悲しくてやりきれない

2017年 12月4日 - 日常

はしだのりひこさんが、72歳で亡くなったことを報道で知りました。
死因はパーキンソン病の合併症による白血病だそうです。
彼は、きたやまおさむさんや加藤和彦さんが1965年に結成し、「帰って来たヨッパライ」などをヒットさせた「ザ・フォーク・クルセダーズ」に参加し、「関西フォーク」ブームの先駆けとなりました。
解散後、別のグループで活動し、ヒット曲に「風」「花嫁」などがあります。
10年ほど前からパーキンソン病を患い、闘病生活を続けていましたが、今年4月に京都市内で開かれた、きたやまさんらのコンサートに車椅子で出演していたそうです。
お若い人たちには、昨年の長編アニメ『この世界の片隅に』のオープニング・テーマに使われた「悲しくてやりきれない」が映画ともども話題になったことで、この曲をご存知の方も多くおられるでしょう。
コトリンゴがカバーし、彼女のふんわりと宙に浮くような歌声が印象に残るバージョンだったと憶えています。

私の周りにもパーキンソン病を患っているご婦人が居られます。
お訪ねすると気丈に振る舞ってくれますが、なかなか生活はたいへんのようです。
パーキンソン病は、脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気で、現在、日本には約15万人の患者さんがいるといわれています。
高齢者に多くみられる病気ですが、若い人でも発症することがあります。
12月に入って日増しにお寒くなりました。
風邪などひかぬよう体調管理に気をつけましょう。

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