日常

サクラに寒気。

2021年 04月9日 - 日常

立春を過ぎた後に冬のような寒さが戻ってくることを「寒の戻り」といいます。
特に、花見の季節の寒の戻りのことを「花冷え」といい、手紙を書く時の時候の挨拶にも使われます。

花冷えの毎日 立正院きしもじん | 立正院きしもじん
「寒の戻り」とは、だんだん暖かくなっていく春の時期に、一時的に冬の寒さがぶり返すことを意味します。
よって、「暖かくなってきた晩春に一時的に寒くなること」というイメージが強いので、4月に使われることが多いようです。「花冷え」は、寒の戻りの類義語として紹介されることが多いようです。
花冷えとは「桜が咲くころに一時的な冷え込むこと」という意味で、寒の戻りの「晩春のころ、一時的に寒さがぶり返すこと」と被っている部分があります。
桜の咲く時期は場所によって大きく変わり、3月末から5月中上旬までとなっているので、その時期に寒くなると「花冷え」という表現をするのだそうです。
寒気の影響で、きょうの福島市は、朝から気温が低く、所々で雨や雪が降りました。
午後も気温は上がりにくく、まさしく「寒の戻り」で、最高気温は3月上旬並みの8.5℃でした。

 

政府、原発処理水海洋放出の方針。  法華坊主 joe

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二本松は、サクラの宝庫。

2021年 04月7日 - 日常

立正院の脇を流れる「境川」の向こう側が二本松市(旧安達町)ですが、市内の各地にはサクラの名所がたくさんあります。

万燈桜 福島県二本松市/桜 - ロコナビ
霞ヶ城公園では、ソメイヨシノを中心に 2,500本もの桜が咲き誇ります。
安達ヶ原公園は、謡曲・歌舞伎の「黒塚」で有名な鬼婆伝説の地にサクラが咲きます。
茶園のサクラは、推定樹齢 800年のエドヒガンザクラです。
本久寺のシダレザクラは、初代二本松藩主丹羽光重公が入府 (1643) した際に植樹したと伝えられ、枝振りが見事です。
鏡石寺のシダレザクラは、枝張り二重の見事な重層樹形で、推定樹齢約400年と言われています。
蓮華寺のシダレザクラは、二枝に分かれ斜めに伸び、奇形を呈しながら小枝が滝のように垂れています。
大隣寺のシダレザクラは、二本松藩主丹羽家累代の菩提寺のシダレザクラです。
岳温泉の桜坂は、安達太良山中腹にある温泉地にあり、開花は市内で最も遅いです。
円東寺のシダレザクラは、推定樹齢400年で、大きく広がる樹形は古刹に調和し趣き深い姿です。
万燈桜(まんとうざくら)は、道の駅「安達」下り線内にある一本桜で、遠くに雄大な安達太良山を望めます。
合戦場(かっせんば)のシダレザクラは、滝が落ちるような見事な花を咲かせます。
愛蔵寺の護摩桜(ごまざくら)は、ベニヒガンザクラの一種で、噴水が滴るように紅色に花を付けます。
中島の地蔵桜(じぞうざくら)は、推定樹齢150年、樹高約10m、枝張り約30mの紅シダレザクラです。
ほかにもまだまだ紹介したいサクラがあります。
今年は開花が早く、散り始めているサクラもありますので、駆け足で巡ってみてはいかがですか?

 

全国の新感染者、3000人超える。  法華坊主 joe

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日本人にとって桜は特別な花。

2021年 04月4日 - 日常

サクラは、私たち日本人に古くから親しまれており、暮らしの中に深く根付いています。
春の気候や情景を表すことばにも「サクラ」が使われているものがたくさんあります。
古くから「花見」といえば「サクラ」の花を見ることを意味したように、日本人にとってサクラは特別な花で、ただ「花」と表されていても、サクラを指すことが多いようです。

