新たなスタートの季節

2017年 04月5日 - 日常

私たち日本人には、4月は本格的に春が訪れ、いろいろなことが新たに始まる月というイメージが強いと感じませんか。
それは4月に入学式・入社式が行われるからということも大きく影響していると思います。
桜が咲く道を大きめのランドセルを背負った新小学生がお父さん・お母さんに手を引かれて入学式に向かう姿をみると、「ああ4月だな、新たなスタートの季節なんだ」と多くの日本人が感じると思います。

しかし、最近では大学の秋季入学が始まりました。
東京大学が秋季入学を始めたことは大きく報道されたのでご存知の人も多いと思います。
東京大学の他にも、早稲田・慶応義塾・上智大学といった大学も秋季入学ができるようになっています。
もっとも全学部ではなく国際教養学部などの限られた学部だけですが。
秋季入学に踏み切ったのは、9月入学の多い欧米などの大学に合わせて、優秀な留学生を受け入れることを始めとして海外の大学との研究・教育の連携を取りやすくするといったことが大きな理由みたいですね。
しかし高校卒業から、あるいは就職まで間隔が空くことなどの問題点も指摘されています。
日本で大学が全面的に秋季入学になった場合、小・中・高の学校はどうなるんでしょうか。
何十年かたったら、入学式は秋というイメージが日本にも定着しているかも知れません。
大学の合格電報も「サクラサク」ではなく「コスモスサク」とか「ヒマワリサク」になるのかな。
ちょっと味気ないですよね。
入学式は陽光うららかな4月に、桜咲くなかでみんなで記念撮影したいと思うのは私だけでしょうか。
明日は、市内の小学校でも入学式を迎えます。

則本ナイスピッチング。  法華坊主 joe

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