5.18 言葉の日

2013年 05月18日 - 日常

車中、ラジオを聴いていたら、今日(5月18日)はゴロ合わせで「言葉の日」だそうです。
調べて見ると、「言葉を正しく使えるように心がける日」。
言葉(ことば)とは、「人間が話す・書くなどの行為をする事によって情報伝達手段となりうる、意味があるものの総称で、心・気持ち・思い・考えなどを表す手段の一つである。」と記されています。

法華経に「言辞柔軟 悦可衆心」(ごんじにゅうなん えっかしゅうしん)という経文があります。
現代語に訳すると、「佛の言葉は柔らかく、人々の心を歓(よろこ)ばせるのです。」という意味です。
もっと言えば、「私はあなたを軽んじません。 あなたたちは仏道を行じて、必ず佛となるからです。」ということでしょう。

また、日蓮聖人のお言葉に「災いは口より出でて身を破る 福(さいわい)は心より出でて我をかざる」という御文があります。
「悪い言葉は口から出てその身を破滅させます。善い行ないは心から出てその人を幸せにします。」という意味です。

私はよく、親しい先輩から言われます。「君はひと言余計なんだよね。そのひと言を慎めばもっと良いお坊さんになるのに・・・」
今日の「言葉の日」を機会に改心いたします、と言いたいところですが、こんな名言があることも皆さんにお知らせしておきましょう。
  思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
  言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
  行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
  習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
  性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

思考が言葉に、言葉が行動に、行動が習慣に、習慣が性格に、性格が運命に・・・。言い得て妙です。反省します。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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