土用のウナギ 続編

2013年 07月23日 - 日常

先日(7月7日)の「小暑」に続いて、今日は24節気のひとつ「大暑」です。
一年のうちで最も暑さが厳しい頃という意味ですが、今日の福島の最高気温は28.5℃、最低気温は21.4℃の涼しい日でした。
各地ではゲリラ豪雨、ゲリラ雷雨で、冠水・停電・交通マヒ、さらには床上床下浸水をした地域もあるようでお見舞い申し上げます。

昨日のBLOGで、我が家では「なんちゃってウナギ」を食べたことを告白いたしましたが、土用の丑の日に必ずウナギを食べなければいけないという習慣があるのではないのです。
昔から厳しい暑さを乗り切るために、「土用の食い養生」という習慣がありました。
「土用シジミ」や「土用餅」「土用卵」などといわれます。
また土用には、ウナギばかりでなくて、梅干し・瓜などの「う」のつくものを食べるという説もあります。
また今日の大暑には、天ぷらを食べて夏バテを予防したともいわれています。
土用の丑の日にウナギを食べる習慣になったのは、江戸時代の蘭学者・平賀源内(ひらがげんない)が、不振のウナギ屋に相談され、「本日、土用の丑の日」と張り紙したところ、飛ぶように売れた事がきっかけになったと言われていますから、今年高価なウナギを食するのではなく、梅干しで十分役割を果たすのです。
豊橋でウナ重を盗んで逮捕されたご婦人がおられたようですが、そんなにウナギに執着があったのですかね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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