松を依白として降りてくる年神様

2017年 12月29日 - 日常

明治26年に発表された唱歌「一月一日」の歌詞をご存知ですか?
「年の始めの 例(ためし)とて 終(おわり)なき世の めでたさを 松竹(まつたけ)たてて 門ごとに 祝(いお)う今日こそ 楽しけれ」です。

門松とは、お正月を迎えるにあたって門や玄関にかざる松のことを言います。
正月にはこの松を依白(よりしろ)として「年神」が降りてくるといわれています。
つまり「年神」様が最初に降りてくる目印になるのです。
門松用の松は本来、家ごとに近くの山に採りに行ったそうです。
その行事を「松迎え」といい、本来は12月13日(事始め)に行いました。
昔は椿や栗などが使われていたそうですが、平安時代ごろからおめでたい木とされた松とそのあとに竹が添えられてめでたいものになり竹と松が飾られるようになりました。
門松は、12月13日から28日の間か、30日に飾りますが、29日は「苦」に通じる、31日は「一夜飾り」といって不吉を嫌いその日には飾らないことになっています。
今日、飾り逃したご家庭は明日しかありませんからご注意を!

角界の暴力体質、根深く。  法華坊主 joe

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