東日本大震災第三回忌慰霊法要(立正院会場)

2013年 03月15日 - 日常

3月12日、立正院を会場に東日本大震災第3回忌慰霊法要が奉修されました。
その折、御導師である法華宗宗務総長・二瓶海照台下が言上された「追悼慰霊文」を紹介いたします。


追悼慰霊文
 平成23年3月11日に発生した大地震とそれに引き続いて起こった大津波は、未曽有に大災害をもたらしました。
 被災地の復興は、2年たった今も遅々として進まない状況であります。
 本日、立正院本堂を荘厳し僧俗一体となり、東日本大震災の犠牲者の精霊に追悼の意を捧げるとともに、困難の最中にある被災された方々へとその大地へ異体同心のお題目を届けるべく法要を厳修するものであります。
 法華宗では、震災より半年後に被災地名取市閖上地区日和山へ角塔婆を建立し慰霊者の法要を執り行いました。
 その角塔婆は、今ここ立正院の境内へ移転させていただいております。
 震災より2年、いまだ放射能飛散により避難を余儀なくされている方々、その影響を受けている農業・漁業等に携わっている方々など、大変に困難な生活を強いられている方々がここ福島にもたくさんおられます。
 多くの生命と当たり前の生活が失われたことを改めて胸に刻まねばなりません 私たちは被災地の皆様の痛み、亡き方々の思い、そしてその心に寄り添わねばなりません
 犠牲になられた全ての精霊の追善供養のため、唱題回向の法要を修しご冥福をお祈り申し上げますと共に、併せて被災された皆様が1日でも早く平穏な生活に戻られる事を願い祈念申し上げるものであります。
 本門八品上行所伝 本因下種之 南無妙法蓮華経
   平成25年3月12日
      法華宗宗務総長 二瓶海照

ありがとうございました.法華坊主 joe  

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