日常

立秋雑感

2015年 08月8日 - 日常

8月第2土曜日の今日、暦の上では「立秋」です。
朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つ日。
立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋です。
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今年の異常な暑さの夏は今日をもって一段落しましたが、これからは残暑が厳しく1年で最も気温が高くなる時期といわれていまし。

この頃は、月遅れのお盆を前に各地で夏祭りが開催されます。
我が家の周りでも、夏祭りや花火大会が催されています。

まだまだ夏のレジャーを楽しむ頃ですが、よく観察してみると秋の気配を感じることができます。
夏の風と秋の涼やかな風が混在し始めます。
空を見上げると、巻雲など秋の雲も見えますよ。

暦の上ではこの日が暑さの頂点となり、翌日からの暑さを「残暑」と言います。
時候の挨拶も残暑のことばが使われ、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わります。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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東北夏祭り

2015年 08月7日 - 日常

今日は仙台の「七夕」ですね。
「東北四大祭り」という言葉があります。
青森「ねぶた祭」、秋田「竿燈まつり」、山形「花笠まつり」、仙台「七夕まつり」。

1)青森「ねぶた祭」は、毎年8月2~7日まで青森市で開催されます。
「ラッセラー」の掛け声と共に巨大なねぶたが市内を練り歩く光景は迫力満点!
2)秋田「竿燈まつり」は、稲穂に見立てた提灯を竹竿につるし、肩や腰、額に乗せて豊作を祈ります。
長さ12メートルの竿燈妙技には驚かされます。
3)山形「花笠まつり」は、「ヤッショ、マカショ」の掛け声をかけながら紅花をあしらった笠を持った踊り子が市内の大通りを踊り歩きます。
毎年8月5~7日の3日間山形市で開催されます。
4)仙台「七夕まつり」は、吹流しや仕掛け物などを飾りつけ、その華麗さを競い合います。
期間中は七夕パレードやコンサートも行われます。
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もちろん四大から外れた盛岡の「さんさ踊り」、福島の「わらじ祭り」も忘れてはいけません。
いずれも今までに観たことはありますが、個々にその土地の魂が宿るお祭りで、一見の価値のある素晴らしい夏祭りです。
来年はご一緒しましょうか?

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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2015.08.06

2015年 08月6日 - 日常

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2015年8月6日を、皆さまはどのように迎えられたでしょうか?

人類史上初めて核兵器の惨禍に見舞われた広島は、原爆投下から70年となる「原爆の日」を迎えました。
広島市で行われた平和記念式典で松井一実市長は核兵器を「絶対悪だ」としたうえで、「核兵器禁止条約」の交渉開始に向けた流れを加速させるため全力で取り組む決意を表明しました。
式典は広島市の平和公園で午前8時から行われ、海外から過去最多となる100か国の代表を含む、およそ5万5000人が参列しました。
式典では、この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人、5359人の名前が書き加えられた29万7684人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められました。そして、原爆が投下された午前8時15分に参列者全員で黙とうし、原爆で亡くなった人たちを追悼しました。

100年の節目を迎えた夏の全国高校野球が甲子園球場で開幕し、49の代表校が参加して開会式が行われました。
夏の全国高校野球は大正4年に第1回大会が開かれてから、ことしで100年となりました。
甲子園球場で行われた開会式では初めて入場行進が行われた大正6年の第3回大会で、前年の優勝校として先頭で行進した神奈川の慶応義塾高校の今のキャプテン、宮田皓選手が入場行進の先導役を務めました。
続いて、第1回大会に出場した10校の今の選手たちが当時のユニフォーム姿で高校野球100年を記念した横断幕を持って登場しました。このあと49の代表校が北から南の順に行進し、選手たちは観客から大きな拍手を受けながら憧れの甲子園の土を踏みしめました。
そして、第1回大会の優勝校として選手宣誓に指名された京都の鳥羽高校のキャプテン、梅谷成悟選手が「100年間、高校野球は日本の歴史とともに歩んできました。節目の年に甲子園で野球ができることを誇りに思います。次の100年を担う者として8月6日の意味を深く胸に刻み甲子園で躍動することを誓います」と力強く宣誓しました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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あつー ☀

