日常

楽しい夏を過ごそう。

2019年 08月1日 - 日常

今日から8月、和名は「葉月(はづき)」です。
葉が紅葉して落ちる月「葉落(はおち)月」から「葉月」となったいわれています。
葉が落ちるのは秋では?と思われるかもしれませんが、旧暦では、8月は秋なのです。
その証拠に、秋の花である萩が咲くから「萩月(はぎづき)」、雁が飛んでくる時期だから「雁来月(かりきづき)」、春に渡ってきた燕が南方へ帰るから「燕去月(つばめさりづき)」など、8月の別名は秋真っ盛りなものばかりです。
現代ではなんだかピンとこないですね。
この時期は、連日の猛暑に併せ、帰省やレジャーなど外出の多いシーズンです。
夏祭りや花火大会など屋外で楽しむ行事がたくさんですから、夏バテや熱中症に気をつけながら、楽しい夏を過ごしたいものですね。
猛暑が続くので、熱中症にならぬよう体調管理にはくれぐれも注意してお過ごしください。
また、後半になると台風シーズンが到来しますので、忘れずに対策してください。

“令和初” 臨時国会召集、天皇陛下がお言葉。  法華坊主 joe

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「眠り流し」という習慣。

2019年 07月31日 - 日常

今日で7月も終わりです。
8月の上旬、東北各地で盛大な夏祭りが行われます。
「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」の3つをあげて「東北三大祭り」と呼ぶことが多く、これに「山形花笠まつり」を加えて四大祭りとすることもあります。
その中のひとつである「青森ねぶた祭り」は、「弘前ねぷた」「五所川原立佞武多」とともに津軽地方の夏の風物詩です。
ねぶたの由来は、7月7日の夜に、穢れを川や海に流す七夕の灯籠流しや灯籠送りが変形したものと考えられています。
七夕行事のひとつに、秋の収穫前に労働の妨げとなる睡魔を追い払うため、人形などの形代に睡魔を委ねて祓え流す「眠り流し」という習慣があり、これがさまざまな祭りになって発展しました。
ねぶたは「眠たい」の方言の「ねぶたい」が訛ったものと考えられています。
「眠り流し」にまつわる風習は全国でもみられましたが、とりわけ東北地方で発展しました。
青森の「ねぶた」や弘前の「ねぷた」の他、秋田の「竿燈まつり」や能代の「ねぶながし」も、「眠り流し」の行事といわれています。
ねぶたとは、武者絵などが描かれた人形型の大きな山車の灯籠で、歴史上の人物や地域の伝説などをモデルに、現在は針金でつくった骨組みに和紙を貼って作られています。
巨大な灯籠作りについては、坂上田村麻呂が蝦夷征伐に際して、大きな灯籠を作って敵をおびき寄せたことに由来する説など諸説あります。
今夏は、東北各地の盛大な夏祭りに出かけてみてはいかがですか。

東京電力、福島第二原発 廃炉を正式決定。  法華坊主 joe

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清浄無比の花、蓮華。

2019年 07月28日 - 日常

蓮の花が咲き始めました。
優美で清らかな蓮は天上の花にたとえられ、お盆の時季には欠かせません。
仏教では、蓮は泥の中に生まれても汚れなく清らかに咲くことから「清浄無比の花」と尊ばれ、多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われています。
法華経・従地涌出品第十五には、「不染世間法 如蓮華在水(ふせんせけんぼう にょれんげざいすい)」と説かれています。
世間の法に染まらざること、蓮華が泥水にあるが如しということです。
すなわち、泥水の中でも清らかに咲く蓮の花のように、誤った価値観に染まることなく、どんな所でも潔く美しく生きて行こう!という意味です。

蓮は、最も古い植物のひとつで、およそ1億4000万年前にすでに地球上に存在していたといわれています。
蓮の生命力は驚異的で、2000年も前の蓮の実が昭和の時代になって発芽した自生地もあります。
蓮の名所は各地にありますが、蓮の花は早朝咲き始め、昼になると閉じてしまいますから、花をご覧になるならとにかく早起きして出かけましょう。
夏の朝、まだ少し空気がヒンヤリとするうちに静かに開き始める姿は一見の価値ありです。

聖光学院、13年連続16回目の夏の甲子園。  法華坊主 joe

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「う」のつくものを食べて。

2019年 07月27日 - 日常

土用といえば「土用の丑の日!」「うなぎ!」と思う方が多いでしょう。
でも、土用の行事食はうなぎだけではありません。
土用の丑の日にちなみ、ウナギ以外にも「う」のつくものを食べて精をつけ、無病息災を祈願しましょう。
〇 梅干し=クエン酸が疲れをとり、食欲を増進するため、夏バテを防ぎます。
6月に漬けこんだ梅は、土用に天干しされて梅干しになりますし、また「三日三晩の土用干し」といわれ、夜露にあてる場合もあります。
〇 瓜=胡瓜(きゅうり)、西瓜(すいか)、南瓜(かぼちゃ)、冬瓜(とうがん)、苦瓜(にがうり)など、夏が旬の瓜類は栄養価が高く、体の熱をとったり、利尿作用でバランスを整えるなど、夏の身体に適しています。
〇 うどん=さっぱりとして食べやすいため、暑い中でも食が進みます。
他にも、「土用しじみ」「土用たまご」「土用餅」などがあり、いずれも精がつく食べ物とされ、土用に食べるようになりました。
皆さんは、何をいただきましたか? 我が家は「うどん」でした。

