つらら見て思わず ♬ 春よ来い ♪
2014年 02月25日 - 日常
雪どけの影響で、最近はとんと見なくなった「つらら」が軒先から大きく形を作っています。
「つらら」は氷柱や垂氷とも書きます。
屋根に積もった雪がとけてしたたり落ちるとき、氷点下の気温のために軒下にできる氷の柱のことです。
とけた水の量と気温によって、長さ数cm以下の小さなものから、地面にとどく大きなものまであります。
屋根の上でとけた雪は軒先からしずくとなって落ちますが、気温が低いと落ちる瞬間に凍ってしまうようです。
次にやってきたしずくも同じ過程を繰り返し、しだいに太く、長いつららになります。
とける量が多いと石筍のように下からも氷が盛り上がってきて、屋根から地面までつながることもあります。
「つらら」の語源は「つらつら」の転といい、古来は氷など表面がつるつるし光沢のあるものを呼んでいたとされています。
形(心)あるものは、溶けたり壊れたりして形状(心情)を変えます。
固体が液体になったり、さらには気体となるように、生命ある世界ではこれを「輪廻(りんね)」といって、生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すことを意味します。
♪春よ来い♬ ♬早く来い♪ ですね。
ありがとうございました。 法華坊主 joe