忍の1字

2014年 12月24日 - 日常

清水寺の貫主さんがお書きになる今年の漢字1文字は「税」でした。
あまりピンときませんでしたが、マーケティング会社「ハー・ストーリィ」がインターネットで実施し、全国の20~60代の既婚女性789人が回答した《今年の漢字1字》の報道記事に興味を持ちました。

若い世代が比較的多い結婚20年未満は「楽」「幸」。
熟年が主流の20年以上は「和」「忍」。
既婚女性が今年の自分の家庭を漢字1文字で表した調査で、こんな結果が出ました。
調査の担当者は「熟年では『忍』が多く、親の介護などの負担が妻に偏り、夫との意思疎通が不足しがちな傾向が読み取れます。一方、若い世代は、子育てや家事に協力的な夫が多いのでは」と分析しています。
結婚20年未満では「楽」が最多で「幸」が2位、「和」が3位でした。
結婚20年以上になると1位「和」、2位「忍」、3位「穏」。
我慢するなどの意味の「忍」が上位に入ったのが・・・?何ともビミョーですね。
全体では「和」が1位で、以下「楽」「幸」「忍」「穏」の順でした。
「忍」を選んだ人に家族への一言を尋ねると、「もっと私をいたわってほしい」(40代)、「口先男はもう嫌だ」(50代)など、夫への注文や不満が目立ったそうです。
「楽」を選んだ人からは、「いつもありがとう。助かっています」(20代)、「家族が元気で過ごせて良い1年でした」(30代)と、感謝や満足感を表す言葉が並んだようです。

我が家は今年、銀婚式を済ませ(とはいっても儀式等はまったくなく平素のまま)26年目に入りました。
この調査は既婚女性を対象にしたものですが、既婚男性だって不満を口にせず「忍」の1字を実践していると思いますよ。
これからは、惰性・ダセ~で平穏無事に暮らすのがイチバンですね。

今日はXmasEve。
我が家はケーキを購入するわけでもなく、もちろんツリーを飾るわけでもあるはずがありません。
しかし今年は、肉好きの二男坊が夕べ帰省したからでしょうか、夕食卓に鶏のから揚げがあるではありませんか。
ささやかな抵抗ですかね(笑)。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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