日常

エンデイングノートって、ご存じですか?

2013年 08月24日 - 日常

今日の福島は猛暑が振り返し、最高気温31.5℃。
でも、いっ時から比べるとたいへん涼しくなり、ひと雨ごとに秋が一歩一歩近づいてきます。
夕方、西の空を眺めていたら、明日も晴天まちがい無しの夕焼け雲が真っ赤に燃えています。

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今夏、お盆の棚経に伺ったときのことです。
3年前にご主人を亡くされた未亡人様から「逆修(ぎゃくしゅう)」のリクエストがありました。
逆修とは、生前中に自分の法号(戒名)を受けることです。
見かけませんか? お墓の墓標に一文字赤く染めてあるものを・・・。
最近は、ご自身の亡き後、子供たちに迷惑をかけぬようにと・・・といって生前戒名を受ける人が増えています。
また「エンデイングノート」が流行っています。
今、就活ならぬ“終活”(しゅうかつ)という語が流行語になっています。
つまり「人生の終わりを迎えるための活動」、そのひとつの表れが「エンデイングノート」の人気です。
団塊の世代が支えた高度成長期の熱気は去り、遺族が困らないよう配慮して、葬儀は“親族に迷惑をかけたくない”という傾向もあるのでしょう。
今年のお盆を無事につとめあげた今、エンデイングノートについて考えてみませんか。
解らぬことがあったら、いつでも相談にのりますよ。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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処暑 雑感

2013年 08月23日 - 日常

今日は二十四節気のひとつ「処暑(しょしょ)」で、暑さが終わるという意味があります。
というからではないでしょうが、今日の福島の最高気温は、9月中旬並で昨日より8℃も低い24.8℃。
雨が降ったりやんだりの鬱陶しい一日でした。
暦ではこの日を境に、日中はまだまだ蒸し暑いものの、朝夕の風が心地よく、秋らしさを感じるようになります。
秋の花が咲き、赤とんぼを見かけることも・・・。
この時期は、台風シーズンでもあり、台風襲来の特異日とされます。

昨日、日光市にあるお寺をお訪ねしました。
ご住職が、車で行った私を気遣って「じゃ、飲めないね」といって御地産の銘酒をお土産にいただきました。
日光東照宮御用達・片山酒造(株)の「原酒 柏盛」の生詰。
「酵母が生きています 特冷室(室温5℃)でゆっくりねかせました」のラベルが貼られています。

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お心遣いいただいたご住職と、酒造会社の誘惑にまかせて、今夜のお伴といたしましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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雨の被災地供養 & 牛タン定食

2013年 08月22日 - 日常

一昨日(20日)、仲間とともに月例の被災地供養に出かけました。
今月はお盆月と重なったため、10日遅れての実施となりました。
朝から横殴りの雨が降り続き、降雨の中の被災地供養は初めての経験です。
灯明(ローソク)も、線香も使用不可の状態、袈裟・衣も略装で執り行いました。
でも魂は、いつもと変わりません。イヤ、いつもより気合いが入っていたようです。

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帰りに、初めてお寄りした「萃萃」(すいすい)というお店で、仙台名物の牛タン定食をいただきました。

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他店とは違ってシンプルな味でしたが、美味しく頂戴いたしました。
店内には、オヤジさんオカミさんが芸能人と一緒に撮った写真がズラリと貼られています。
聞くところによると、仙台出身の芸人サンドイッチマンのお二人が一役買っているようで、アットホームな雰囲気のお店でした。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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盂蘭盆施餓鬼法要 Ⅱ

2013年 08月21日 - 日常

前便の続きです。

南下原児童遊び場、福島大学に引き続き、水向供養に向かったのは、阿武隈川での川施餓鬼です。
上蓬莱橋から眼下の阿武隈川を眺めると、水量はいつもの年の半分以下で、今夏の水不足がわかります。
この橋から身を投げる人が絶えない場所ですので、川施餓鬼に併せ自害者の追善供養を懇ろに申し上げました。

