暑さ 寒さも 彼岸まで
2014年 03月18日 - 日常
今日の福島市の最高気温は、14.4℃。
暖かくはなって来ましたが、ひと月前の雪がまだ境内には残っており、今年ほど春が待ち遠しいのも実感です。
昨日掲載したブログの写真=梅花は10日ほど前に静岡県東部に出かけた時の光景でしたが、今日、雪どけの境内を見渡してしてみましたら「福寿草」の花が、けな気に咲いているではありませんか。
「朝日さす 老師が家や 福寿草」 与謝蕪村
昨暮の除染で、根っ子ごとなくなってしまったかと思っていたら、元気に黄色の花を咲かせ春の訪れを知らせてくれました。
今日は春のお彼岸の入り。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがあります。
夏の暑さも秋の彼岸ごろになれば暑さもやわらぎ、冬の寒さも春の彼岸ごろになれば少しずつ暖かくなってくるということを意味します。
お彼岸は、太陽の位置がちょうど地球の赤道付近を通るころで、夏と冬の中間の時期で、昼と夜の時間が同じになります。
今年の場合は、今日18日が彼岸の入り、21日が彼岸のお中日(春分の日)、24日が彼岸の明けです。
春分の日を中心に前後3日の7日間(1週間)は、平素怠っている仏道修行に精進いたしましょう。
ありがとうございました。 法華坊主 joe