秋の夕日に照る山もみじ

2014年 10月26日 - 日常

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今日も穏やかな秋の好天(最高気温25.0℃)に恵まれ、思わず童謡の「もみじ」の歌を口ずさんで、鼻歌を歌っちゃいますね。
当時、歌っていた子供の頃の気持ちを思い出して、なつかしい気分にひたってしまってとても心地よかったです。
皆さんは、童謡「もみじ」の歌詞って覚えています?
「出だしはわかるんですけど、全部は覚えていない」とか、「サビの部分はわかるんだけど」って方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)

溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)

調べてみると、『もみじ』は、高野辰之作詞、岡野貞一作曲で、1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』に発表された唱歌です。
モデルとなった場所は、かつて群馬県の碓氷峠(うすいとおげ)を通っていたJR信越本線の熊ノ平駅。
作詞家の高野辰之が、駅から眺めた紅葉に感動して歌詞を書いたようです。
信越本線は高崎駅から新潟駅までを結ぶ長距離路線でしたが、1997年の長野新幹線開通に伴い、熊ノ平駅を含む横川から軽井沢間のみ廃線になりました。
よって現在は、当時と同じ景色を眺めることはできません。
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なにも遠くまで行かなくても、近くの公園や街路に眼を向けるだけで「秋の夕日に照る山もみじ」を体感することができますね。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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