これからやってくる厳しい寒さを前に

2017年 11月22日 - 日常

今日は二十四節気のひとつ「小雪(しょうせつ)」で、木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、「雪」の字が入ってはいますが、実際には北国を除いてまだ雪が降る時季ではありません。
季節の移り変わりをせっかちに先取りして、早めに気配を感じ取るのが暦(こよみ)の得意技といえましょう。
もっと大胆に先取りしているともいえるのが、「小春日和」という言葉です。
「小春日和」は春ではなく、晩秋から初冬(まさに今頃)の穏やかな暖かい晴れの日のことです。
これからやってくる厳しい寒さを前に、その先の春に思いを馳せて小さな幸せや未来への希望を感じることのできる季節の言葉です。

とは言っても、今朝も今シーズン最高の冷え込みと報道されています。
これから日を追うごとに、毎日「今季一番」「今季一番」と繰り返され、冬本番となるのです。
ちなみに気象庁の予報用語における「小雪(こゆき)」とは、数時間降り続いても、1時間あたりの降水量が1mmに満たない雪のことを言うそうです。

天皇退位、2019-4月末日案浮上。  法華坊主 joe

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