恥じらい・はにかみ・内気・清浄

2016年 05月27日 - 日常

境内の芍薬(シャクヤク)が満開です。
「手づくり寺 五月の回」、いよいよ明後日開催になりました。
詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
http://ameblo.jp/tedukuriji/
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花鳥風月に弱い法華坊主は、近年まで牡丹(ボタン)と芍薬の見分けがつきませんでした。
知っていたのは「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」ということわざくらいです。
かつて「芍薬は草、牡丹はは木」と聞いたことがあります。
調べてみると、ともにボタン科ボタン属の植物ですが、牡丹は低木(木本植物)、芍薬は草(草本植物)ということがわかりました。
牡丹は「木」の姿で越冬し、芍薬は冬には地上部は枯れ根が生きているだけです。
樹木一般に行われる「剪定」という作業も牡丹の栽培ではありますが、芍薬ではありません。
つぎに、葉の違いです。
牡丹の小葉は、芍薬に比べて比較的「広い」葉になっているようです。
牡丹は木なので枝分かれし、冬も樹形がはっきり確認でき、芍薬は草なので冬は幹が残らず毎年生えてくるというものだそうです。
ただし近年は交配が進んでいるため、はっきり区別しづらくなっているものもあるようです。
ちなみに、牡丹の花言葉は「風格」「富貴」「恥じらい」「人見知り」で、芍薬は「恥じらい」「はにかみ」「内気」「清浄」だそうです。
境内には牡丹もありますが、いずれも初夏の花として心和ませてくれる大振りの花ですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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