清浄な気持ちで新年を

2017年 12月12日 - 日常

10日から、今年最後の震災被災地へ供養と祈願の行脚へ出かけてきました。
今朝、泊まっていた宿の窓からは一面に広がる銀世界を見ることができました。

さて、12月も中旬を迎えました。
「師走」、こう聞いただけで、なんとなく慌ただしさを感じます。
12月は一年の終わりです。
でも、大晦日の31日が明ければ1月1日=元旦です。
また新しい年がやってきます。
そう慌てることもないでしょう。
ましてや目先の欲だけに心を奪われて、右往左往しているばかりでは、「ただただ一生を空しく過ごして、万年もの間、悔いを残すことにもなりますよ」(冨木殿御書)と、日蓮聖人は説かれています。
十二支の終わりは「亥(いのしし)」です。
でも振り出しに戻れば「子(ねずみ)」。
この「子」の字には、種子という意味があるそうです。
ならば、久遠の昔から心に宿されているという、佛種を育ててみようと心がけてみることも一策と思いませんか。
まずは大晦日に除夜の鐘で百八つの煩悩を払い、御本尊様に合掌し、清浄な気持ちで新年を迎えたいものです。

ジェンキンスさん死亡、77才。  法華坊主

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