千歳飴は、親が子供に長寿の願い

2017年 11月15日 - 日常

今日は「七五三」。
七五三といったら「千歳飴(ちとせあめ)」というくらいに、七五三には千歳飴は欠かせません。
子どもたちの千歳飴の袋を手に持った着物姿は、ほのぼのとして絵になりますね。
そもそもこの千歳飴ですが、子供を喜ばせることが目的というわけではなかったようです。
では、千歳飴はいつから七五三に用いられるようになったのでしょうか。
千歳飴の由来には二つの説があり、
1)江戸時代の元禄の頃、浅草の飴売りの男が、紅白の棒状の飴を、「千年飴」「寿命糖」と言う名前で売り歩いたのが始まりだという説。
2)大阪の商人が江戸に出て、「長い長い千歳飴を食べると千年もの長寿になる」というキャッチコピーで千歳飴を売り始めたという説。

千歳飴は、「親が子供に長寿の願い」をかけています。
ですから、粘り強く細く長い形状で、縁起の良い紅白の飴となっているそうです。
そして、めでたいとされる「鶴や亀」「松竹梅」などの絵柄の袋に入れられ、長寿と健康を願う縁起物となったというわけです。
立正院は、法華坊主の亡母が生粋の江戸っ子で、百貨店は三越または高島屋、羊羹は虎屋、飴は榮太郎と言って老舗にこだわっていましたので、今でも落ち着いた柄の袋に入った榮太郎の千歳飴です。

ボジョレ・ヌーボーまもなく解禁。  法華坊主 joe  

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