罪や穢れを落とし、息災を願う

2017年 06月30日 - 日常

今日で6月も終わりです。
と言うことは、今年も約半分が終わってしまったということですね。
この半年の間に身内に積もった罪や穢(けが)れを落とし、後の半年の息災を願う行事が「夏越の祓(なごしのはらえ)」です。
「大祓(おおはらえ)」ともいい、年に2回、6月末と12月末に行われる神事ですが、民間信仰として広く親しまれてきました。
厄除けの茅の輪(ちのわ=チガヤという草で編んだ輪)をくぐり、人形(ひとかた)に穢れを移して川に流し、災厄をはらいます。
神社の境内には、人の背よりも大きな茅の輪がおかれ、左回り、右回り、左回りで8の字を描くようにこれを3度くぐります。

人形(ひとかた)とは、人の形を模した紙の形代(かたしろ)で、人形に自分の名前や年齢などを書き、それで体を撫でて人形に罪や穢れを移し、身代わりとして神社に納めます。
人形を川に流したり、篝火を焚いたり、水や火を使う神事で清め、厄を落とすのです。
我が家の近くの稲荷神社では、来月末に「夏越祭」が行われます。

ひふみん、笑顔で引退。  法華坊主 joe

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