梅の実が、黄色く色づく

2017年 06月11日 - 日常

今日(11日)は「入梅(にゅうばい)」で、暦の上での梅雨入りです。
昔は芒種の後の最初の壬(みずのえ)の日とされていました。
それは、陰陽五行説で「壬は水の気の強い性格」とされており、水と縁がある日ということで、入梅の時期の目安に選ばれました。
芒種から数えて6日目頃で、梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。
実際の梅雨入りとは異なり、この日から約30日間が梅雨の期間になります。

農家にとっては、田植えの日を決めるうえでも、梅雨の時期を知ることは重要でした。
昔は、今のように気象情報が発達していないため、江戸時代、目安として暦の上で入梅を設けたのだと考えられ、雑節のひとつとなりました。
とは言っても、先日駆け足で関東地方まで今年の「梅雨入り」が発表されましたが、チョッと勇み足?の感がぬぐえず、現代においても梅雨入れの発表は難しいのですかね。
「入梅」に対し、梅雨明けすることを「出梅」と言うそうですが、知ってましたか。

東名バス事故、なぜ中央分離帯を。  法華坊主 joe

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