桜の潔さ?

2013年 04月9日 - 日常

今日の福島市の最高気温は21.7℃、5月上旬の気温です。
この暖かさを待っていたかのように、サクラ花が一気に咲き始めました。
拙寺境内のシダレ桜も一輪ですが、濃いピンク色の花が咲き始めました。

近くの公園のシダレ桜も開花しました。

私もそんな一人ですが、平素は花になどまったく興味を示さない人でもこのの季節になると桜の話で盛り上がります。桜に対する日本人の思いは不思議なものです。
古来より日本人は桜を好んでいて、満開になるや否やさっと散ってしまう桜は、「潔さ」の象徴であり、日本人はこの「潔さ」を美徳とする説。
あるいは、春になると毎年咲いて一週間ほどで儚なく散っていく桜が、日本人の滅びの文化にマッチしているからという説。
可憐な花の淡い色合いが、侘び寂びを重んじる日本人の琴線に触れるからという説。
などなど色々な説明がされますが、どれも納得してしまいます。

開花を迎えた福島は、明日から花冷えとなるようですから、少しゆっくり落ち着いて眺めることができるかもしれません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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