日常

10万円の使い道は「生活費」。

2020年 05月18日 - 日常

「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」が閣議決定され、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うために、1人当たり10万円を給付する特別定額給付金事業を実施することになりました。
本日、その申請書在中の封筒が福島市役所より我が家へも届きました。

給付金10万円の使い道について、ある民間調査会社が実施したアンケートによると、
1位 生活費・・・・70.5%
2位 学費・・・・・19.0%
3位 預貯金・・・・17.3%
4位 水道光熱費・・・15.9% 等々です。
給付金10万円の使い道として、最も回答が多かったのは「生活費」ですが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のための休業要請や一斉休校・テレワーク化により収入が減っている家庭・支出が増えている家庭が増えていることが明確です。
たかが10万円、されど10万円、社会課題のために使うもよし、家庭の課題を解決するために使うもよし、個人のために使うもよしで、使い道は各々にまかされています。
さて、我が家の給付金はどこへ消えていくのでしょうか? まずは申請しないことにはいただけませんものね。

 

検察庁法改正、今国会は断念。  法華坊主 joe

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旦那は、男性に対する敬称。

2020年 05月17日 - 日常

今日もStayHomeの話をひとつ。
緊急事態宣言が解除されて初めての日曜日、月参りに来た熟年のご婦人がつぶやきます。「うちのダンナったら、毎日家にいて困っちゃう。テレワークなんて言わないで早く会社に行ってほしいわ」。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的としたテレワークや外出自粛が続くなか、平日も週末も、夫婦が一日中ずっと家の中で顔を合わ続ける状態が増えています。
コロナのおかげで夫婦間の距離が縮まったほうが仲良くなれると思いきや、突然のことで持て余す現実。
一日中一緒に過ごす事態も長期に渡ると馴れ合いになってきますが、もうしばらくこの状況は続きそうです。

そこで熟年のご婦人が発した「ダンナ」についてお話しします。
この「旦那」も、もともとは仏教の言葉で、古代インドの言葉であるサンスクリット語の「ダーナ」がこれにあたり、もともとは「檀那」と書きました。
意味は「与えること」で、「布施」もこのダーナの訳語で、つまり慈悲の心をもって、欲得の心無しに、人にものや行為を施すことです。ます。
この布施というと、イコールお金だと思う人もいるようですが、お金に限らずものを施しても布施ですし、他の人が喜ぶような行為を施しても布施と呼びます。
ダーナはこの布施を意味したわけですが、次第に布施をする人もダーナと呼ぶようになり、それが「旦那」の語源となりました。
お釈迦さまの時代には、お釈迦さまの説く教えに惹かれて、たくさんの人が弟子になりました。
その中には、出家しお坊さんとして生きていく者もいれば、出家せずにこの俗世間でお釈迦さまの教えを実践していこうという人もいました。
この俗世間で教えを実践していこうとする人の多くは、経済的にも、お釈迦さまやその弟子達を支えていこうとします。
つまりこのように、仏教教団を支える人たちをダーナと言ったのです。
このダーナという考え方が現代まで伝わり、日本では「檀家」と呼ばれるようになりました。。
旦那は、一家を支える男性に対する敬称ですから、世のご婦人方よ、いましばらく辛抱してStayHomeを耐え抜いてください。

 

アベノマスク、欲しくないけどいつ届く。  法華坊主 joe

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心が折れて、飽きっぽい。

2020年 05月16日 - 日常

せっかくのStayHomeを楽しむために、新たなことを始めた方はいませんか。
そこで、「三日坊主」という言葉がありますが、これは、何かを始めても続けることが苦手な人のことを言います。
なぜ「ボウズ」なんでしょうか。
故事ことわざ辞典によると「僧の修行というものは、早朝からお勤めが始まり、食事も粗食で規則正しい生活を強いられる。出家しても、中途半端な気持ちでは修行の厳しさを乗り越えられず、三日たったら還俗(げんぞく=出家した人が再び続人に戻ること)してしまう人がいることからできた言葉」とありました。
修行の厳しさに心が折れてしまい、3日でやめてしまったことが転じて、飽きっぽい人のことをこのようにいうのですね

最近はパソコンの前に一日中座っていることが多いので、仕事が進まないとよく通販サイトを見ます。
ネットショッピングは、時間を問わず購入できるし、海外ではない限り2、3日もすれば自宅に届くのでとても便利です。
日用品はもちろん、おいしそうなものがあるとついつい食べたくなってポチッとやってしまうのです。
消費できるものはいいのですが、消費できず、家の中で場所をとってしまうものが皆さんのお宅にはありませんか。
我が家では、運動不足解消のために購入した運動器具がありますが、最初のやる気が持続せず、三日坊主で終わってしまい、今では洋服やカバンがかかっています。

