一芸に熟達・・・多芸を欲張るな

2013年 08月7日 - 日常

しばらくBLOGを発信しないから、熱中症にかかって倒れているのか、はたまた大雨に流されてしまったのかと、ご心配いただきましたが元気でおります。
忙中閑の隙間をぬって、会いたい人を訪ねてチョッと遠出していました。

彼の名は、「一芸に熟達せよ。多芸を欲ばる者は巧みならず。」(意訳=刀、槍、弓、馬など武士の心得るべき技が多いが、いくつもの技を身につけようとしても中途半端になる。 一つの技に堪能な者のほうが役に立つというわけである。)という名言を遺した、戦国時代の武将=長宗我部元親。

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ニコニコ大百科(dic.nicovideo.jp/a/)によると、「土佐の人物といえばまず第一に坂本竜馬、そしてその次に長宗我部元親・・・となっていたはずなのだが、大河ドラマの影響もありそれまで影の薄かった山内一豊にその座をすっかり奪われてしまった。しかし、近年はゲーム『戦国無双シリーズ』や『戦国BASARAシリーズ』などの影響により若い女性の間で密かな戦国武将ブームが起きているらしく、長宗我部元親の知名度が高まっているようだ。」と記されています。
本来なら一番人気であるはずが、彼が生きた時代背景や、後世の人々が取り扱う影響によって、その座を奪われたこと等々に共感をもって、彼の活躍の場を訪ねてみました。
紀行記はあらためて公開することとして、強く生きることの難しさを思い知らされた旅でありました。

さて、お参りに行ったお宅の玄関にツバメの巣がありました。
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我が家の母が生前中、わざわざ玄関のガラス窓一枚をはずし、ツバメの通り道を作ってい頃を思い出します。
『日本人の縁起とジンクス』(北嶋広敏著 PHP文庫 2007年)にはこういう題で紹介されております。
「ツバメは縁起のよい鳥、吉をもたらす鳥とされており、“ツバメが巣をかける家は栄える”などといわれている。とくに屋内や座敷などに巣を作るのは最高によいことだとされた。逆に、ツバメは不幸とか火災などが起こる家には入ってこないといわれる。」(中略)「ツバメは繁栄と幸福をもたらす。だからツバメに危害を加えると、不幸になる、病気になる、目がつぶれる、貧乏になる、などといわれている。」

ツバメは渡り鳥だから、色々な環境を察知するその鳥が、居心地の良い環境を選んで巣を作るわけだから、温度湿度的に考えてもいい家と言えるのではないのでしょうか。確かに自然の摂理に適った家は風水的にも良いみたいですし、総じて良い家として縁起がいいって事なのかな~と勝手に思いました。それが商いをしている場所ならば商売繁昌するともいいますね。

何にしても、事件と事故のニュースばかりが報じられる昨今、幸せを余呼び込む話題は嬉しいですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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