古里再生への新たな力・・・
2013年 06月3日 - 日常
東北六魂祭は1日・2日、福島市を会場に予想を上回る約25万人が詰めかけて開催されました。
私は所要ができて参加できませんでしたが、参加した方にお伺いすると「福島のおもてなしはサイテー、まずはトイレの数がまったく足りなくて、女性や子供たちはたいへん困った。せっかく遠くから参加してくれた方々に申し訳ない」と話していました。
私どもの寺も人寄せする機会がありますので、とても参考になりました。
口から入れるもの(食事)と体から排泄する場所(トイレ)の用意は、主催者側のつとめですものね。
昨日(2日)は早朝に、閖上にお参りに伺ったところ、日曜日で朝市が開かれており、港町は活気を取り戻しておりました。
日和山にも、登り坂の側に文字をデザインした花壇が新設されており、被災者と参詣者の心を癒やすことでしょう。
被災地は、少しずつではありますが前に向かって歩み続けています。
東北六魂祭は古里再生への新たな力を生み出し、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を誓い、閉幕しました。
ありがとうございました。 法華坊主 joe