日常

肥満・君・鼻毛

2017年 02月13日 - 日常

10日から昨日12日までの3日間、今年の六三除け星祭り祈祷会を奉修いたしましたところ、多くの檀信徒の皆さまにご参詣たまわりまことにありがとうございました。
あらためて御尊家の家内安全、息災延命、七難即滅、七福即生、家運隆昌、子孫長久をお祈り申し上げます。
またご家族の皆さまには、無病息災、身体健全、健康増進、知恵明了、善星皆来、悪星退散、開運招福・諸願成就をご祈念いたします。
どうぞ皆さま、今年一年、事故なく、ケガなく、病いに負けることなく、元気で、丈夫で、健康でお過ごし下さいますよう重ねてお祈り申し上げます。
一年無事にお過ごしになられましたら、今回授与いたしました御札・御守等をお納めに、来春またお出かけ下さい。

祈祷会では、参詣いただいた皆さまお一人お一人のお名前をお読みいたしますが、今日2月13日は、誰もが持っている『名字の日(苗字制定記念日)』だそうです。
様々な種類がある苗字ですが、中には一風変わった苗字も多数存在するそうです。
『肥満 (ひまん)』、『君(きみ)』、『鼻毛(はなげ)』などなど・・・本当に存在するユニークな苗字ですが、昨今は名字ばかりでなくキラキラネームが大流行で、仮名がふっていないと、お名前読み上げの時に往生いたしました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

彷徨っているチョコ

2017年 02月9日 - 日常

今日、早めのバレンタイン・チョコ第一便が届きました。
チョコ屋の仕業か、物流業者繁忙のためか、ちょっと早くない?と感じながら、大好物のチョコですから喜んで頂戴いたします。

お送りいただいた某ご婦人さま、ありがとうございました。
そこで穿った心を持つ法華坊主のツイート。
このご婦人も、洋菓子屋かデパートの商戦に屈して購入してしまったのだろうか、と・・・。
でもこのご婦人は年長でありますから、盆や正月、先祖から受け継いだ季節の行事を変えることなくきちっと実践していますので、そんなことはないはずです。
今時の若者たちよ、流行遅れの中年どもよ、クリスマス・バレンタイン・ハロウィンなどのオーべー(欧米)行事に振り回されることなく、日本古来の伝統行事を、ご先祖様が、あるいは父や母が執り行ってきたように実行しなくてはいけません。
自分勝手に、簡略・省略あるいは廃止などしてはいけないのです。
今年の年間行事は、心を込めてお勤めしてみませんか。

でも、どうしても差し上げたいチョコ、行き先がないチョコなどがありましたら、法華坊主が喜んで頂戴いたします。
彷徨っているチョコを救ってあげるのも、慈悲の心です(笑)。
お待ちしています。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

礼節を持って

2017年 02月6日 - 日常

今日2月6日は、「ブログの日」だそうです。
「ブ(2)ログ(6)」の語呂合せで、インターネットにおける記録サービス、ブログの普及を目指して、サイバーエージェントが制定したようです。
法華坊主もブログで拙い文章書いていますから、ちょっとアピールしてみました。
また、永禄7年(1564年)2月6日は、竹中半兵衛重治が、主君・斉藤龍興の稲葉山城を乗っ取った日でもあります。
竹中半兵衛といえば天才軍師として有名です。
その彼が世に名前を響かせたのが、この日この事件です。
経緯は、半兵衛が稲葉山城帰りのこと、文学系のなよっとした半兵衛を、龍興の家臣たちがバカにして小便をかけました。
怒った半兵衛は、稲葉山城で仕える弟を仮病で寝込ませ、見舞いといって家臣16人と共に乗り込みます。
その後、自分を怒らせた龍興の家臣たちをバッタバッタと切り捨て、稲葉山城を乗っ取ります。
この出来事は、「人は見かけによらぬもの」という教訓です。
私たちの周りにも、たまに見かけによらずスゴイ仕事ができる人がいたりするものです。
そんな人がいるから「誰にでも礼節を持って接しよう」と日頃より心がけねばいけませんね。

