日常

june bride

2015年 06月14日 - 日常

今日は、親しい先輩のご子息の結婚披露宴におよばれして静岡まで出掛けてきました。

まさにジューンブライド(june bride)ですね。
ジューンブライドとは、直訳すると6月の花嫁、6月の結婚。
欧米では古くから6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活ができるという言い伝えがあるそうです。
その由来は諸説ありますが、
➀6月の月名(june)がローマ神話で、結婚生活の守護神である女神「juno(ユノ)」が由来であるため、という説。
➁気候が結婚式にふさわしいからという説。
➂結婚式解禁の月だったからという説。

一方、日本では6月は梅雨の真っ最中。
日本では梅雨の時期で蒸し暑く雨も多いため、実は婚姻数は少なくて結婚式シーズンではないといいます。
湿気も多い時期でゲストを呼んでお祝いをしようとする人はさすがに少なく、結婚産業の閑散期でした。
そこで、6月の結婚をなんとか考えてもらうよう、結婚式場が目をつけたのがヨーロッパの習慣でした。
「6月に結婚すると幸せになれます!」と大きく宣伝することで、お客を獲得しようとしたわけです。
こうして日本でもジューンブライドの概念が浸透することとなりました。

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新郎新婦、若い二人のお友だちは歌ったり踊ったり楽しそうですが、オジサンはなかなかついていけず、鏡開きの日本酒をグビグビ飲み干すだけでした。
何はともあれおめでとう! カンパ~イ

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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4年3カ月+2日

2015年 06月14日 - 日常

大震災より4年3カ月を迎えた今月11日は、所用があって被災地をお参りすることが出来なかったため、今日(13日)お訪ねしました。
今日は単独でしたので、高速・東北道を南下し、郡山JCTから磐越道を東へ進み、いわきからは常磐道を北上し、福島県中通り&浜通り+宮城県を巡ってきました。
途中、常磐道が事故で通行止のため四倉IC~広野ICは一般道を通り、環境放射線量の測定値をあらわす電光掲示板を横目に観ながら走行しました。
当たり前のことですが、帰還困難区域は全く人の姿は見受けられず、双葉町付近の測定値は5.4μ/hでした。
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新しくできたセデッテかしまSAで小休止し、さらに北上して宮城県名取市閖上に到着しました。
日和山でもいつものごとくお勤めをさせていただき、閖上中学校へ向かいました。
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閖中の校舎は復興計画により今年度中に解体されるということで、犠牲となった14名の生徒の保護者が建立した供養碑は、日和山の斜向かいに移転されていました。
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3時近くになってようやく昼食にありつけ、ちょっと贅沢して昼の牛タン定食SPをいただきました。
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食事後、国府多賀城駅に向かい、先月30日に全線復旧した仙石東北ラインに乗って野蒜駅に向かいました。
野蒜はなぜか思い出深い土地で、高台駅舎になった(新)野蒜駅、新駅ホームから見える500㍍ほど海寄りの旧駅と、ビフォーアフターを実感しました。
再び上り列車に乗り、車の停めてあった多賀城駅にもどり、一日の走行距離400㌔余りを費やして7時過ぎに無事帰ってきました。
復興はまだまだ道半ば、完全復旧までには程遠い現状に悲痛の思いです。ナ~ム~

アラ、日付が変わって14日になってしまいました。
明日(今朝)も早起きだから、もう寝ましょう。おやすみなさい。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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蓮華の水に在るが如し

2015年 06月12日 - 日常

各地の池沼でスイレン(睡蓮)が咲き始めています。
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法華経の『従地涌出品 第十五』には「不染世間法  如蓮華在水(ふせんせけんほう にょれんげざいすい=世間の法に染まざること 蓮華の水に在るが如し)」という御文があります。
その意は、悪い社会であっても悪に染まることのないように、あたかも蓮華が濁水泥土の中にあって美しい花を咲かす、ということです。
すなわち、私たちは困難・苦悩の多き社会にあっても心清らかに蓮華のように生きましょう、との願いがこめられています。
辛い環境にあっても、与えられた自分を精一杯表現することの大事さを教えてくれているような気がします。

今日も午後からふたつの会合に出席してきました。
自身の身丈で一生懸命努力する姿、あるいは見栄を張って翌檜とする姿、出席者はそれぞれの振る舞いをしていますが、法華坊主は「如蓮華在水」の生き方が素直で大好きです。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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「入梅」雑感

