとかで・・・。近郊では最古に近い建造物です。
しかし、わりとシッカリしていて今まで立正院の物置=収納庫としてたいへん役立っていました。
昨暮、業者から「来年早々から解体します」と急告され、年末年始もなく片付けに入りました。建物内の荷物を分別してみると、お宝はほとんど無く不要のゴミばかりが出て来ます。
しかし、その中から私の小学二年生当時のテストプリントを発見。
漢字の書き取りと、算数の足し算。
小学二年生の時の担任の先生は「大室先生(今は加藤先生)」。私の19年に及ぶ学生生活の中で今も一番印象に残る女先生です。
大室先生から師走に「齢九十を超え、荷物の整理をしていたら、あなたの写真が出て来たので送ります」とのメッセージを付して小学二年生当時の写真を焼き増しして送ってくれました。暮れにクリスマスプレゼント(貴重な写真)をいただき、その先生が採点したテストが今回見つかって、これはとても有り難いお年玉となりました。
元旦に先生から頂戴した年賀状をあらためて拝見すると「ようやく九十の坂を越したところですが、自分の体を守っていくのに大変です。」と添え書きしてありました。
平成25年の年明けで、数え年57歳になった私にとって「大室先生」は慈母のような存在であり、いつまでもお元気でいていただきたいと願っています。
ありがとうございました。 法華坊主 joe