日常

桜の潔さ?

2013年 04月9日 - 日常

今日の福島市の最高気温は21.7℃、5月上旬の気温です。
この暖かさを待っていたかのように、サクラ花が一気に咲き始めました。
拙寺境内のシダレ桜も一輪ですが、濃いピンク色の花が咲き始めました。

近くの公園のシダレ桜も開花しました。

私もそんな一人ですが、平素は花になどまったく興味を示さない人でもこのの季節になると桜の話で盛り上がります。桜に対する日本人の思いは不思議なものです。
古来より日本人は桜を好んでいて、満開になるや否やさっと散ってしまう桜は、「潔さ」の象徴であり、日本人はこの「潔さ」を美徳とする説。
あるいは、春になると毎年咲いて一週間ほどで儚なく散っていく桜が、日本人の滅びの文化にマッチしているからという説。
可憐な花の淡い色合いが、侘び寂びを重んじる日本人の琴線に触れるからという説。
などなど色々な説明がされますが、どれも納得してしまいます。

開花を迎えた福島は、明日から花冷えとなるようですから、少しゆっくり落ち着いて眺めることができるかもしれません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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原発事故に春の嵐、フクシマは今

2013年 04月8日 - 日常

春の嵐の強風で、隣の二本松市では最大瞬間風速21㍍を超え、停電になりました。近くの住宅では屋根が吹き飛ばされたり、道路に倒木があったりと、自然の驚異をまたまた見せつけられた模様です。人間の力の無さも露呈しました。

東電福島第一原発の地下貯水槽から、高濃度の放射性物質で汚染された水が漏れ出していることがわかりました。ポリエチレン製遮水シートの継ぎ目から漏出したと見られる汚染水の量について東電は120トンにのぼると見ており、その一部が3層構造の遮水シートの外側の土壌の中にしみ出ていることもわかりました。東電は4月6日午前の緊急記者会見で汚染の実態について公表。ストロンチウム90などベータ線核種を中心に、7100億ベクレルの放射性物質を含む汚染水が漏出しているとの推計を明らかにしました。原因不明のまま、これからどうなるのでしょう。いつも私が叫び続けている「フクシマは、いまだに大災害真っ只中、被災進行形であることを忘れないで・・・」

天災と人災に心痛めているとき、静岡に居られる親しい先輩から旬のタケノコが今年も送られてきました。このお方は、毎回採りたてをスグに湯掻いて、クール便で送ってくれます。着便後、これまたスグにいただけることは頗るありがたいことです。今日は味噌風味にして早速頂戴いたしました。ごちそうさまでした。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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日本人は、サクラ好き

2013年 04月7日 - 日常

今週の爆弾低気圧は、「外出は控えるように」という注意事項まで付いてその影響を心配いたしました。
おかげさまで当地は、一日中雨が降り続き、雷がゴロゴロと雲の上で唸り声をあげ、時おり立っていられないほどの強い風が吹き荒れていますが被害はなく、今のところ安堵しています。被害に遭われた地方の皆様にはお見舞い申し上げます。明日いっぱい強風が続くと予報されていますから、お互いに気を付けましょう。
でも、爆弾低気圧っていう呼び方、あまり良い名称ではありませんね。横文字の嫌いな私ですが、ハイパー低気圧とか、スーパー低気圧とか言ったほうが、耳に届く聞こえが良いような気がします。

近くの雑木林にある春の木々が、色づいてきました。

ローカル紙にも、昨日から「さくらだより」のコーナーが設けられ、県内の名所の現況が「七分咲き」「五分咲き」「咲き始め」「つぼみ膨らむ」「つぼみ堅い」などの表現で報じています。これから「満開」の文字が増えてくるのでしょう。
西行法師は「願わくば 花のしたにて 春死なん その如月の 望月の頃」と、本居宣長は「桜花 ふかきいろとも見えなくに ちしほにそめる わが心かな」と詠んでいます。古来、桜は何故これほどまでに日本人の心を引き付けてきたのでしょうか。間もなく開花するさくらを観て、答えを出しましょう。

夕方、西の山は幻想的な空模様を醸しだしていました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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さくら咲く

2013年 04月6日 - 日常

昨日4月5日は、毎年恒例の御本山の千部会(せんぶえ)で、静岡県沼津市にある大本山光長寺にお参りしてきました。千部会とは、『法華経』経典を、省略せずに千部読経する法会のことで、「法華千部読経法会」の略です。
末寺の僧侶が本山の大本堂に一堂に会し、ご先祖や先亡の精霊、そして震災犠牲者を供養しました。
沼津はもうすでに桜も散り、葉桜の様子。花曇りで霊峰富士を拝することもできませんでした。ガッカリ。