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続いての供養は、松川事件殉難碑の前です。
松川事件(まつかわじけん)とは、1949年(昭和24年)8月17日に福島県の日本国有鉄道(国鉄)東北本線・松川駅ー金谷川駅間で起きた列車往来妨害事件のことです。
下山事件、三鷹事件と並び、第二次世界大戦後の「国鉄三大ミステリー事件」の一つといわれており、容疑者が逮捕されたものの、その後の裁判で全員が無罪となり、未解決事件となりました。
この地は、立正院から約6キロ離れた場所にあります。

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最後に訪れた場所は、羽山共同墓地です。
今は「美郷」といってとても静閑な新興住宅街ですが、開発される前までは「羽山」といって民間信仰の聖地でした。
羽山信仰は、東国なかでも奥羽に多くみられる信仰で、別に麓山・葉山・端山などの字が当てられるように、本山(奥山)に対する端山で、祖霊が宿る山とされ、農作神としても信仰されてきたと言われています。
この地を開発するときに携わったご縁で、20年余り供養を続けています。

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ご一緒いただきました皆さんに御礼申し上げます。また来年の施餓鬼法要の後、元気にお参りできるよう精進いたしましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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盂蘭盆 施餓鬼法要 無事終えることができました

2013年 08月19日 - 日常

連日の猛暑、でも夏の陽差しが朝から燦燦と注ぐなか、昨日(18日)に施餓鬼法要を奉修しました。
ご参詣いただきました皆さま、お手伝いのスタッフの皆さま、本当に有り難うございました。

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本堂内では、例年のごとく東京浅草・長國寺の井桁ご住職のユーモアたっぷりの、でも深イイ御法話がありました。
引き続き、当山住職の導師により施餓鬼法要を修行し、先祖代々の霊位、新盆の霊位、有縁無縁の霊位等々の水向供養を申し上げました。
法要後、女性スタッフ手作りの精進昼食のお振る舞いがあり、皆さん笑顔で談笑しながら炎暑を満喫し参会となりました。

法要後、午後2時からこれまた酷暑のなか、町内の慰霊碑の供養と阿武隈川における川施餓鬼を、有志の信徒とともに執り行いました。
まず、お寺近くの児童遊び場には「妙法地蔵」が建立されており、3年に1度例大祭を行います。
今年は平素の供養で、近隣の有志が参加してお参りいたしました。

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次は、国立福島大学キャンパスにある供養仏の前です。
今から20年くらい前に大学が旧市内より現在の地に移転したとき、工事関係者が毎日のように幽霊の夢を見たという騒ぎが起き供養をしたことから、毎年お参りするようになり、土地の供養と学生の安全を祈願します。

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この後、阿武隈川・上蓬莱橋、松川事件殉難地、羽山聖地(現在の松川町美郷)で供養を行いました。

申し訳ありませんが、これから東日本大震災被災地の供養に有志と出かける時間になりました。
この続きと、被災地供養の詳報は、帰ってきたらお伝えします。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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猛暑・酷暑・炎暑 どれも皆、暑いです。

2013年 08月16日 - 日常

今年のお盆の棚経も炎暑と闘いながら、なんとか終了することが出来ました。
今日も最高気温は、35.9℃。連日の猛暑日。
おなか周りには、汗疹(あせも)ができました。
肥満の証か、酷暑のせいか。風呂上がりにシッカロールをぬって治療いたします。

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夕方、西の山を眺めていましたら、雲の合間から夕陽がまぶしく差し込んでいます。
明日もまた暑い一日になること間違い無しです。
先ほど後輩のお上人より電話があって「棚経お疲れさまです。今年は疲れましたね。暑さのせいですか、それとも歳のせいですか?」と・・・。
同感です。いずれもが原因でしょうが、例年にも増してしんどい盆経となりました。
でも、元気に明後日のお施餓鬼の準備をいたします。