余談ですが、今日は我が家にとってはもっと大切な日です(笑)。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

春の始まり

2017年 02月4日 - 日常

今日は立春(りっしゅん)。
二十四節気(にじゅうしせっき)のはじめの節です。
暦の上ではこの日が春の始まりで、立春から立夏の前日までを春といいます。
旧暦では、立春から新しい年がスタートし、正月は立春とほぼ重なっていました。
今でも正月に「新春」「迎春」などの表現を使うのは、そのなごりです。
立春の前日の「節分」は冬と春の節目であり、大晦日のようなものです。
立春を基準にさまざまな決まり事や節目があり、立春から数えて88日目を「八十八夜」といって茶摘みをする目安にしたり、210日目を「二百十日」、220日目を「二百二十日」といって、台風などを警戒する日にしていました。

禅宗のお寺から来ている慣習なのだそうですが、新しい一年を迎える立春にはその一年がいい年であるようにと願いを込めて「立春大吉」と言う言葉を掲げるのです。
この四文字の真ん中に線を入れてみると、左右対称だという事がわかります。
表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。
こんな話があります。
その昔、「立春大吉」と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。
ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見え(鬼から見て裏側から見ている)「まだ入ってなかったのだ」と思い、逆戻りして出て行ってしまった、というものです。
これにより、「立春大吉」のお札を貼っていると厄除けになると言われているのです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

誤読?

2017年 02月2日 - 日常

安倍晋三首相が先月24日の参議院代表質問で、民進党の蓮舫代表の質問に対し、「訂正でんでんというご指摘はまったく 当たりません」と答えたことが、インターネット上で話題となっています。
「でんでん」ってわかりますか。
ネット上では「首相が云云(うんぬん)を伝伝(でんでん)と誤読?」したと責めています。
ネットでは「訂正でんでん」などの書き込みが相次ぎました。
官邸幹部は「『云々』と『伝々』はよく似ている」として誤読だったことを認めたようです。
過去には、「未曾有」を「みぞうゆう」と読んだ麻生副総理もいましたから、大丈夫ですよ。
また安倍首相は、国会答弁を作成している官僚を「ルビ振り忘れ」の罪を問い、 懲戒免職にしたとも言われています。
下僕の性ですかね。
法華坊主も、今後の言葉遣いに気をつけます。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

「普請」なんと読む?

2017年 01月29日 - 日常


今日お参りにきた若夫婦に「普請するなら気をつけてね」って声をかけたら、「◇※△って何ですか」との答えが返ってきました。
さて「普請」はなんと読むでしょうか、そしてその意味は?。
そうです、「ふしん」です。
普請(ふしん)とは、辞書によると「家屋を建てたり修理したりすること。建築。また、土木工事。」と記されています。
普請は、元来は仏教用語です。
とくに禅宗で用いられた語で、あまねく人々に請い、共に力を合わせて労役に従事し、事をなすことをいいます。
曝書・除煤・摘茶・掃除や堂塔の造営など幅広い労役に用いられましたが、そこから転じて、室町時代には一般に土木工事のことをいうようになりました。 
ほぉ~!!
法華坊主も歳をとったのか、将又、今の若者の言葉知らずか、何となく心も底冷えする日でありました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

季節は旧暦

2017年 01月28日 - 日常

今日は旧正月のお朔日です。
中国の北京では大みそかにあたる27日夜から新年を祝う爆竹や花火が鳴り響いた、と報道されています。

旧正月とは、旧暦の正月のことを指します。
現在、日本が暦として採用しているのは「太陽暦(グレゴリオ暦)」と呼ばれるものですが、以前は太陽太陰暦を使用しており、これがいわゆる旧暦と呼ばれるものです。
日本も、元々はこの旧暦に基づいて正月を祝っていたのですが、明治6年に改暦されてからは1月1日を正月としたため、旧正月をお祝いする地域は一部を除いて少なくなっていきました。
この時期は、中国の旧正月にあたることから大型連休があるため、日本に旅行に来る中国人が増えています。
年々、中国から日本へやってくる旅行者の数は増加し続けており、特に毎年旧正月のころにかけて、多額のお金を落としていく中国人の様子を「爆買い」と言って、ニュースでも大きく取り上げられていました。
「昔人が『旧正月の方が寒くて雪が多い』と言っていた」と聞いたことがありますから、厳寒も降雪もまだまだ油断できませんね。
法華坊主も、季節は旧暦が似合っているような気がいたします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

