田の神、漁の神、山の神

2016年 12月18日 - 日常

法華坊主が幼少の頃まで、この時季には福島県北地方では色んな行事がありました。
たとえば「恵比須講」。
七福神のひとつ恵比須神の祭礼で、陰暦の10月20日や11月20日などに行われていました。
恵比須は、農村では田の神、漁村では漁の神、商家では商売繁盛の神で、地方によって様々な祝い事がなされていました。
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もうひとつは山の神を祀る「山の神講」。
陰暦の11月や12月などところによって祭礼の日は変わりますが、餅や酒、魚のひらきなどさまざまなものを供えます。
山の神は嫉妬深い女神とされ、女人禁制で執り行われるところもあったようです。
いずれも五穀豊穣・商売繁盛に感謝するお祭りですが、いまはまったく忘れ去られていることにガッカリですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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