大晦日 除夜報恩法要

2014年 12月31日 - 日常

今日は、平成26年大晦日.
毎月の末日を晦日(みそか)といい、1年の最終日だから大晦日(おおみそか)といいますが、どんなふうに過ごしたらいいのでしょう?
その地方ならではの風習もありますが、一般的な過ごし方をみてみましょう。
除夜の鐘(じょやのかね)といって、梵鐘のあるお寺では除夜の鐘を108回打ち、108つの煩悩(ぼんのう)をひとつずつ取りのぞいていきます。
107回は年内に、最後の1回を新年に打って、1年間煩悩に惑わされないようにと願います。
また、大晦日の深夜0時、年をまたいでお参りすることを「二年参り」といい、旧年の穢れを祓い、新年の力をいただきます。
さらには、細く長く来年も幸せをそばからかき入れるという年越しそば。
年を越す前に食べきらないと、来年の金運に恵まれないといわれています。

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荒天になりましたが立正院境内では、大晦日恒例の献灯供養(けんとうくよう)が行われています。
境内に1000個のロウソクが灯し、行く年に感謝し来る年に希望を託す永遠の燈火、幻想的な世界をお楽しみいただけたでしょうか。
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皆様にとりまして、平成27年が素晴らしい年でありますよう心からお祈り申し上げます。合掌

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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