東京の夏を彩る大輪、墨田川花火大会。  法華坊主 joe

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風鈴のルーツは、風鐸。

2019年 07月26日 - 日常

夏の猛暑がようやく始まりました。
風に揺れて「ちりん、ちりん」と涼やかな音色を奏でる「風鈴」は、夏の風物詩で、風鈴の音色を聞くと、ふと涼を感じるものです。
暑い時期ですが、お気に入りの風鈴を軒先や室内の風の通り道につるして、爽やかに過ごすのも良いものです。
風鈴のルーツは、仏教伝来とともにもたらされた「風鐸(ふうたく)」です。
風鐸は、今の風鈴とは全く違う重い音色で、邪気を遠ざける魔除けの鐘としてつるされるもので、今でもお寺の軒先などに見ることができます。
風鈴がいつから日本の夏の風物詩になったのかははっきりしませんが、江戸時代の浮世絵には、浴衣を着て涼んでいる美人とともに今と同じ形の風鈴が描かれています。
青銅製が中心だった風鈴ですが、江戸時代に入ると、ガラス作りの技術がもたらされ、ガラス製の江戸風鈴が作られるようになりました。
江戸の町にはたくさんの物売りがいて、売り声も高くにぎやかに売り歩いていましたが、「風鈴売り」だけは、風鈴の音色がよく聞こえるように声を上げずに売り歩いていたといわれます。
軒先に風鈴をつるして、涼を感じてみませんか。

今年初めて台風上陸か?  法華坊主 joe

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子どもの頃に読んだ絵本。

2019年 07月24日 - 日常

西日本の一部が梅雨明けし、ようやく猛暑がやってきますね。
今年も半分以上が過ぎましたが、年頭に誓った今年の目標の達成率はいかがですか。
ぼくが予定した本100冊、映画50本、美術展50館のうち、今のところ順調なのは美術館巡りです。

上野の森美術館で7月19日~7月28日まで開催されている「金の星社 創業100周年記念 みる よむ あそぶ 金の船・金の星 子どもの本の100年展」を観てきました。
日本近代児童文化の成立をリードしてきた金の星社の100周年を記念して、貴重な資料からロングセラーの絵本までを一挙公開しています。
子どもの頃に読んだ絵本、子どものために贈った絵本など、誰もが記憶にある絵本を出版している金の星社の展覧会です。
西條八十、野口雨情、岡本帰一、若山牧水など、錚々たる先人たちが作り上げてきた「金の船・金の星」には、野口雨情や竹久夢二らの詩と、本居長世、中山晋平らの作曲による、100年歌い継がれることになる童謡がちりばめられ、創刊当時より子どもらしく親しみやすいと大きな反響を呼びました。
戦火を逃れた雑誌「金の船・金の星」や童謡曲譜、表紙画を担当した岡本帰一・寺内萬治郎の原画、芥川龍之介から創業者・斎藤佐次郎に宛てた書簡など、創業当時の貴重な資料から、『ガラスのうさぎ』『かわいそうなぞう』『おこりじぞう』といった戦争をテーマにした原画も展示されていました。
開催期間は短いですが、夏休みにご家族でお出かけはいかがでしょうか。

東京2020オリンピックまで、あと1年。  法華坊主 joe

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錯視と作詞。

2019年 07月23日 - 日常

今日は24節気のひとつ「大暑(たいしょ)」です。
夏の暑さが本格的になるという意味ですが、子どもたちは夏休みに入ってわくわくする季節で、農家にとっては田の草取りや害虫駆除など暑い中での農作業が続く大変な時期です。
また、土用の丑の日が近く、夏バテ防止にうなぎを食べたりする頃です。
大暑って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前で、最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークはもう少し後になります。

昨日に続いて、大学訪問の話題をブログします。
昨日、東京・御茶ノ水の明治大学博物館で開催(~9/8)されている「見えているのに見えていない!立体錯視の最前線」を観てきました。
錯視(さくし)とは、視覚における錯覚で、形・大きさ・長さ・色・方向などが、ある条件や要因のために実際とは違ったものとして知覚されることです。
丸い立体を鏡に映すと四角に変わったり、滑り台の傾斜が逆に見えたりと、目を疑ってしまう不思議な約60点の作品が展示されていました。
さらに錯視研究が始まった意外なきっかけや、錯視が起こる仕組みも紹介されるため、知的好奇心がくすぐられてしまいました。

