細心の注意をはらって

2017年 03月6日 - 日常

昨日(5日)は、24節気のひとつ啓蟄(けいちつ)でした。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃です。
菰(こも)はずしを啓蟄の恒例行事にしているところが多いですね。
まだまだ寒い時節ではありますが、一雨ごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきます。

ひな人形を片付けるのも、啓蟄の頃が良いと言われています。
若葉が芽吹き虫が蠢き始めるとされるこの日は、雨水の次の節目に当たります。
3月3日からたった数日後とはずいぶん慌ただしい気もしますが、できるだけ季節の節目を超えず、遅くとも3月中旬頃までに片付けるのが良いようです。
そんな話を数年前のブログで見ていた親しい友人が、ひな人形の供養にやって来ました。
お嬢さんが3人いる彼女は、娘たちのひな人形の一部を処分する前にお魂抜きをして欲しいと・・。
我が子の健やかな成長と幸せを願ってお飾りしたひな人形ですので、処分する時には細心の注意をはらってお納めすることをおすすめします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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