2020年 11月17日 - 日常
今朝のニュースで「きょうは小春日和、全国的に昼間はポカポカ陽気に・・・」と報じていました。
小春日和とは、旧暦の10月を指す異称です。
秋から冬に移行するこの時期には、まるで春のように穏やかな陽気が続くことからこう呼ばれるようになりました。
つまり小春日和は、冬から春に近付いて春めいた気温や気候になる、という意味合いで使用するのは間違いなのです。
小春日和は、俳句では冬の季語になります。

小春日和が、晩秋から冬にかけての春のような穏やかで温かな時期を指すことがわかったところで、1つの疑問が生まれませんか?
それは、「秋晴れ」という言葉です。
小春日和同様、秋晴れもニュースの天気予報などでよく聞かれる言葉なのですが、秋晴れはイメージ的に小春日和と同じ意味なのではないかと思いますよね。
秋晴れとは、秋の空がすがすがしく晴れわたっていることを言い、秋日和とも言います。
小春日和が、春を表す言葉ではなく冬の言葉だと聞いて驚いた方も多いかと思います。
しかし、これから長く寒い冬が近づく少し前に、春のようなポカポカとした陽気は心が和むものです。
今年の冬は是非、小春日和を意識してみてはいかがでしょうか。
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2020年 11月16日 - 日常
白鳥は、世界全体で新型コロナウイルスが蔓延していることをご存知なのだろうか?
立正院境内の傍を流れる水原川の下流に、今年も忘れず今月初めに白鳥が飛来してきました。

白鳥の生息地はユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で、そこは冬の寒さが大変厳しいそうです。
最低気温は-30℃以下になるときもあるそうです。
白鳥の生態的には厳しい寒さにも耐えられるそうですが、そんな寒い土地では湖の氷が凍ってしまいます。
白鳥の主なエサは水草なので、凍ってしまうとエサを食べられなくなってしまうために、水面が凍らない日本までエサを求めてやってくるのだそうです。
その距離約3000㎞~4000㎞といわれ、そんな気の遠くなる距離をはるばる越冬に訪れてくれるのですね。
そんな長旅をするくらいなら、日本にずっといればいいのでは?と思いますが、やはり白鳥にとっては日本の夏は暑すぎるようです。
もうひとつの理由としては、白鳥は縄張り意識が強い!という理由も挙げられます。
繁殖期には、他者に向かって攻撃的になることから広い土地が必要なのだそうです。
そういえば、白鳥を見に行くと、よくケンカしている姿を見かけますが、見た目の可愛らしさに反して意外と凶暴なのですね。それにしても、遠い異国の地から日本までやってくるなんて、その根性ってすごいですよね。
白鳥の生態がわかったので、今シーズンの白鳥見学はさらに楽しいものになりそうです。
皆さんも、ぜひ白鳥の観察に出掛けてみてください。癒されますよ。
IOC会長、「必ず実現し成功させる」。 法華坊主 joe
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2020年 11月15日 - 日常
「七五三」の今日、立正院には子どもたちの健やかな成長を願う多くの家族連れが訪れました。
ことしは新型コロナウイルスの影響で、家族ごとに時間を分けるなど、感染防止対策が行われる中での参拝となりました。
七五三とは、子を想う親の気持ちを形にした神聖なお祝いの儀式です。
起源は室町時代といわれ、江戸時代の武家社会を中心に関東から全国へ広まったとされています。
大変悲しいことですが、当時は乳幼児期に亡くなってしまうお子様も多く、生まれてから3、4年経ってから現在の戸籍にあたる人別帳や氏子台帳に登録したようです。
そのため、今まで無事に成長したことへの感謝と、幼児から少年・少女期への節目にこれからの将来と長寿を願う意味を持っていたそうです。
現代では、3歳で言葉を理解するようになり、5歳で知恵づき、7歳で乳歯が生え代わるなど、発育してゆく上で病気にもなりやすく、様々な危険を伴う時期なので、健やかな成長を神仏にお祈りをするといった、子供を思うご両親の愛情表現の行事という意味合いが強くなっています。

ずばり!七五三の日は11月15日ですが、なぜ11月15日かといいますと、体の弱かった将軍徳川家光の子供、徳松(後の将軍、綱吉)の健康のお祈りをしたのが11月15日で、そのお祈りの後、徳松がすくすくと成長したことにあやかって七五三の式日として広まったと伝えられています。
ことしは特に三密を避けたい、家庭の事情で延期したいなど、時期をずらしたい人も多いはずです。
年内でしたらこれからでも差し支えありませんので、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などに注意して、お祝してはいかがでしょうか。
SB、4年連続日本シリーズ進出。 法華坊主 joe
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2020年 11月14日 - 日常
明日は「七五三(しちごさん)」です。
七五三とはその名の通り、子供の7歳、5歳、3歳の節目に、健やかな成長をお祝いする日本の伝統的な行事です。
女の子は3歳と7歳、男の子は5歳を迎えた年に神社やお寺にお参りするのが一般的な七五三とされています。