同じ明治大学構内にある「阿久悠記念館」も観てきました。
昭和歌謡史に多数の名曲を残した偉大な作詞家・阿久悠は、明治大学の出身です。
同館では音楽に、文学に、野球に、そしてお茶の水に情熱を注いだ彼の魅力を肌で感じることができます。
5000曲以上ともいわれる彼の作品の中から代表曲500曲余りのタイトルが年代順に掲載されていて、1曲1曲を思い起こしながら「この頃、自分はどうしていたか」と感慨にひたることができました。
直筆の原稿や彼の書斎の復元も展示されているので、生き生きとした彼の世界に触れてみてはいかがですか。
いずれも入館無料です。

中国の李鵬元首相が死去、90歳。

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江戸の美少女・明治のおきゃん

2019年 07月22日 - 日常

昨日の参院選投開票の結果、少々疑問はありますが、山本太郎率いる「れいわ新撰組」の躍進だけが印象に残った選挙でした。

先日上京の折に、昭和の美少女?を誘って、國學院大學博物館が新収蔵した浮世絵を初公開する「浮世絵ガールズ・コレクション―江戸の美少女・明治のおきゃん―」展(~8/25)を観てきました。
「江戸」と「明治」という2つの時代の美人表現をテーマに優品を紹介する企画展でした。
幕末浮世絵界の人気絵師・歌川国芳や、明治の美人画界を代表する月岡芳年らの著名なシリーズを通じて、変容する美人画の系譜を示すと共に、美女と共に画中に描かれる風景や工芸品などにも注目してきました。
展示は第1章「3つのキーワードで知る!浮世絵」、第2章「江戸の美少女」、第3章「明治のおきゃん」の3章構成だったのですが、第1章で浮世絵初心者でも入りやすいよう、「浮世絵の読みかた」「美人画のよみかた」といったファーストステップ解説もちゃんとしてくれていて感動しました。
コンパクトながらユニークな展示を観たあとの出口には、美人コンテストの投票所があり、お気に入りの浮世絵ガールに一票を投じることができるなど、楽しい企画の展覧会でした。
なんといっても入場無料というのがサイコーに良かったです。

吉本社長会見、傷口ひろげる。  法華坊主 joe

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次の季節へ移る前の調整期間。

2019年 07月19日 - 日常

明日(20日)から土用(どよう)に入ります。
土用とは土旺用事(どおうようじ)の略です。 
土用というと夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、土用は各季節にあります。
陰陽五行(木・火・金・水・土)説で、春・夏・秋・冬をそれぞれ木・火・金・水とし、土を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用といいます。
要するに、次の季節へ移る前の調整期間といったところでしょうか。

一般的には立秋前の18日間の夏土用をさし、この期間を暑中と呼び、暑中見舞いを出す時期でもあります。
また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作といわれており、この豊凶占いのことを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。
夏土用の時期に、カビや虫の害から守るため、衣類や書物に風を通して陰干することを「土用の虫干し」といいます。
また、この期間は田んぼに水を入れず、土をひび割れ状態にしますが、これは雑菌の繁殖を抑える効果があり、根がしっかりと張るんだそうです。
梅干しの天日干しもこの時期です。
虫干し・土用干しを行うためにも、早く梅雨が明けて、夏本番の太陽が照りつけると有り難いですね。

河野外相、「極めて無礼」と大使に抗議。  法華坊主 joe

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画面を横切る1本の線。

2019年 07月18日 - 日常

今週の初め、ノエビア銀座ギャラリーで開催されている「安西水丸展 1本の水平線」を観てきました。
昨年の夏にも、福島県立美術館で「イラストレーター・安西水丸」展が開催され、それ以来の鑑賞となりました。
安西水丸さんは、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイや広告など多方面で活躍したイラストレーターです。
はじめ広告代理店や出版社に勤め、デザイン等の仕事をしていましたが、独立後は村上春樹氏をはじめとする本の装幀や、『がたん ごとん がたん ごとん』などの絵本、広告や執筆活動など幅広く活躍しました。
今回は、画面を横切る1本の線を「ホリゾン(水平線)」と呼び、ホリゾンを引くことで、コーヒーカップや花瓶がちゃんとテーブルや出窓に置かれているイメージが出せるそうで、「一直線にイラストレーターになった」という安西さんの作品が展示されていました。
頭が禿げてお腹も出ているおっさんには似合わない銀座のギャラリーでしたが、雨の銀ブラひと休みも兼ねて仄仄とするひと時でした。
この日は3連休翌日でしたので休館の施設も多く、でもこの他に3館を巡り歩き、それぞれに特徴ある美術展を観ることが出来ました。
ご一緒してくれたナビゲーターに感謝します。

京アニ放火、死者33人。  法華坊主 joe

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