鳥帽子に天冠

2016年 04月14日 - 日常

立正院では、今年も4月29日の鬼子母尊神例大祭(きしもそんじんれいたいさい)に合わせ、稚児行列(ちごぎょうれつ)を行ないます。
少子化に加え、福島は原発事故以降とくにお子さんたちの減少が甚だしい中、今年も35名の参加申込がありました。
厚く御礼申し上げます。
「稚児行列に3回出ると幸福になれる」という言い伝えもあります。
1回でも十分ですが、何回参列しても大丈夫です。
立正院の場合、毎年参加してくださるお稚児さんが多く、今年も12回が1名、10回が2名、5回以上は11人おられます。
これまた有り難いことでございます。
健全成長とご守護を祈願するお稚児さんの行列参加は、一生の記念になると思います。
機会があれば一度は体験されてもよいかと思いますよ。
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稚児衣装について説明すると、まず着物に金襴(きんらん)を着せます。
袴(はかま)をつけて、男児は鳥帽子(えぼし)、女児は天冠(てんがん)をかぶり、数珠をもって完成です。
化粧は、稚児のおでこに「殿上眉(てんしょうまゆ)」という眉を描きます。
目尻にすっと朱を入れ、口紅は赤色で少し小さめに塗ると、いっそうかわいらしく見えます。
あと2週間、風邪など引かぬよう健康に気をつけて、当日のご参加お待ちしています。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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