きせのん、優勝おめでとう

2017年 01月22日 - 日常

大相撲初場所千秋楽は、結びの一番で横綱白鵬を破って14勝1敗の好成績とし、既に初優勝を決めていた大関稀勢の里が、場所後の横綱昇進を確実にしました。
おめでとう!
日本出身力士としては、1998年夏場所後の横綱3代目若乃花以来19年ぶりの昇進で、2003年初場所中に引退した貴乃花以来の横綱が土俵に戻ります。
春場所が楽しみですね。

ところで懸賞金を手にした稀勢の里を観て、ふと思ったことがあります。
皆さんは「かきいれどき」っていう言葉をご存知ですよね。
その意味は、「商売上、売上が高く繁盛する時」ということで、師走の時季など「お寺さんは今がかきいれどきですか」なんて言われやことがあります。。
ところで、「かきいれどき」を漢字でどう書くかご存知ですか。
客から金や儲けを掻き入れることから「掻き入れ時」と当ててしまう人が多いと思います。
気持ちも分からないでもないですが、これは誤りです。
取引に応じ数字や金額を帳簿に書き入れる機会が増えることから「書き入れ時」が正解です。
「かきいれ」を変換すると、「書き入れ」も「掻き入れ」も候補として出てきますが、「かきいれどき」を変換すれば、「掻き入れ時」とは大概出てきませんね。
知ってました?

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

犠牲者を悼む

2017年 01月18日 - 日常


6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から昨日17日で22年となり、神戸市など大きな被害を受けた地域では、遺族などが地震が起きた午前5時46分に黙とうし、犠牲者を悼みました。
22年という数字は、仏教では犠牲者の第23回忌にあたります。
あらためて犠牲者の追福作善の供養をお祈り申し上げます。
そして今年3月11日は、東日本大震災からまる6年。
同じように犠牲者は、第7回忌を迎えます。
法華宗主催の慰霊法要と復興祈願が、私どもの立正院本堂で、管長・小西日遶猊下御親修のもと奉修されます。
田舎の狭小なお寺ですが、是非お詣りください。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

「炬燵」なんと読む?

2017年 01月17日 - 日常

連日、寒い日が続いており、15日に降った雪がなかなか溶けません。
さて「炬燵」、これを何と読みますか?
そうです、「こたつ」です。
日本文化いろは辞典によると、「炬燵は、室内全体用の暖房器具が発達し普及した現在でも、それらと併用される形で、1人暮らしの人から5~6人の家族まで幅広く使われています。それには、炬燵の電気代がエアコンや床暖房よりも安く収まることや、直接的な温もりの心地よさというものが要因として挙げられるでしょう。」と記載されています。
ところで、皆さんのお宅には「こたつ」がありますか?

引越業者のランキングを見てみると、こたつ保有率の全国1位は約42%の福島県だそうです。
保有率の全国平均は24.27%だったので、それを大きく上回る結果となりました。
家族だけで見ると、およそ2世帯のうち1世帯が保有している計算になりますね。
ちなみに、電気こたつの発祥地は富山県と言われているようです。
ランキングによると、極寒の地・北海道が下から2番目の46位という結果には驚きました。
北海道の住宅は気候上、気密性や断熱性に優れた構造になっているところが多く、こたつの必要なしというのが、理由のようです。
そして最下位は、南国・沖縄県です。
福島県は、「冬寒く、夏暑い」といった住みにくいところなのでしょうか。
もちろん我が家でも、こたつを愛用しています。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント(1)