雨が降る時季なのに

2017年 06月1日 - 日常

今日から6月、「水無月(みなづき)」とも言います。
雨がたくさん降る時季なのに「水の無い月」って変なのって思われますよね。
「水無月」の〈無〉は「の」にあたる連体助詞ですので、「水無月」は〈水の月〉ということになります。
田植えが済み、田に水を張る必要があることから、〈水の月〉⇒「水無月」と呼ばれるようになったようです。

そして今日1日は、「衣替え」です。
衣替えの習慣は宮中の行事で、旧暦の4月1日と10月1日に行われていました。
それが江戸時代になると複雑になり、4月1日~5月4日と9月1日~9月8日までは袷(あわせ・裏地つきの着物)を、5月5日~8月末までは帷子(かたびら・裏地無しの単仕立ての着物)を、9月1日~3月末までは綿入れ(表布と裏布の間に綿の入ったもの)を着用することを定められていて、年に4回も衣替えがありました。
衣替えが6月1日と10月1日になったのは明治以降で、学校や官公庁・銀行など制服を着用するところでは現在もほとんどが、この日に行われています。
最近は、早い真夏日の到来とクールビズの影響もあって、高校生などは1週間くらい早めて衣替えを行っているようです。
梅雨の季節、雨ニモ負ケズ今月も頑張りましょう。

楽天・則本、7試合連続2桁奪三振スゴい。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です