2015年 06月11日 - 日常

暦の上での梅雨入りにあたる「入梅(にゅうばい)」は、6月11日頃(まさに今年は6月11日)。
とは言っても、今日の福島市は今年イチバンの31.5℃。アッツゥ~
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入梅は、芒種(ぼうしゅ)の後の最初の壬(みずのえ)の日で、芒種から数えて6日目頃です。
梅の実が黄色く色づき、梅雨に入る頃を示します。
実際の梅雨入りとは異なります。
この日から約30日間が梅雨の期間になります。
農家にとっては、田植えの日を決めるうえでも、梅雨の時期を知ることは重要でした。
昔は、今のように気象情報が発達していないため、江戸時代、目安として暦の上で入梅を設けたのだと考えられています。
梅雨(ばいう・つゆ)は、中国、韓国、日本(北海道を除く)などの東アジアに見られる雨季のことです。
中国で梅の実が熟する頃の雨季を梅雨(めいゆ)と呼ばれていて、それが日本に伝わったとされています。
また、黴(かび)が生えやすい時季なので「黴雨」と書いて「ばいう」と名付けられたようですが、ちょうど梅の実が収穫される頃にあたることから「梅」の字をあてて「梅雨」と書くようになったといわれています。
「つゆ」という呼び方については「露」、梅の実が熟して潰れる時季であることから「潰ゆ(つゆ)」など、諸説あります。
またこの時季は、「入梅鰯」といってイワシが脂がのって美味しいの知っていましたか。
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ありがとうございました。  法華坊主 joe

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岩ガキ おいしい~

2015年 06月10日 - 日常

昨日、東京の居酒屋で、今年初めての岩牡蠣(岩ガキ)をいただきました。
岩ガキは「夏ガキ」とも呼ばれるように夏場が旬のカキで、海底の岩に付いて成長します。
食べごろは6月から8月までで、一般的に冬場が旬のマガキよりも大きいものが流通し、身が硬めで濃厚な味がするとされています。
産地は、古くは日本海側の鳥取、石川、新潟、山形、秋田(象潟)で、太平洋側では唯一千葉県銚子、鹿島灘などでしたが、今や宮城県、福島県などの太平洋側にも広がっているようで、一年を通して水温が低い一定の地域で出荷しているものだそうです。
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食材としてのカキは「海のミルク」に例えられるほど栄養価が高く、鉄分やビタミン類を多く含んでいます。
また旨味成分であるグリコーゲンもたくさん含んでいます。
食べ方としては、レモン汁を搾るか酢ガキにして食べる生食を中心に、網の上で殻ごと焼く焼ガキなどが一般的です。

岩ガキは、ゲテモノ好きの法華坊主の好物のひとつです。
でも値段もいいので、夕べは2個だけで我慢しました。(笑)
美味しかったですねぇ~。
福島で美味しい岩ガキを食べさせてくれるお店はどこかしら?

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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東京、梅雨入り

2015年 06月9日 - 日常

今朝は、昨日梅雨入りした東京のホテルで朝を迎えました。
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梅雨とは、春から夏へと変わるときに日本、中国、韓国など東南アジアに見られる雨の季節をいいます。
大陸の冷たい高気圧と太平洋の暖かい高気圧がぶつかり、大気の状態が不安定になって発生した梅雨前線が停滞するため、同じ地方で雨が降り続くのです。
暦の上では立春から数えて135日目を「入梅」といい、この日から梅雨となりますが、細長い日本列島は北と南で気候も違うので、気象庁の発表する「梅雨入り」「梅雨明け」が目安となります。
例年、最も早い沖縄地方が5月上旬頃から6月下旬まで、最も遅い東北地方では6月中旬から7月下旬まで、北海道と小笠原諸島では梅雨はみられません。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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アジサイ一朶

2015年 06月8日 - 日常

境内のアジサイも、先週末の慈雨を受けてか咲き始めました。

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アジサイは「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が語源といわれます。
英名のハイドランジア(Hydrangea)は、ギリシア語の「水の器」を意味する言葉を語源とします。
なお、江戸時代に長崎オランダ商館の医官として滞在したドイツの博物学者シーボルトは、愛する「お滝さん」にちなみ、花の大きい一品種に「オタクサ」と命名しています。
最近、アジサイの数え方がネットクイズで話題になっています。
ものの数え方便利帳によると、アジサイの数え方には一本・一輪・一枝・一朶などがあります。
そこで、数え方の「一朶」は何と読むでしょう?
調べてみると「いちだ」と読み、一朶とは、枝一本のことで、主に花の付いた一枝、または花のまとまりで使われるそうです。
本来の意味は、垂れ下がった枝ということのようです。
ちなみに「耳朶」は何と読みますか?
そうです、あなたの身にいつもついている〇〇〇〇です。

