前震・本震・余震

2016年 04月16日 - 日常

今日(16日)未明、熊本県で震度6強を観測する地震が発生しました。
気象庁は、14日午後9時半頃、熊本県熊本地方を震源とする震度7を観測する地震を「前震」とし、今回発生した地震が「本震」だったことを発表しました。
これは20年前の阪神・淡路大震災と同規模です。
国の重要文化財に指定されている熊本城も大きな被害を受けました。
城内のやぐらの一つ『東十八間櫓』が完全に倒壊し、崩れた木材などの一部が隣接する熊本大神宮の屋根に落ち、熊本大神宮にも被害が出ているということです。
また、城の南側にある5階建てのやぐら『飯田丸五階櫓』の土台となる石垣も崩壊したと、報道されています。
先日読んだ雑誌の一文に次のような文言がありました。
「城」という字は分解すると「土」と「成」の二つになる。
したがって、土に手を加えた構築物が城のはじめの形だったといえる。
数多の人間が汗を流し、夥しい命の犠牲とともに無念に朽ち果て、あるいは権力のままに堅牢を誇り、いまに伝える。と・・・。
日本三大名城の一つとも称される熊本城を破壊する自然の恐ろしさを、あらためてまざまざと見せつけられた一瞬でした。
一日も早い余震の収束と、復旧復興をお祈りいたします。
写真は、福島県会津若松市の「鶴ヶ城」です。(参考)
yjimageUFED7AFC
ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です