お施餓鬼の起源は、釈尊の弟子の十大弟子の一人、阿難尊者(あなんそんじゃ)のお話です。
阿難尊者が一人で修行をしていると、突然目の前に餓鬼が現れました。
手足が針金のように細く、髪は逆立ち口から炎を吐くその餓鬼は「三日のうちにお前は死ぬ。そして私のような醜い餓鬼となるだろう」と阿難尊者に告げました。
阿難尊者は驚き、お釈迦さまに相談しました。
お釈迦さまは、「山海の新鮮な食物をお供えし、法要を営みなさい。お経の法力で供物は無量に増し、多くの餓鬼に施され、救われます。そして、施主であるあなたの寿命も延び、仏の道を悟ることができるでしょう。」とお答えになりました。
こうして、阿難尊者が餓鬼を供養したのが、施餓鬼会の始まりだとされています。
立正院もそうですが、「お施餓鬼」はお盆の法要に併せて行われることが多いようです。

お施餓鬼は前述のように、阿難尊者が餓鬼のために供養し寿命を延べた話から行われる法会です。
お盆は、目連尊者が餓鬼道に堕ちた母を救うために僧侶に供養した話が起源です。
どちらも餓鬼道に堕ちた精霊を救う点では同じですが、それぞれに由来の違いがあることを理解し、懇ろなる供養を行いましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe 

      

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棚経 最終日 37.1℃ 暑~い

2013年 08月15日 - 日常

今日は、高校野球第1試合で福島県代表・聖光学院が惜敗。
熱い応援むなしく、3回戦進出ならず、朝からガッカリ(´д`)。

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午後からは急に気温が上昇して、息するごとに肺がチリチリと焼けるような感じです。
棚経も最終盤を迎えた頃、出先のお宅で夕方のニュースを見たところ、最高気温は37.1。暑~いです。

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これからは、18日の施餓鬼法要に向けて、またまた頑張ります。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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棚経 雑感

2013年 08月14日 - 日常

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何という花かは存じ上げませんが、道端一面に大輪の白い花が咲いています。
今日の福島市は、34.6℃。四万十市のように40℃超えではありませんが、連日の猛暑で棚経のペースもあがりません。
明日は36℃の予報。
棚経にお邪魔すると、帰省していた人たちがTシャツに短パン姿で横になりながらビール片手に高校野球観戦。
「何故オレは、こんな格好して汗だくになってお参りを続けているのだろうか」と自問しながら、読経唱題。
昔、同僚とこの時季にビール飲みながら「坊さんって、前世は悪いことしたのじゃないかね。だから皆がゆっくりするこの盆の時期が忙しいんだよ」と話したことを思い出しました。

高校野球は東北魂が奮起し、昨日までに5校(5県)が初戦突破でした。今日の秋田商が勝って東北6県全て勝ち進むことを期待しましたが零封。
明日は、福島県代表・聖光学院の2回戦(vs福井商)ですので、棚経の合間に、伺ったお宅で、移動の車内でチラチラ観戦いたしましょう。

夏祭りも佳境を迎え、今夜あたりは徳島の阿波踊りも盛況なことでしょう。

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来週いっぱい暑い日が続くと報道されています。お互いに熱中症などにならぬよう、元気に過ごしたいですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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無濾過の銘酒で、御供養の一献

2013年 08月13日 - 日常

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銘酒「星自慢」をごちそうになりました。
このお酒は、ちょうど2週間前に亡きご主人の納骨に参詣なされた奥様が、私の酒好きをご存じで頂戴したものです。
いつ開栓しようかと案じていましたが、今日ちょうどお盆の棚経にお伺いしたので、御供養をいただこうと勝手に決めつけ冷蔵庫に保管してあった銘酒をいただきました。

