彼岸の入り 曼珠沙華
2013年 09月20日 - 日常
今日は彼岸の入りです。葬儀も重なって慌ただしい一日を送りました。
私は花の中三トリオ年代ですから、秋の彼岸を迎えると山口百恵が歌った「曼珠沙華(まんじゅしゃか)」(作詞・阿木燿子、作曲・宇崎竜童)を思い出します。
♫ 涙にならない悲しみのある事を
知ったのは ついこの頃
形にならない幸福(しあわせ)が何故かしら
重いのも そうこの頃
あなたへの手紙
最後の一行 思いつかない
どこでけじめをつけましょ
窓辺の花が咲いた時
はかなく花が散った時
いいえ あなたに愛された時
マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ真紅(まっか)に染める ♬
なぜかドキッとしてしまう彼岸花。
どこか懐かしさが漂います… 。
真っ赤な彼岸花が咲き乱れる時期は、何故かもの悲しい季節でもあります。
「子供の頃、彼岸花を見ると足がすくむほど怖かった」「何だか不気味」という人もいれば、「あの妖艶さが好き」「この花を見ると癒される」という人もいます。
彼岸花=「曼珠沙華(まんじゅしゃげ/まんじゅしゃか)」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味です。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。サンスクリット語ではmanjusakaと書きます。
〔追伸〕
今朝未明の地震に当たり、電話&メール等でお見舞いをいただきました皆さま、ご心配いただきありがとうございました。
真夜中のせいでしょうか、発表されている震度より体感はことのほか大きく、長く感じました。
おかげさまで家族一同、身体にも物損にも大きな被害はなく、安堵しております。
これは2年半前の「余震」と報道されていますが、私はこれから起こりうる更なる災害の「予震」ではなかろうかと、案じています。
お互いに気をつけて日々の生活に注意いたしましょう。
ありがとうございました。 法華坊主 joe
「サンスクリット語で天界に咲く花という意味です」と記述されています。仏教の経典では、それぞれの経典で、赤、白
の2説があります。サンスクリット語での「まんじゅしゃか」の原義をお教えください。その根拠もお願いします。(○○サンスクリット辞典とか)