2015年 08月5日 - 日常

今日の午後3時までの各地の最高気温です。
1 群馬県館林市 39.8℃
2 福島県伊達市 39.7℃
3 福島市    38.9℃
4 岩手県釜石市 38.6℃
5 群馬県桐生市 38.3℃
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午後10時を過ぎても、30℃超えです。
寝苦しい夜ですが、おやすみなさい。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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猛烈な暑さ

2015年 08月4日 - 日常

福島市は今日も猛暑日(もうしょび)を記録しました。
東京でも猛烈な暑さが続き「5日連続で猛暑日」と報道されています。
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猛暑日とは気象庁が2007年4月1日に予報用語の改正を行い、日最高気温が35℃以上の日のことを「猛暑日」と制定した用語です。
それまでは「真夏日」を使用していましたが、連日35℃を越える暑さを記録するようになり、新しい用語として定めました。
岐阜県多治見市や群馬県館林市では、今日も最高気温が35℃を超えて、12日連続の猛暑日になっています。
「これまでの猛暑日の連続記録」は、岐阜県多治見市が2010年の連続18日、群馬県館林市が2010年の連続17日です。
猛暑日は熱中症などにかかる危険が高く、気象庁は2011年から夏場の猛暑日が予測される日に「高温注意情報」を出しています。

明日の福島の最高気温予想も37℃。
35℃以上が当たり前になっていると思いませんか?
それにしても暑い!! これでお盆を乗り切れるのかしら?

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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ビールで暑気払い

2015年 08月2日 - 日常

日本列島は今日(2日)も北海道以外で気温が上昇し、35℃以上の猛暑日となった所が続出しました。
気象庁によると、午後3時までに岐阜県多治見市で39.2℃、京都市で39.1℃、群馬県館林市で38.8℃、福島市でも38.5℃を観測しました。
午後2時現在、猛暑日となった観測点は全国928地点中161地点、30℃以上の真夏日は661地点に上ったと報道されています。

暑気払い(しょきばらい)という言葉をご存じでしょうか。
暑気払いとは、その名の通り「暑さをうち払う」ために体に溜まった熱気をとり除くことをいいます。
暑気というように、暑さや熱そのものに限らず、弱った気(エネルギー)を元に戻して「元気」になろうというわけです。
日本では、旬の食材が体調を整えるものの一つとして「麦」があります。
初夏に収穫される麦は、夏の体調管理に欠かせないものとされていて、冷麦やそうめんは、夏バテを防ぐ上でも効果的です。
あまり知られていませんが、七夕は麦の収穫祝いもかねており、行事食のそうめんを食べると無病息災で過ごせるといわれています。
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そして現代の暑気払いに欠かせないビールは、まさに麦(大麦)。
体を冷やし、利尿作用で不要なものを体から出してくれる優れものなのです。
今夜も熱帯夜対策にビールで乾杯!!

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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田の面の節

2015年 08月2日 - 日常

今日から8月ですが、公開前に2日になってしまいましたね。

八朔とは、八月朔日の略で旧暦8月1日の節を言います。
古書を繙くと、八月朔日を「田の実の節」「田の面の節」「憑の節句」などと言うとあります。
かつては朝廷に対して公卿・幕府などからこの日に太刀・馬などを献上し、これに対してお返しをする重要な行事のある日であったのです。
「正旦に次ぎたる重儀なり」とあるのを見てもこれが窺えます。
本来、八朔は農家が豊作を祈る習わしとされていましたが、花街では新暦に合わせ、世話になっている人を訪ねてあいさつする行事として続いています。
京都市内の花街では、芸舞妓が芸事の師匠やお茶屋へ感謝の思いを伝えて回る夏の行事として、八朔が定着しています。

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果物のハッサクは、8月1日ごろに食べられるようになったため、この名が付いたともいわれていますが、今ではさすがにそんな真夏には食べられません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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見上げてごらん