裏貼りの蘊蓄によると、
 無濾過とは・・・。お酒は酒と酒粕に分ける為に酒袋で搾るのが、最初の濾過です。
 更に雑味を取るために2回目の濾過をするのですが、香り・味まで取ってしまう場合があります。
 そこで、吟味して少量醸造したお酒はそのままの味と香りを味わって頂きたく最終濾過を行っておりません。
 出来たままの旨味と香りをお楽しみ頂ける自信作です。・・・とあります。

確かに、押しの強いグレーな旨味に渋苦が分厚い輪郭を形作っています。良い御供養が出来たと、自受法楽しています。

前便に書き損ねた部分を補足します。
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盆棚(精霊棚)には、必ずホオズキを飾ります。
お盆にはご先祖様や亡くなった方の霊が、迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれています。
ホオズキは赤い色と言え、ぷっくりとふくらんだ形と言え、ちょうちんに似ています。
このことからほおずきを提灯に見立てて盆棚に飾るようになったと言われています。
また農作物の収穫が少なかった時代には、鮮やかなほおずきをお供えすることによって、お供え物の不足を補う意味もあったと言われています。

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ナスとキュウリにオガラ(割り箸でも可)をさして牛馬に見立てます。
精霊がお盆に我が家へ帰ってくる時、お盆が住んでお帰りになる時の乗り物とされています。
精霊が帰ってくる13日は家の方に向けて、お帰りになられる15日(16日)には家の外側に向ける地方もあります。
キュウリの馬はご先祖様の霊が一刻も早く家に帰って来てもらうための早い乗り物として、ナスの牛は帰る時にゆっくり帰ってもらうための遅い乗り物の意味とも言われています。

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ありがとういございました。  法華坊主 joe

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お盆には祖先を追慕し、懇ろなるご供養を・・・

2013年 08月13日 - 日常

今日からお盆です。

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一般に、「お盆」とは「盂蘭盆(うらぼん)」といい、『盂蘭盆経』によってお釈迦様の弟子である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、お釈迦様の教えにより、餓鬼道(がきどう)に堕ちて苦しみを受けている母を、百味の飲食(おんじき)をもって修行僧たちに供養し、その功徳によって母を救ったという経説が、行事になったものです。
故郷を離れて暮らしている家族や親戚もこの時期に帰郷します。
祖先や亡き父母、大切な人を追慕し、故人を偲び、感謝・孝養を尽くす大切な機会でもあります。
今年も先祖への感謝・孝養の心を新たにし、「ふるさとの復興」とともに、私たちの心の回復に努めることも重要なことです。
この期間に、棚経(たなぎょう)といって、お寺からお檀家さんの家を訪ね、懇ろに読経唱題いたします。
またお盆が終了した後、お寺では「盂蘭盆 施餓鬼法要(せがきほうよう)」を奉修して、あらためて各家のご先祖様の供養を行いますので、ご参詣ください。
ちなみに、立正院の今年の「施餓鬼法要」は、8月18日(日)午前10時30分からです。
法話および法要、そして法要終了後には粗飯のお振る舞いがあります。

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さて、お盆のお飾りの方法は、地域によって、個々の家によってさまざまです。
それは、ご先祖様から受け継がれた伝統文化があるのです。
盆棚(精霊棚)は、お盆の時に作られる特別なまつり棚のことを言います。
ナスやキュウリで作った馬や牛、沢山のお供え物がのった棚を見たことがあると思いますが、それが盆棚です。地域によっては精霊棚(しょうりょうだな)と呼びます。
この盆棚(精霊棚)はご先祖様を迎える舞台のようなもので、ご本尊を掲げ、お位牌を中心にして飾られています。
置き場所に関しましては仏間に置くほか、地域によっては戸口・縁側・床の間に置くこともありますし、またお庭など外に置く地域もあるようです。
お盆のしきたりや風習は日本の各地域社会で独自に育まれてきたものですから、盆棚(精霊棚)の飾り方もそれぞれ大変ユニークで、さまざまな型でOKなのです。
大切なのは、ご先祖様をお迎えする側の、すなわち私たちの心と魂、そして信仰です。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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