七五三と言えば、千歳飴(ちとせあめ)がつきものですよね。
紅白の千歳飴の入っとた袋を持つ子供たちの姿は七五三ならではの微笑ましい光景です。
千歳とは千年のこ。
長い棒状の千歳飴には、長く健やかに生きられますように、との願いが込められています。
ところで、この千歳飴ですが、誰がどのように用意するのか、ふと疑問に思った方もいるのではないですか。
千歳飴は、七五三のお参りに行った神社やお寺でご祈祷の受付のときか、ご祈祷をあげてもらった後にいただけることが多いです。
立正院でも、明日は「榮太郎の千歳飴」を用意して皆様をお待ちしています。
七五三の由来やお祝いする意味、どのようなことをするのかをよく理解して、素敵な七五三をお迎えくださいね。
社民党、事実上の分裂が決定。 法華坊主 joe
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2020年 11月12日 - 日常
♪
秋の風が吹いて 街はコスモス色
あなたからの便り 風に聞くの
落葉つもる道は 夏の想い出道
今日もわたし一人 バスを待つの
冬が来る前に もう一度あの人と
めぐり逢いたい ♫

「赤い鳥」出身の後藤悦次郎と平山泰代の夫婦デュオとしてスタート「紙ふうせん」の1977年(法華坊主が20歳の時)のヒットです。
リードボーカルは平山が務め、別れた恋人のことを忘れられない気持ちを歌っています。
曲はフォルクロールのような雰囲気をもっているような気がしませんか?
この曲は発売されるとラジオを中心にヒットとなり、翌1978年にはオリコンチャートで4位まで上昇しました。
TBS「ザ・ベストテン」にもにも出演し、この曲によりグループの知名度は全国的となりました。
「冬が来る前に」は日本の学校の音楽の教科書に掲載され、合唱曲の定番となっています。
また、タイアップは大阪ガスのCMに起用されました。
学生時代を思い出し、冬を間近にすると聴きたくなる一曲ですね。
コロナ、3カ月ぶり全国1500人超感染 。 法華坊主 joe
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2020年 11月11日 - 日常
皇居で「秋の叙勲」の親授式が行われ、天皇陛下が受章者に勲章を手渡される報道がされています。

わが国には、社会や多くの人のために重要な仕事をした人、目立たなくても大切な仕事をこつこつと長年続けた人、誰かを救うために力を尽くした人、そうした人や仕事ぶりに、光を当てる仕組みがあります。
国や公共のために功労のあった方、社会の各分野において優れた行いのあった方などに対し、国としてその功績や業績を表彰するために、「栄典制度」が設けられています。
我が国の「栄典制度」は明治以来の長い歴史と伝統があります。
平成15年(2003年)に大きな制度改正が行われ、平成28年(2016年)にも見直しが行われました。
この見直しで、これまであまり栄典が授与されてこなかった分野で活躍している民間の方々へも、積極的に栄典授与を進めていくこととしました。
今後も、長い歴史と伝統を大事にしながら、時代の変化に対応した、より国民に親しまれる栄典制度を目指して見直しが進められるようです。
大きく分けると、勲章(くんしょう)と褒章(ほうしょう)の2種類があり、それぞれいくつかの種類が設けられています。
勲章には、大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日章、瑞宝章、文化勲章などがあります。
大勲位菊花章や桐花大綬章は、内閣総理大臣や衆議院・参議院の議長、最高裁判所長官の三権の長を務めた方などに授与されています。
旭日章は、功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方に、瑞宝章は、公務などに長年にわたり従事し、成績を挙げた方に、授与される勲章です。
文化勲章は、科学や文化の発達に関し特に顕著な功績のある方が対象です。
法華坊主には、いずれも縁のない話ですが、4月の「昭和の日」と、この時期の「文化の日」には、新聞紙上をにぎわす話題ですね。
コロナ、感染拡大「第3波」か? 法華坊主 joe
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2020年 11月10日 - 日常
米製薬大手ファイザー<PFE.N>と独バイオ医薬ベンチャーのビオンテック<BNTX.O>が共同開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンは、臨床試験(治験)で高い有効性を示したことが9日に発表されました。
ワクチンとは、ウイルスや細菌等、病原菌を処理して作った薬剤のことです。
ワクチン接種は、免疫の働きによって、体に侵入した病原菌の増殖を抑えます。
その結果、病原菌に感染しても感染症の発病を抑えたり、症状を軽くする効果があります。
新型コロナウイルスばかりでなく、冬の到来とともにインフルエンザの流行も懸念されます。

インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3種類があり、A型インフルエンザウイルスは、さらに144種類に分類できると言われています。
A型インフルエンザウイルスは常に変化しているため、インフルエンザワクチンの予想後に変化した場合、ワクチン接種を受けて獲得した免疫が十分にその効果 を発揮せず流行を起こすことになります。
また、ワクチンの効果は、年齢、本人の体調等によって変わります。
これらのことから予防接種を受けてもインフル エンザを発症する場合があり、100%予防できるわけではありません。
インフルエンザウイルスは部分的な変化を繰返しており、毎年流行する型が変わります。
流行する型にあったワクチンを打たないと発症予防の効果はありません。
また、インフルエンザワクチンの効果持続期間が約5ヵ月と短いため、毎年必要となります。
風邪なんて何のその!と粋がっていた法華坊主も、還暦を機会に予防接種を毎年受けています。
今年も既に接種しましたが、いつもより費用がお高い感じがしました。
東証、29年ぶりに2万5000円台。 法華坊主 joe
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2020年 11月8日 - 日常
結婚式や法事など、最近は主催者からのお心づかいで「平服でお越しください」と記されていることがよくあります。
法華坊主のブログですから、今回は法事について着目してみます。
「平服」という言葉から、Tシャツやコットンパンツなどの「普段着(私服)」をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような服装で法事に参加してもよいのでしょうか。
平服という言葉は、冠婚葬祭や就職活動の案内などで目にすることが多く、日常生活の中で耳にすることはあまりないと思います。
平服を辞書で引くと「普段着ている服、日常の衣装」などと書かれていますが、実際には、Tシャツやジーパンのような普段着は、冠婚葬祭や就職活動おける平服とは言いません。
冠婚葬祭や就職活動における平服とは、「場に適した服装」を指します。
喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があります。
「正喪服」は最も格の高い喪服で、葬儀・告別式の際に喪主や親族が着用するもの。
「準喪服」は一般的に「喪服」と呼ばれるものです。
「略喪服」は準喪服より格が下がります。
法事の際で言えば、3回忌の法事までは「略喪服」を指し、それ以降の法事であれば「略喪服よりも格を落とした地味目な服装」を指します。
弔事の平服は、「正喪服や準喪服でなくてよい」という意味ですので、黒かそれに近いダークカラーの服装が基本です。

法事やお別れ会では、平服と言われても弔事ならではのルールや着用マナーがあります。
「型にとらわれず」といった意見もあられるでしょうが、亡くなった人や遺族に気持ちを表すことを忘れずに、その場にふさわしい服装で参列したいですね。
バイデン氏、勝利宣言「分断でなく団結を」。 法華坊主 joe
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2020年 11月7日 - 日常
きょうは24節気のひとつ「立冬(りっとう)」で、木枯らしが吹きはじめ、冬の気配が感じられる頃です。
暦の上では冬の始まりですが、県内各地では20℃前後まで気温が上がり、過ごしやすい一日となりました。
福島地方気象台によりますと、7日日中の最高気温は、福島で20.8℃、郡山で21.3℃を記録するなど、この時期としては気温の上がった地域もありました。

ちょうどこのころ「亥の子の日」がめぐってきます。
「亥の子の日」とは、本来は旧暦10月の最初の亥の日のことですが、今は11月の第一亥の日(2020年は11月4日)を指すのが一般的です。
日本の文化に深く関わる陰陽五行説において「亥」は水にあたり火に強いとされているため、「亥の子の日」に「こたつ開き」や「炉開き」(火を使うこたつや炉を使い始めること)をすると火事にならないと言われてきました。
現在は火を使うこたつではありませんが、暖房器具を準備する好機になっています。
また、子どもをたくさん産むイノシシにあやかり、イノシシの子に見立てた「亥の子餅」を食べ、収穫祝いや無病息災、子孫繁栄を祈願する習わしが主に関西でみられます。
茶道の炉開きでも、亥の子餅を食べるところが多いです。
立冬を過ぎると、初霜が降りて冬の佇まいへと変わりますし、「こよみの上では冬の始まり」と聞くと、少し季節を先取りした感じがしますね。
これからの行楽のベストシーズン、季節の移り変わりを感じながら楽しみましょう。
コロナ、1日の感染者、連日の1000人超。 法華坊主 joe
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2020年 11月6日 - 日常
♫
まっかだな まっかだな
つたの葉っぱが まっかだな
もみじの葉っぱも まっかだな
沈む夕日に 照らされて
まっかなほっペたの 君と僕
まっかな秋に かこまれている ♫
昭和38年(1963)10月、NHKテレビの『たのしいうた』で放送されました。
赤い夕映えのなかでいっそう赤く輝く紅葉の道を、感動しながら歩いている子どもの気持ちが歌われています。
作詞の薩摩忠は、シャンソンやカンツォーネの歌詞を数多く訳しているほか、童謡や歌謡曲の作詞も手がけています。

山々が黄色や赤に染まる感動の紅葉絶景をめざしてお出かけするのも楽しいし、名所に色づく1本の木の紅葉に思いを馳せるのも日本の風情を感じることができる過ごし方のひとつです。
毎年紅葉観光に行っていた場所で、昨年を思い出し、今年の色づき具合との違いを楽しむのも大人な楽しみ方ですね。
気候によって色づき具合がちがうから、一期一会の最高な景色に出会えるかもしれません。
秋晴れの空に映える美しい色をぜひ堪能してくださいね。
北海道、コロナ警戒ステージ2→3へ。 法華坊主 joe
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