福島の桜は蕾が紅く膨らんではきてはいますが・・・もう少し。各地では花見真っ盛りの状況が報道されていますが、気になることがあります。安倍総理の「アベノミクス」のおかげでしょうか、近ごろ世間はちょっと浮かれ気味と思いませんか。無論、ニッポンが元気になるのはうれしいですが、「今も苦しんでいる人が大勢いるのに、このまま忘れられていくのかなぁ」。

昨夜は親しい後輩と沼津市内の寿司屋で、駿河湾にあがった鮮魚をいただきながら、「福島沖の魚はいつになったら安心して食べられるのだろう」と思いつつ、杯を交わしてきました。原発事故を風化することなく、風化させることなく・・・。

今日、東京で用事ひとつを済ませ、夕方帰宅しましたら、境内の桜が一輪咲いていました。

この桜は、震災後丸1年の昨年3月に植樹したもので、「復興祈念桜」と命名しています。桜の開花とともに、復旧復興が速やかならんことを願って。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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春の嵐のその後は・・・

2013年 04月4日 - 日常

昨日は春の嵐、低気圧などの影響で強い風が吹き荒れました。
今朝になって、移動性高気圧におおわれたため、気温が上がり、春らしい陽気となりました。
そこで、さほど広くもない境内を散策して、飛ばされた物はないかを確認しながら、春を感じてきました。

毎度のごとく、花鳥風月にはまったく疎い私ですから、花の名前などは知る由もなし。ただただ、草よ、木よ、暖かくなってよかったね。今年も元気に成長して・・・と祈るだけですが、その思いに応えてくれているようです。

見回っていてザンネンなことがありました。例年なら、天ぷらにしようか、和えものにしようか、味噌汁に入れようかなどと考えながら、残さず収穫してしまうフキノトウが誰にも摘まれることなく、大きく伸びて花を開き切った状態で群生しています。一昨年の3.11前には考えられなかったことです。今年も地物は口にすることができません。いつになったら安心していただけるのかも判りません。まだまだ被害は蔓延しているのです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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なんでやねん !! 

2013年 04月3日 - 日常

今日のダルビッシュの活躍じゃないけれど、「完全」って難しいですね。
欠けたところや足りないところがまったくないこと。必要な条件がすべてそろっていること。また、そのさまを「完全」と言うのですが、完全がすべてではないと思います。
かつて「世界一になる理由は何があるのでしょうか。2位じゃだめでしょうか」と叫んだ民主党女性参院議員がいましたが、2番があるから1番があるのです。不完全を経験したから、再度完全に挑戦するのです。

春休み中に帰省してしばらく滞在していた二男が「お父さんはいつも動き回って、働いている」と称賛?してくれました。「お父さんはマグロだから、じっとしていると死んじゃうんだよ」と笑って返答しました。
作家・伊集院静さんが週刊誌のコラムで「仕事というものは本来休みはないものだ。ましてや若い時は仕事を覚えようと思ったら十年、二十年は休みなしでやらなきゃ本物にならないよ。農家や、漁師や、昔からある仕事には休みがないでしょう。」「仕事の根本は、誠実と丁寧である。このふたつを成立させるのは品格と姿勢だ。これを覚えるのに下手をすると何十年、いや一生かかる。だから仕事には揺るぎない尊厳がある。」と書き記していたことを思い出しました。

新入社員になられた皆さん、職場の異動があった皆さん、仕事でお金を得ている皆さん、いずれも揺るぎない尊厳を見出してください。完全を目指して・・・。

ありがとうございました.法華坊主 joe

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師弟の遠近不遠近

2013年 04月2日 - 日常

プロ野球読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄と、巨人やニューヨークヤンキースなどで活躍した松井秀喜に国民栄誉賞が贈られることになった、と報道されました。
ミスターは、ゴジラを我が子のようにかわいがり、ゴジラは、ミスターを父のように慕ったことは誰しもが知っている。まさに「親子鷹」です。
ふたりはともに日本に「夢と希望」を与えたという理由で、師弟の同時受賞となりました。固い絆があらためてクローズアップされた格好です。
いまスポーツ界において、体罰とかパワハラとかが問題になっていますが、二人を見習うべきでしょう。

