日常

師走の候

2017年 12月3日 - 日常

師走とは、僧侶・先生・師匠も走るほど忙しいという意味です。
一番有力な説は、挨拶まわりなどで師(僧)も走りまわるほど忙しい、という説です。
僧とはお坊さんのことを指します。
昔から日本では年末になるとお坊さんに自宅まで来てもらい、お経を唱えてもらうという風習がありました。
そのため、年末になるとお坊さんが西へ東へと走り回るほど忙しかったことから師が馳せる=「師走」とよばれるようになったといわれています。
「御師は大晦日に初詣にと忙しい」という言葉があるように、この時期はお坊さんにとって一番忙しい時期なので、この説が生まれたのかもしれないですね。

「師走の候」の読み方は「しわすのこう」と読みます。
師走の候は、時候の挨拶に使う言葉です。
師走の候を使う時期は12月中が一般的です。
12月上旬は「初雪の候」や「初冬の候」、12月下旬ごろになると「歳晩の候」や「歳末の候」という表現であらわすことが多いです。
そのため、「師走の候」は12月の上旬から中旬ごろに挨拶として使う言葉です。
ご存知でしたか?

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師が馳せる月

2017年 12月1日 - 日常

今日から12月。
12月は別名「師走(しわす)」と言います。
ここ数日不在にしていましたが、あっという間に暦も街中も師走の時季となりました。
諸説がありますが、僧がお経をあげるために東西を馳せることから、「師が馳せる月」→「しはせつき」→「しわす」となったといわれています。
「師」は「僧」を指すのが一般的。
「馳せる」は「走る。急いで行く」という意味です。

また御歳暮が届けられてくるのも今の時期です。
嫁いだ娘や分家のものが、お正月用のお供えものを本家に届けたのがお歳暮の起源。
昔はお正月にも先祖の霊が帰ってくると考えられていたのです。
そのため、すす払いをして神様を迎える準備ができた12月13日からお歳暮を贈るとされていました。
今は12月1日をを待つかのように、一斉に届けられてきます。

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初冬の暖かな日和

2017年 11月27日 - 日常

今日は、旧暦10月10日です。
晩秋から初冬にかけて現れる暖かな日和を「小春日和(こはるびより)」といいます。
「小春」とは、旧暦10月の別名で新暦の11月から12月初め頃にあたり、小春日和の季節は春ではなく、秋~初冬となります。
若い人には馴染みのない言葉のせいか、小春日和という言葉の意味を間違って認識している方が多いようです。
「春って入っているし、春先の天気を指すんじゃないの?」
いえいえ、小春日和は今の時季(11月から12月初め頃)に使われる言葉なんです。

秋から冬に移行するこの時季は、まるで春のように穏やかな陽気が続くことからこう呼ばれるようになったんだとか。
春は春でも小春日和という言葉は、晩秋から冬にかけて使われるものだと覚えておいてください。
今日から3日間は、この小春日和の真っ只中にあって、最高気温も上昇し過ごしやすくなることでしょう。
早めの大掃除を開始したり、あるいは都会の雑踏の中に紅葉の癒やしを見つけては如何ですか。

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冬の風物詩、白鳥飛来

2017年 11月26日 - 日常

立正院から東へ3000メートルくらい行った旧安達町と福島市との境の米沢地区を流れる水原川の川縁には、冬の風物詩ともなった白鳥飛来地があります。
今年も白鳥がやってきました。

白鵬優勝、バンザイ、やりすぎじゃない!  法華坊主 joe

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あたたかな光が、心を癒す

2017年 11月24日 - 日常

クリスマスまであと1ヶ月、街がキラキラと輝く季節がやってきました。
年末から新年に向けて各地でライトアップやイルミネーション、プロジェクションマッピングが行われます。
日本にイルミネーションが登場したのは明治時代。
大阪や東京の内国勧業博覧会の会場が、たくさんのイルミネーションで飾られました。
また、舶来品を扱う『明治屋』が銀座に進出し、12月15日から毎晩イルミネーションを点灯したことが人々の話題となり、年々派手になっていく装飾にたくさんの人が押し寄せたそうです。
昔は、イルミネーションといえばクリスマスシーズンに行われるイメージでしたが、近年ではLEDの普及により、様々な場所で一年中楽しめるようになってきました。
とはいえ、街中が一番煌めくのはやはり寒い冬ですので、あたたかな光りが私たちの心を癒し、安心感をも与えてくれます。
また、近年注目を集めているのが「プロジェクションマッピング」。
プロジェクタを使って、建物や空間に映像を投影する技術のことです。
映像の動きや変化、さらには音楽も融合することで圧倒的な迫力となります。

写真は、福島市のパセオ通りのイルミネーション。
今後もどんな最新技術が出てくるのか楽しみですね。

日ハム・清宮、背番号21に決定。  法華坊主 joe

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勤労を尊び、生産を祝い

2017年 11月23日 - 日常

今日(23日)は「勤労感謝の日」です。
明治6年に、農作物の収穫を祝うために祝日が設けられたのが「勤労感謝の日」の起こりです。
1948年(昭和23年)に「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として制定され、農作物に限らずすべての生産を祝い勤労をねぎらう祝日になりました。

