夏越の祓 ってご存じですか

2013年 07月28日 - 日常

梅雨空の境内に、終わりを迎えた紫陽花が映えています。

山口・島根でこれまでに経験したことのないような大雨、と気象庁から発表がありました。
「経験したことのないような」とは、あまりにもアバウトですが、被害のあった皆さまにお見舞い申し上げます。
なんか本当に日本国中ヘンなお天気ですね。

今日は、近くのお稲荷さんで「夏越の祓」が行われました。
夏越の祓とは、一年の中間の祓として、半年間の罪や穢れを祓って清め、夏以降の無病息災を願います。
夏越では、茅の輪くぐりが行われ、茅(かや)で作った大きな輪をくぐることで穢れを落とし、暑い夏も元気でいられることを願うのです。
また神社で配られる紙の人形(ひとかた)に自分の穢れを移し、その人形を神社に納めたり川に流したりして、自分の代わりに祓い清めるという、形代を使った祓が行われます。

日本には神仏を問わず、季節ごとのいろいろな行事がありますね。
信仰と切り離して、風習とか伝統を受け継ぐという文化も必要なのではないでしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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