境内に掲げられた地元のスポ少の子供たちの願いが書き込められた絵馬

私の仕事も、師匠と弟子の関係にあります。
私は父の弟子ですが、私の二人の子供たちは私の弟子ではなく、父(息子たちからみればおじいちゃん)の弟子です。よっていまだに私には弟子はなく、いま私とふたりの息子の関係は、お坊さんの世界で言うと「兄弟弟子」ということになります。
私は、子供たちが出家するときに、自分では師匠には値しないと考え、父にふたりの息子の師匠になっていただくよう懇願しました。
最近の師匠たちは弟子を育てない、イヤ、育てられないように思います。そんな師匠は、弟子をとる資格がありません。
師匠は師匠らしく、弟子は弟子らしく、いつまでも「親子鷹」を演じ続けなければいけないと思います。
私も弟子が取れるよう、もっともっと努力精進することが課せられています。ガンバ・ガンバ・・・。
また私たちの師匠である父にも、年齢とか体力とか気力とかを理由にせず、晩節を汚さぬよう、いつまでも元気でいてください。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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見てみてください。山が笑っていませんか?

2013年 04月1日 - 日常

今日から4月。東京電力福島原発の事故が続く中、入学や就職、転勤など、福島県民は新しい生活をスタートさせました。

とても穏やかな春の日差しが注ぐ朝、西の山を眺めながらこんなこと感じました。
4月1日の朝は、一日の初めであり、月曜日で仕事の週初めであり、今月の初めであり、年度の初めである。
この穏やかさは、嵐の前の静けさなのか?、それとも25年度一年が安穏に過ごせるのか?、半信半疑です。
まぁ穿った見方は控えて、前向きに進んでまいりましょう。

裏の山々も、春の明るい様子を醸しだしています。「山笑う」というそうですが、見事な表現力で感心するというか、思わずうなってしまいます。春になりいっせいに芽吹いた木々が山を覆い、緑の力強さを得たさまが「山笑う」。
ご参考までに秋の山は「山装う」、冬の山を「山眠る」というそうです。夏の山は、なんていうのでしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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年度末雑感

2013年 03月31日 - 日常

明日から4月というのに、今日はいちにち寒い日でした。
福島の最高気温は、最も寒い時期を下回る4.4℃。最低気温は、0.9℃。

昨年の暮れより近くの川に渡ってきていたハクチョウは、間もなく出発する長旅の準備か羽を休めていました。


最盛期に比べればごくごくわずかの数となりましたが、今冬も忘れずに出かけてきてくれたハクチョウに感謝の気持ちでいっぱいです。あなたたちも放射能に汚染されてしまったのかしら・・・。元気に旅立ってください。

境内には、戻り寒さに負けじとスイセンの花が咲き出しました。

福寿草・クロッカスに続き、春の訪れを感じさせていただきました。陽射しの増大とともに一面に咲き誇ることを楽しみにしています。

今日は年度末です。今年もあっという間に1/4を消化してしまいました。
その晦日に合わせるように選抜高校野球福島県代表の聖光学院も負けてしまいました。
そして夕方、2月上旬から長期滞在?していた二男も、未収穫のままいそいそと再上京していきました。
長男は、新環境のもとでのスタートに向けて、すでにウォーミングアップを続けているようです。明日からオープンする彼専用の「ブログ巧於難問答」も時々の覗いてみてください。お願いします。

お互いに明日から心機一転、新年度の好発信できるよう、身も心も健全にしてそれぞれに努力精進いたしましょう。

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春は楽しいことばかり・・・

2013年 03月29日 - 日常

今日、新郎のお父様には前々からお世話になっており、新郎ご本人は一時職場の部下であったご縁でお招きいただき、銀座のど真ん中の会場で行われた披露宴に出席してきました。

今月はおめでたいことが続き、二週間前にも地元で、新郎の父の友人の立場で披露宴にお招きいただきました。50代半ばになると、当人たち本人より両親との縁が深くなることに年を感じますね。

最近の結婚式は媒酌人を必要とせず、若いお二人が嗜好を凝らし、出席者に自分たちをアッピールするのが流行りのようだなと痛感してきました。電子機器を駆使して自分たちのプロフィールを紹介し、お友達たちも動じることなくスピーチや余興を演じ、ロートルの域に入った私などは目をパチクリさせて時間の経過を楽しみました。
でもこれだけは恒例のようで、新婦がご両親に御礼のご挨拶をしたり、両人が花束をお渡したりする光景は相変わらず、これまた涙を誘う良いシーンでした。

そのうち我が家の愚息どもも、こんな場面を迎えるのかと想像すると、う~ん・・・。

新郎新婦、ご両親様、おめでとうございました。

ありがとうございました。  法華坊主 Joe

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