アジサイの花言葉もいろいろあるようですが、「移り気」はアジサイの花の色が咲き始めてからだんだん変化することに由来することから、「冷淡」はその花色の印象から、「辛抱強さ」はアジサイの花期の長さにちなみます。
これから催される各地のアジサイ祭りが楽しみですね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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幽玄の空間

2015年 06月8日 - 日常

福島県磐梯町の史跡・慧日寺跡をライトアップする「月待ちの灯り」が5日、始まったというニュースを見ました。
千個の紙灯籠が並び、幽玄な雰囲気を醸し出していて、7日まで・・・とか。
最終日の今夕(7日)観に行ってきました。
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千のともしび、宵闇の音と光に包まれた幽玄の空間は、陽が沈むとともに現われてきました。
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自然などをモチーフにした切り絵をあしらった紙灯籠が柔らかな光を放ち、敷地内に復元された金堂や中門、石敷き広場などを浮かび上がらせていました。
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金堂では、慧日寺跡周辺の町並みを空撮した動画を上映していました。
それによると、慧日寺は今からおよそ1200年前、南都で法相教学を学んだ後に都を離れ、理想の修行の地を求めてはるか東国へと錫を振った稀代の学僧「徳一」によって開かれた寺院です。
創建以来、栄枯盛衰を繰り返しながらも大きく繁栄し、長く会津仏教文化の中心的役割を担ってきました。
明治の初めに廃寺となり、昭和45年に寺跡は国の史跡に指定されました。
近年、史跡整備事業により創建期の金堂・中門が復元され、開祖徳一の意思を伝える古代儀礼空間が悠久の時を越えて甦ったということです。
今日は初夏の眩しい陽差しに覆われたなか法事やお参りがあって忙しくしていましたが、風もなく爽やかな一日でしたので、夕方から「仏都会津」へ出掛け、数時間ではありましたがプチ観光を堪能してきました。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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アマガエル Part2

2015年 06月6日 - 日常

今朝早くから近くの河川の草刈りがあり、小雨の降る中でしたが実施してきました。
この川は「境川」と地元の人に呼ばれ、境内のすぐ脇を流れる福島市(信夫=写真左)と二本松市(安達=写真右)の境を流れるかつては大きな川で、子供の頃はよく遊んだ場所です。
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河川敷の草刈りを年2回行うことを目的とする「愛護会」が設立され、ご恩返しにと思い参加しています。
てな訳で、夕方からは腰が痛くて閉口しています。
もともとの腰痛持ちが、普段使わない筋肉を駆使したものですから、年寄りのようぬ腰を屈めて歩いています。

草刈りの途中、今日もアマガエルを見つけました。
なぜアマガエルは雨がわかるのでしょうか?
それはアマガエルは皮膚が薄いため湿気や気圧の変化に敏感で、雨などの天候の変化にいち早く反応して鳴くからです。
これを「レインコール」や「雨鳴き」といい、昼間でも鳴くのが特徴のようです。
もちろん、レインコールばかりではありません。
繁殖期(春)にオスがメスに自分の存在を知らせる「メイディングコール」は「広告音」とも呼ばれ、一般的には夜に鳴きます。
また、繁殖期以外の賑やかな鳴き方を「シャワーコール」といい、夕方の畦道などで聞こえるシャワーコールは、夏の風物詩のひとつです。
3種類も鳴き方があるなんて知りませんでした。
ところで、アマガエルに近づいてもじーっとしていますが、それはいったいなぜでしょう?
アマガエルは周りの色によって体の色を変化させるので、葉の上では緑色に、枝の上では灰色っぽく変化します。
人が近づいてもあまり逃げないのは、せっかく保護色になっているのに動けば目立ってしまうからです。
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法華坊主も動けば目立ってしまうから、静かにしていましょう(笑)。

今夜は、AKB48選抜総選挙でも観ながら一杯飲みましょう。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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アマガエル発見

2015年 06月5日 - 日常

一昨日から昨日にかけて、大風が吹き荒れました。
沼津から帰ってくるとき、在来線が遅れ往生しました。
雨が待ち遠しい毎日ですが、風にしても雨にしても人間の力では如何様にも自由にならないのは仕方ありませんね。
今夜から明日の午前中にかけては、雨模様が予報されていますので、恵みの雨となれば良いですね。
この時期の雨と言ったら、付き物はアマガエルですね。
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アマガエルを「雨蛙」と書くように、昔からアマガエルが鳴くと雨が降ると言われていて、天気予報の発達していない時代には農作業の目安にもなりました。
ちなみにオスしか鳴かないそうですよ。
人間と一緒ですね、ハッハッハッ(笑)。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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