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サクラの花の様子をあらわすことばにも味わいがあり、「こぼれ桜」「花吹雪」「花明かり」「花筏=はないかだ」「花の浮橋」・・・があります。
「こぼれ桜」は、サクラの花が満開で、まるで地面にこぼれ落ちたように見える様子のことから、サクラの花びらを散らした模様を指します。
「花吹雪」は、満開の花の中でも、特にサクラの花びらが風に吹かれて舞い散る様子が、まるで雪が吹雪いているように見えることから生まれたことばです。
「花明かり」は、サクラの花が満開で、闇の中でも辺りをほんのりと明るく照らしているように感じられる様子を言います。
「花筏」は、水面に散った花びらが筏のように流れていく様子を言います。
「花の浮橋」は、水面に散った花びらが橋のように集まっている様子です。
日本人らしい感性にあふれた美しいことばを、会話の中でさりげなく使えると素敵ですね。
ついでに「花より団子」は、きれいなサクラの花を見るより、花見団子を食べたほうが良いというところから、「風流を理解する心がないこと」や「名誉よりも実利を優先する」などという意味で使われますので、ご注意を。

 

池江璃花子アッパレ、おめでとう。  法華坊主 joe

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明るく清らかで生き生きと。

2021年 04月4日 - 日常

きょう(4日)は、24節気の一つ「清明(せいめい)」です。
清明とは、「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」という言葉を略したもので、全てのものが明るく清らかで生き生きとしている頃という意味です。
ちょうど、草木が生命力にあふれ、生き物が元気に動き回るという時季です。

中国の「清明節」では、先祖の霊を供養する祝日にあたります。
先祖のお墓の草むしりをしたり、掃除をしたりする日「掃墓節(そうぼせつ)」とも呼ばれ、日本でいうお盆のような日にあたります。
沖縄では、中国から距離的に近いというのもあり「清明祭」が行われていて、「シーミー」や「ウシーミー」と言います。
清明祭では先祖のお墓に親戚が集まり、お墓の掃除やお供えの後に、ご馳走を食べる祖先供養の行事です。

タンポポってみんな同じ種類じゃないの?! お散歩が楽しくなるタンポポ ...

またこの時季になると、冷たい北風が終わりをつげ、春の温かい空気を運んでくれる風を「清明風」と言い、南東から吹いてくる風をさすようです。

 

コロナ第4波?感染倍増の恐れ、「英国型」猛威。  法華坊主 joe

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国の礎を築いた御祭神。

2021年 04月3日 - 日常

きょう4月3日は「神武天皇祭」、すなわち神武天皇の崩御された日であり、神武天皇の偉業を讃える日です。
『日本書紀』は30巻で構成されていますが、最初の2巻には神々の物語が記され、その後の巻には歴代天皇の在位期間に起きた出来事などが記されています。
神代の巻と天皇の巻をつなぐ人物が、神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと=神武天皇)です。
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、地上を統治させようと天孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を、天上の国・高天原(たかまのはら)から南九州の高千穂の峰に降ろします。
その瓊瓊杵尊の曾孫(ひまご)が神日本磐余彦尊です。
神日本磐余彦尊は、天下を治めるのに適当な場所を探し、進軍を開始しました。
北九州から瀬戸内海を通って大阪湾に上陸し、生駒山を越えようとしたとき、この地の豪族である長髄彦(ながすねびこ)に強く抵抗され、大敗を喫します。
一行は海路で熊野に回り、天照大神が遣わした八咫烏(やたがらす)の先導により、険しい熊野の山々を越えて兎田(うだ=宇陀)に至り、次々と豪族を討ち進みます。
長髄彦との再戦では、当初は劣勢でしたが、飛来した金の鵄(とび)が神日本磐余彦尊の弓先に止まって稲妻のように光り輝き、長髄彦の軍勢の目をくらませて、戦う気力をなくさせました。
こうしてこの戦いに勝利した神日本磐余彦尊は、橿原の地で初代天皇として即位したと書紀に記されています。

橿原神宮 | 一般社団法人橿原市観光協会サイト さらら

橿原神宮では、きょう「神武天皇祭」が斎行され、巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏されます。
祭典では、国の礎を築いた御祭神の御聖徳を偲び、国家繁栄と御皇室の弥栄、国民の安寧と健康長寿を祈願します。
地元の人々からは、神武天皇の御神徳を敬慕し、親しみを込めて「神武さん」と呼ばれています。

 

