大震災発生より23ヶ月、被災地はいま!

2013年 02月11日 - 日常

東日本大震災発生より1年11ヶ月、23回目の月命日を迎えました。
午前の法務を済ませ、2男と一緒に被災地へ向かいました。ハッキリとした目的地もなく、南三陸町まで行こうか、大川小学校へ参ろうか、それとも通いなれた宮城県東部を訪ねようかと、決まらぬままに出発しました。2男の「僕はしばらくお参りしていないから閖上に行きたい」という言葉に従い、高速東北道から仙台南部道路・仙台東道路を乗り継ぎ、まずは仙台市若林区の荒浜海水浴場へ到着しました。

荒浜海水浴場

低気圧の影響か、お天道様は出ているのですがとても風が強く、線香に火が点らず車に戻って車内で点火する始末。読経中にマイクロバスに乗った10名程の若いグループが来ましたが、慰霊碑に手を合わせる仕草もなく横目遣いで私どもを見流し、壊れた防潮堤の方へ行って何やらじゃらけて談笑する有り様。「オマエら今日はなんの日か知ってるか」と怒鳴りつけてやりたかったけど、グッと堪えてお参りしてきました。一部の心無い人たちの振る舞いではありますが、せめて11日は大震災発生の日だということを忘れないでいただきたい、と思うのです。

  日和山

続いて訪れた名取市閖上・日和山上もこれまた強風で、立っているのも大変な様子。頑張ってお参りを済ませると、K成会のご婦人の団体が白い輪袈裟をかけてやはりお参りに来ました。新興の教団ではありますが結束力は強く、既成の教団も見習うべき点もあるのではないでしょうか。

来月11日は、犠牲者の3回忌を迎えます。私どもの本部および傘下の組織もいくつかの法要を計画していますが、形だけにとらわれない心のこもった供養を心掛け、2万余の犠牲者の供養を営みたいものです。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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