2015年 07月31日 - 日常

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今日(31日)は、おおよそ3年ぶりとなるブルームーンと呼ばれる珍しいイベントが起きました。
「ブルームーン」です。
現在のように「ブルームーンは、1か月間に満月を2回迎える」と思われるようになったのは、米国の天文誌で「ブルームーンは1か月のうちに2回満月を迎えること」と紹介されたことだとする説が、通説の一部となっているとのことですが、正確な確証はないようで1か月に2回も満月を見上げて「綺麗だな」と思えるのは、とても気分が和みます。
せっかくの機会なので、今宵は、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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暑さ対策

2015年 07月29日 - 日常

真夏の太陽が照りつける暑い日も、風が吹いてくると少ししのぎやすい気がします。
また、水辺の風景や噴水の水しぶきなどは、見るだけで涼しさを感じますね。
エアコンも扇風機もない時代、人々は高温多湿で蒸し暑い日本の夏を乗り切るために、自然の風や水を使って上手に涼を呼び込んでいました。

➀ 外の暑い熱を遮断して、部屋の中に上手に風を取り込んでくれるのが、簾(すだれ)や葦簀(よしず)。
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➁ 心地よい風が吹くと、チリンチリンと涼しげな音で、涼を誘ってくれるのが風鈴(ふうりん)。
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➂ 風を送るだけでなく、陽の光を遮ったり、平安貴族の間では顔を隠したりする道具としても使われてた団扇(うちわ)。
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➃ 水を張って浸かったり、水をかぶったり、濡らした手ぬぐいで体を拭いたりしてさっぱりとする「行水」に用いられた盥(たらい)。
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さらには、涼しい気がするだけでなく実際に気温を下げるのが「打ち水」です。
撒いた水が蒸発するときに気化熱として熱が奪われ、温度を下げる効果があります。
また、蒸発することにより、風が起き、涼しく感じることもあります。
昼間の炎天下に撒くと、どんどん蒸発してかえって蒸し暑くなることがあるので、朝のうちか、夕方、日が陰ってきてからまくのが効果的です。
水は、風呂の残り湯などを再利用するとエコですね。
また、打ち水には「場を清める」という意味合いもあるため、来客への心遣いとして玄関先に打ち水する習慣もあります。
クーラーをガンガンつけるよりも、水を撒く方が健康的なので、ぜひ試してみませんか。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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夏の風物詩=花火

2015年 07月28日 - 日常

夏の風物詩の一つ「花火」。
全国各地で花火大会が催され、大勢の人で賑わいます。
ドーンと言う大きな音に心が踊り、夜空に花咲く色とりどりの輝きにワクワクしてしまいますよね。
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日本の花火の歴史は、1543年、種子島に火縄銃とともに火薬が伝来しました。
そして戦乱がおさまった江戸時代になってから、観賞用の花火が登場してきました。
天正17年(1589年)に伊達政宗が鑑賞したとか、慶長18年に(1613年)イギリス国王の使者が駿府城の徳川家康を尋ね、持参の花火を見せたという記録があります。
この時、家康が見たのは竹筒に火薬を詰めて火を噴くだけのものでしたが、三河地方に残る「手筒花火」はこの名残だといわれています。
その後、花火は急速に発展し、江戸で開花していったのです。
花火は将軍家をはじめ諸大名の間で流行し、江戸の大川端(隅田川の下流右岸一帯の称。大川=現在の隅田川)の下屋敷での年中行事となりました。
やがて町民の間にも流行し、花火師や花火売りが登場しましたが、花火が原因の火災が多発したため「花火禁止令」が出され、花火を行う場所は大川端のみ許可されることになりました。
その後、享保17年(1732年)に全国的な飢饉とコレラが流行し多数の死者が出たため、享保18年(1733年)の川開きで慰霊と悪疫退散を祈願する水神祭が催され、盛大に花火が披露されました。
これが「両国川開き花火」(隅田川花火大会の原型)の始まり、つまり花火大会のルーツと言えます。

これから福島でも各地で花火大会が催されます。
ぜひ、浴衣を着て出かけてみたいですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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