大阪で新たに666人感染、過去最多。  法華坊主 joe

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2021の新年度を迎え・・・。

2021年 04月2日 - 日常

サクラが咲きはじめると、そろそろ入学式のシーズン。
満開のサクラの下で記念写真を撮ったと昔を懐かしむ人も多いと思います。
日本の学校では、当たり前のように4月に入学式や新学期を迎えますが、新年は1月からはじまるのになぜ4月?と疑問に思ったことのある人もいるのではないでしょうか。
もともと日本の学校には入学式や新学期という風習はありませんでした。
と言っても、これは昔の江戸時代の話で、当時は学びの場として開設されていた寺子屋などでは特に入学の時期を決めずに、いつでも入学することができたそうです。
この時代の子どもたちは、子どもとはいえ家族の仕事を手伝うことが多かったため、現在のように時間割などもなく、学べる時間だけ学ぶという子どもが多かったようです。
明治時代に入ると、明治維新によって西洋の文化が取り入れられるようになり、教育も西洋の文化にならって9月入学が主流となっていきました。

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ところが、明治19年(1886年)に国の会計年度が3~4月に行われるようになったことをきっかけに、当時の文部省の指示で高等師範学校は4月入学となりました。
その理由は、学校運営に必要なお金を政府から調達するため、国の会計年度のはじまりとなる4月に合わせないと不便が生じるためと言われています。
その後、全国の師範学校や小学校でも4月入学が広まり、大正時代に入ると高校や大学も4月入学に変わり、現在のスタイルになりました。
「会計年度」が4月になったのは、「かつて日本政府の税金の収入源が農家のお米であったことから、農家の方たちが秋にできたお米を収穫して現金で納税してから予算編成するため、4月にしたほうが都合がよかったこと」や、「経済力を誇ったイギリスの会計年度が4月であったこと」に由来します。
2021の新年度を迎え、心新たに再出発しましょう。

 

有吉弘行&夏目三久が電撃結婚。  法華坊主 joe

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April Fool’s Day。

2021年 04月1日 - 日常

きょうから4月、その和名は「卯月(うづき)」。
由来は、ウツギの花である「卯の花」が咲く季節(実際の開花期は5~6月)だから、という説が有力です。
また、「卯の花」は、その色が似ていることから、おからの別名としても使われています。
4月は入学式や入社式など、新生活がスタートする節目の月で、暖かな陽気に誘われ、草花が咲き、動物や虫たちが顔を出し始める季節です。
日本を代表する「サクラ」も、今年は西から東へと一気に見頃を迎え、春の訪れを感じます。

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そして今日は、毎年4月1日には嘘をついてもいいという「エイプリルフール(April Fool’s Day)」
西洋にはじまり、そこから世界へと広がっていき、日本には大正時代に伝わり浸透してきたと言われています。
日本ではエイプリル(4月)フール(馬鹿)を直訳して「四月馬鹿」と、嘘をつかれた人を指す言葉も使われています。
「ウソも方便」上手に使えばコミュニケーションのひとつになることもあります。
だますことを目的とせずに、ジョークとして場を和ませたり、相手が信じ込んでいたら、きちんとネタバレして「なーんだ」とみんなで笑い合いましょう。

 

河井克行被告の議員辞職を許可。  法華坊主 joe

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コロナ、花粉、黄砂・・・。

2021年 03月30日 - 日常

昨夜に観た満月とはうってかわって、今日は朝から黄砂の影響で吾妻山が靄っています。
黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から、強風により大気中に舞い上がった砂や塵が浮遊しつつ降下する現象です。
黄砂は砂漠域で強風が発生すること、地表面が砂や塵を巻き上げる状態であることが重なると発生しやすいとされています。
日本にまで届くような黄砂は、低気圧の南側の強風域で巻き上げられることが多く、日本では春に観測されることが多くなっています。

ぐるっと福島 (福島市二本松市伊達市伊達郡) (@gt_fukushima) | Twitter
黄砂は毎年同じ量の黄砂が同じ量だけ舞うのではなく、植生、積雪の有無、土壌水分量、地表面の土壌粒径などの地表の状態や上空の風の状態によって大きく左右されます。
ですので、黄砂の量が少ないという年もあれば黄砂がたくさん舞うという年もあります。
中国の黄砂が日本に飛んでくるというニュースもよく耳にしますが、全ての黄砂が飛んできているわけではありません。
一般的に粒子の大きい黄砂は風によって上空に舞い上がった後すぐに地表に落ちていきます。
粒子の小さい黄砂が風に乗って日本や、日本周辺の広い範囲に降り注ぐといわれています。
コロナ禍にあっての黄砂対応はたいへんですが、予防と対策を万全にして乗り切ってください。

