赤い色は、魔除けの色

2017年 09月5日 - 日常

一昨日から今日まで、秋の爽やかな3日間でした。
明日からはまた雨模様の予報ですので、お天道様との貴重な時間を共有しました。

前回に引き続き、還暦についてお話しします。
「還暦祝いには赤いチャンチャンコを着る」という話を聞いたことはないでしょうか。
地域によってチャンチャンコが頭巾(ずきん)になったりしますが、「赤いものを身につける」という風習は多くの地域に残されています。
伝統的な還暦祝いでは、暦が一巡したことで「もう一度生まれたときに戻る」と仮想したお祝い事が行われます。
古来、日本では赤い色は「魔除けの色」と考えられ、赤ちゃんの産着(うぶぎ)には赤色が使われていました。
そのため、還暦になったときもう一度赤いものを身につけるという風習になったわけです。
今日では60歳というと、長生きどころか高齢者の部類にも入らないでしょう。
定年もまだ先の、働き盛りの年齢です。
とはいえ60歳という年齢は若い頃からの生活習慣を見直したり、老後のことを具体的に考え始めたりといった「節目」には違いありません。
たしかに法華坊主も気持ちは若いつもりでおりますが、身体はそれなりにガタがきているのを実感する今日この頃です。

遅くなりましたが、眞子宮様おめでとう。  法華坊主 joe

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