旧伊達邸「鐘景閣」で食す

2013年 04月20日 - 日常

今日は檀家の法事で仙台に出向してきました。福島と同じく肌寒い陽気でしたが、サクラは満開でまさに見事でした。
施主さまから数日前に電話があって「お上人さん、くれぐれも車でお越しにならないでください。お酒の好きなオヤジの13回忌ですから是非ご一緒に供養をしましょう」と・・・。
よってその御厚意に応えるべく新幹線で出かけました。自宅での法要が済み、市営葛岡霊園をお参りして、案内いただいたのが旧伊達邸「鐘景閣」。

パンフレットによると、
「旧伊達邸鍾景閣(しょうけいかく)は、明治時代後期仙台市一本杉に建造された住宅建築です。江戸時代は大名であった伊達伯爵家の邸宅として創建され、戦後まで屋敷として使用されました。伊達家は藩祖政宗以降13代にわたり仙台藩主としての地位にあった家系で、明治維新後の版籍奉還(土地と人民を朝廷に返すこと)によって華族の身分となり、明治17年伯爵の位を授けられました。大名であった江戸時代は仙台城が住まいでしたが、明治になって一本杉にあった家臣佐々氏の下屋敷を買収して邸宅とし、14代当主伊達宗基氏の時代に、後に15代当主となった伊達邦宗氏が建て直しました。それがこの屋敷です。 昭和22年、昭和天皇が東北地方を行幸された際にはその第一夜の御泊所となり、一時知事公館ともなりましたが、後に聖ウルスラ学院へ譲渡され、学校施設として利用されてきました。昭和55年聖ウルスラ学院より仙台市に寄付され、昭和56年に解体の後、現在地に復元されました。平成9年、天皇・皇后両陛下が、第48回全国植樹祭に行幸啓されたみぎりの御休息御座所となりました。」
とあります。

邸内には入ってすぐ左手にあった鬼瓦が印象的でした。

伝統ある仙台箪笥に納められた箪笥料理をはじめ、旬の彩りの改正料理を満喫してきました。

東日本大震災以来、仙台を訪ねると旧伊達邸「鐘景閣」の看板が気になっていましたが、今回初めてお伺いし堪能することができました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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