 

厚労省職員23人が深夜まで宴会。  法華坊主 joe

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ネガ&ポジの意味持つ花言葉。

2021年 03月29日 - 日常

連日の暖かさで、境内には多くの花がが咲き競い「春爛漫」となりました。
その中のひとつ「ムスカリ」が青紫色の花が春を彩っています。
その由来は、ギリシャ語の moschos(ムスク)で、麝香のことだそうです。
6万年前のネアンデルタール人が埋葬されていた遺跡には、ムスカリの花が供えられていて、最古の埋葬花としても知られていることがわかりました。
花は一見するとブドウの実のように見えることから、ブドウヒアシンスの別名を持つようです。

ムスカリの育て方|水栽培や球根の植え方、種まき、花後の処理は ...

ムスカリの全般的な花言葉は「失望」「失意」「夢にかける思い」「明るい未来」という意味を持っています。
ヨーロッパでは、青い花は悲しみの象徴とされることが多く、ムスカリも「失望」「失意」というネガティブな花言葉を持っています。
さらに、その失意から立ち直るという意味をこめて「夢にかける思い」「明るい未来」という花言葉がつけられたと言われています。
青紫色の花が印象的なムスカリですが、近年新しい品種も生み出されているようで、ピンク色や白、黄色と花色も豊富だそうです。
また、育てやすく、水耕栽培でも育てることができますし、ガーデニングにもインテリアにもおすすめの植物のようです。
ムスカリを花言葉とともに、大切な人へプレゼントしてはいかがですか?

二階幹事長「内閣不信任案なら解散進言」  法華坊主 joe

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桜の季節に訪れる別れと旅立ち。

2021年 03月28日 - 日常

1年に1度の桜の季節がやってきました。
そうなると聴きたくなるのが〈桜ソング〉。
法華坊主が選ぶ「桜ソング」ベスト3を・・・。

言葉の魔法:第46回 ケツメイシ「さくら」

1位「さくら」/ ケツメイシ(2005年)
「桜の花びらが舞い散る様子がこんなにも切ないものなのか」と思わせます。
春の切ない想い出、この曲を聴くとそのときにタイムスリップできそうです。
ほんのチョッピリ「あの人のことを思い出そうかな」そんなときにもいいかもしれません。
もちろん、そういった想い出がある・なしに関わらずこの曲は名曲だと思います!
春になると絶対に聴きたくなる1曲!

2位「さくら(独唱)」/ 森山直太朗(2003年)
私は、この曲を卒業式で歌ったわけでもなければ特別なにか思い出があるわけでもないのですが、聴くと毎回のように目頭が熱くなっちゃいます。
「最近この曲聞いてないな」なんていう方、ぜひもう1度聴いてみてください。
「やっぱりイイ!」ってなりますから(笑)
桜の季節になると毎年多くの人の心に感動を残したり、感動をよみがえらせてくれる名曲だと思います。

3位「桜」/ コブクロ(2005年)
ドラマ「Ns’あおい」主題歌で、桜の季節に訪れる別れと旅立ちが描かれています。
寒い冬を越えて春が来るように、「つらいことがあっても、それを乗り越えてまた1つ君は大人になるんだよ」というようなコブクロからのメッセージも込められ、卒業ソングとしても人気があります。
キレイなメロディーを力強く歌い上げる、コブクロの魅力が詰まった1曲。

番外「夜桜お七」/ 坂本冬美(1994年)
1997年にリリースされ大ヒットをした、演歌界の大御所・坂本冬美の代表曲の1つ。
普段演歌を聴かない方も、この曲は知っているのではないでしょうか。
抑えめな歌い出しから、サビでドカンと疾走感あふれるサウンドに変わる、この流れが最高にカッコイイ!
着物姿で妖艶さを漂わせて歌う坂本冬美さんにもうっとり見惚れてしまいます。

 

照ノ富士V、史上最大の復活劇。  法華坊主 joe

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