食用を兼ねた垣根

2016年 06月17日 - 日常

上杉さまにお会いしたくて、山形県米沢市に行ってきました。
お昼の定食に「うこぎ飯」が出てきて、好物なのに今季は食することができなかった代物でしたので美味しく頂戴しました。
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戦国時代、各地の城下町に「ウコギ垣」がありました。
トゲのある「うこぎ」の垣根が敵の侵入を防ぐという重要な用途を担っていました。
食用を兼ねた垣根として、9代藩主・上杉鷹山公がうこぎ栽培を奨励し、現在でも総延長20㎞近くのウコギの垣根が確認されています。
「うこぎ」は、独特の香りと苦味が特徴で、春から初夏にかけての新芽が美味しく、味噌和えや天ぷら、おひたしをはじめ様々な料理法でいただけます。
帰り際には「米沢らーめん」もいただきました。
ラーメン好きな土地柄の米沢は、「米沢らーめん」を掲げるお店が100軒以上もあります。
通常よりも多く水分を含み、職人が丹念に手揉みをかけた細めのちぢれ麺、毎日食べても飽きのこない、鶏ガラや煮干しなどからダシをとった、あっさりしょうゆ味のスープ、これが「米沢らーめん」の特徴です。
ごちそうさまでした。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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