春の足音が近づいています
2013年 02月27日 - 日常
今日の福島市の最低気温は-4.1℃。最高気温は7.8℃。その差11.9℃。
陽向の暖かいところでは、春の足音が一気に近づいてくるようで、心もウキウキしてきます。
境内の陽だまりにある路地植えの福寿草(フクジュソウ)も蕾が大きくなりました。
福寿草は春を告げる花の代表です。そのため、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つそうで、福寿草という和名もまた新春を祝う意味があるようです。
「春よ来い」という唄をご存知ですよね。
「春よ来い」は、大正時代後期に作曲された童謡です。作曲は、『鯉のぼり』、『浜千鳥』、『雀の学校』などで知られる弘田 龍太郎(ひろた りゅうたろう/1892-1952)さん。作詞は、早稲田大学校歌「都の西北」を手がけた詩人の相馬御風(そうま ぎょふう/1883-1950)さん。
歌詞に登場する「みいちゃん」とは、相馬御風の長女「文子(ふみこ)」がモデルです。
「じょじょ(草履)」「おんも(表・外)」などの幼稚語をうまく取り入れつつ、「あるきはじめた」ばかりのみぃちゃんの視点を通して、雪に閉ざされた冬から静かに春を待ち望む人々の強い思いが伝わってきます。
明日の福島は、ひと月ぶりに10℃超えの予報がなされています。本当に、早く「春よ来い」ですね。
ありがとうございました。 法華坊主 joe