今年一年の厄を断ち切る

2017年 12月27日 - 日常

カウントダウンの中、寒さに追い立てられるように年末が迫ってくるように感じられます。
やらなければならないことが詰まっていますが、何から手をつけたら順序良く運ぶのか、戸惑ったりしていませんか。
そんな中、近くのおじさんが素人手打ちソバを持ってきてくれました。
年越し蕎麦には少し早いけど喜んでご馳走さまになりました。

年越しそばは、大晦日に縁起を担いで食べられていますが、歳末を表す日本の風物詩ともなっています。
江戸時代に定着したとされる風習で、現在でも半数以上の日本人が食しているといわれています。
食文化としても、深く定着しているのでしょう。
今では、大晦日の日の適当な食事として摂られることもも多いようですが、年を越しながら食べる蕎麦には意味があったようです。
「今年一年の厄を断ち切る」には、年越しの時間に食べる必要があります。
昔から体に良いとされた蕎麦は、内臓の溜まった毒を取り払うと信じられていて、新年を健康で迎えられるよう「大晦日」に食べたとも言われています。
タイミング的には、大晦日の除夜の鐘を聞きながらと言うことになりそうですね。
12月は新蕎麦の出回る時期でもありますし、美味しい蕎麦が食べられますから、ざるやもりなど蕎麦の味わいを楽しみながら、「年越し蕎麦」をぜひどうぞ。
ただし「新年をまたいでは厄を断ち切る意味で縁起が悪い」という説もあります。
また「年越し蕎麦を残すと金運に恵まれない」とも言いますから、蕎麦の量や食べ方には加減が必要かもしれませんね。

かしまの一本松、さよなら。  法華坊主 joe

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