勤労感謝の起こりは、旧暦11月の第2卯の日(新暦12月中旬ごろ)に行われていた「新嘗祭(にいなめさい)」です。
「新嘗祭」は、新穀を神様に捧げ、その年の収穫に感謝する儀式です。
昔は、穀物を献納し、神様に新米を供えて初めて、人も新米を食べることができたのです。
今でも、皇室では、宮中祭祀の中の最も重要なものとされており、天皇陛下が、神嘉殿(しんかでん)において新穀を皇祖はじめ神々に供え、神恩を感謝された後、陛下自らも召し上がる儀式が執り行われています。
皇室ばかりでなく、日本人は祭事を通して神様の恵みに感謝をささげてきました。
おいしいごはんがいただけることを神様に感謝するのと同様に、ごはんが食卓に並ぶまでの多くの人の勤労にも感謝して味わいたいものです。

一夜明け、白鵬「今後気をつけます」  法華坊主 joe

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これからやってくる厳しい寒さを前に

2017年 11月22日 - 日常

今日は二十四節気のひとつ「小雪(しょうせつ)」で、木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、「雪」の字が入ってはいますが、実際には北国を除いてまだ雪が降る時季ではありません。
季節の移り変わりをせっかちに先取りして、早めに気配を感じ取るのが暦(こよみ)の得意技といえましょう。
もっと大胆に先取りしているともいえるのが、「小春日和」という言葉です。
「小春日和」は春ではなく、晩秋から初冬(まさに今頃)の穏やかな暖かい晴れの日のことです。
これからやってくる厳しい寒さを前に、その先の春に思いを馳せて小さな幸せや未来への希望を感じることのできる季節の言葉です。

とは言っても、今朝も今シーズン最高の冷え込みと報道されています。
これから日を追うごとに、毎日「今季一番」「今季一番」と繰り返され、冬本番となるのです。
ちなみに気象庁の予報用語における「小雪(こゆき)」とは、数時間降り続いても、1時間あたりの降水量が1mmに満たない雪のことを言うそうです。

天皇退位、2019-4月末日案浮上。  法華坊主 joe

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カメムシが大量発生=大雪 ?

2017年 11月21日 - 日常

今年は「カメムシ」が多かったと思いませんか。
福島ではカメムシのことを、「ヘクサムシ」または「ヘクソムシ」と呼びます。
カメムシって、ちょと触ると匂いがすごいからやっかいな虫です。
秋になると、けっこうカメムシが大量発生する年とかがあって、これが大雪の前兆?とか言われています。

カメムシの大量発生と大雪の関係性について考えていきます。
カメムシには、越冬する種類もいます。
その習性からなのか、冬が近づくと一か所に固まってしまう場合があるそうです。
大雪の年は、寒さなどの原因によって、カメムシが一か所に固まる現象が多く見られるのかもしれません。
しかし、基本的には、カメムシの大量発生は、年によって違います。
たまたま大雪の年にカメムシが大量発生した可能性が高いのだそうです。
大雪とカメムシの大量発生には、根拠がなさそう。
カメムシが大量発生する年に、たまたま大雪の年が重なった可能性が高いと考えられます。
今日も寒い一日でしたが、ガマンいたしますので、せめて今シーズンは大雪にならないことを願っています。

トランプ、北朝鮮をテロ支援国家に再指定。  法華坊主 joe

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レモンをかけるときのマナー

2017年 11月20日 - 日常

今年も忘年会がスタートしました。
そこで気になるのが、この時季になると「からあげにレモンかける? かけるVSかけない」という話題。
法華坊主は、その宴の雰囲気を乱さないならどちらでもOKです。
それより料理に添えられたレモンには、料理をより一層おいしくするための工夫がほどこされていることに興味があります。

添え物のレモンには様々な切り方がありますが、何となくカットされて置かれているわけではなく、料理人からのメッセージが込められています。
〇 たっぷりと果汁をかける「半切り」
〇 果汁をかけてお召し上がる「くし切り」
〇 レモンの風味をそえていただく「輪切り」
〇 美しさと風味をお楽しむ「飾り切り」
プロであれ素人であれ、料理をする人は、その料理をいかに美味しく、いかに心地よく食べていただくかを考えながら、仕上げにレモンを添えているのです。
またレモンをかけるときのマナーですが、個別の料理は自分の好みで構いませんが、複数でいただく料理のときは、他の人にも配慮しましょう。
人数分のレモンがついている場合は、取り分ける際にレモンも添えて・・・。
それ以外の場合には、かける前に必ず声をかけると、トラブル防止になることでしょう。

来春の朝ドラ、広瀬すずがヒロイン。  法華坊主 joe

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今季いちばんの冷え込み

2017年 11月19日 - 日常

二の酉を済ませて、新幹線で帰宅しました。
東京は風は冷たいものの晴天でしたが、郡山駅を降りたら北風はいっそう冷たく、在来線に乗り換え本宮駅を過ぎる頃には雪が舞っています。
寺も周りもどんよりとした雲が張りつめ、降雪の予感と思っているうちに雪が降ってきました。
今夜も寒さが続きそうです。

今日は福島市長選挙の投開票がありました。
4年前には震災以降の復興進捗状況を是非を問うて、環境省出身の官僚が現職の市長を破り当選しました。
そして今回、間もなく日付が変わる11時半過ぎに選管が最終結果を発表し、これまた復興庁出身の官僚が現職らを破り初当選しました。
4年ごとにころころ変わる首長で、県都福島の市政はいかがなものかと心配してしまいますし、投票率47.92%にも疑問を感じます。

稲葉ジャパン、初陣飾る。  法華坊主 joe

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