 

NHK、大河と朝ドラ放送中断。  法華坊主 joe

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平和憲法の下に帰る。

2020年 05月15日 - 日常

第二次世界大戦の終結後の昭和26年(1951)、日本はサンフランシスコ講和条約によって主権を回復しましたが、沖縄は日本から切り離されアメリカの統治下のままで、通貨はドルに切り替えられ、沖縄を出る時にはパスポートを必要としました。
アメリカに統治され続けていた沖縄は、昭和46年(1971)に結ばれた「沖縄返還協定」により、翌年の昭和47年(1972)5月15日午前零時をもって、アメリカ合衆国から日本へ返還されました。
「平和憲法の下に帰る」と県民が期待した日本復帰から、今日で48年を迎えました。

戦後の沖縄県出身の著名人の筆頭は、アフロヘアと口ひげに「ちょっちゅね」など、とぼけたキャラクターですっかりバラエティー番組の人気者として定着した具志堅用高ではないでしょうか。
かつてボクシングWBAライトフライ級王座の13連続防衛や世界戦6連続KOなどの記録を打ち立て、今の姿からは想像できないほど最強のボクサーでした。
そして、本土復帰間もない当時の沖縄で間違いなく最高の英雄だったにちがいありません。

次に、「安室ちゃん」「奈美恵ちゃん」という愛称がある安室奈美恵。1990年代に数多くのヒット曲を生み出し、アムラー等の社会現象を引き起こし、平成を代表する歌姫としての地位を築きました。
40歳の誕生日を迎えた2017年に芸能界を引退することを発表し、2018年9月16日をもって引退しましたが、ニュースを介して、多くの著名人が引退を惜しむメッセージを発表しました。

ついでに、テレ朝「ニュースステーション」サッカーキャスターをつとめた川平慈英。
法華坊主は、同名漢字の彼を見て即刻ファンになりましたが、彼の決まり文句「いいんです!」や、サッカー中継の際の「ムムッ!」「ハーフナー・マイクーぅ!!」など、ハイテンションな語り口調はいまでも人気です。

今なお多くの問題を抱える沖縄ですが、沖縄県出身の著名人の活躍に期待ですね!

 

検察庁法改正案、採決持ち越し。  法華坊主 joe

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囲碁とお題目の結びつき。

2020年 05月14日 - 日常

今朝のテレビ番組で、林修先生が言ってましたよね「5月14日は「碁石(ごいし)の日」」って。
日本で唯一のはまぐり碁石の産地、宮崎県日向市の製造販売業者「ミツイシ」が2017年に制定したものです。
囲碁とは、黒と白の碁石と碁盤を使って遊ぶ陣取りゲームで、2500年以上前に中国で誕生した人類の歴史上最も古いゲーム、と言われています。
私も残念ながら、囲碁を嗜んだことはありません。

ところで皆さんは「本因坊(ほんいんぼう)」という言葉をご存知ですか。
本因坊とは、江戸時代に安井家・井上家・林家と並ぶ囲碁の家元四家のうちの一つで、本因坊家は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑に仕えた算砂(さんさ・一世本因坊)を開祖とする家系です。
本因坊算砂は、安土桃山時代~江戸時代の囲碁の棋士ですが、顕本法華宗寂光寺塔頭本因坊の僧でもあります。
法名を日海(にちかい)と称し、江戸幕府から俸禄を受けて家元本因坊家の始祖となる「本因坊」の名は、算砂が住職を務めた寂光寺の塔頭の名前に由来します。
「本因坊」はもとは連声して「ほんにんぼう」と読びましたが、囲碁の普及に伴って「ほんいんぼう」と読まれるようになりました。
寂光寺は、「 囲碁本因坊の寺」と別称され、京都市左京区にある顕本法華宗の本山です。
法華坊主も、「本門八品 上行所傳 本因下種の南無妙法蓮華経(ほんもんはっぽん じょうぎょうしょでん ほんにんげしゅの なむみょうほうれんげきょう)」とお題目をお唱えします。
今日は、囲碁とお題目の信仰とは深い結びつきがあることを紹介しました。

 

福島県も「緊急事態宣言」解除。  法華坊主 joe

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初物に手を出すのが粋の証。

2020年 05月13日 - 日常

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」とは、江戸中期の俳人・山口素堂の作です。
目にも鮮やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、食べておいしい「初鰹」と、春から夏にかけ、江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んでいます。
この句が一躍有名となり、江戸っ子の間では、初夏に出回る「初鰹」を食べるのが粋の証となりました。
日本の食文化は、季節を感じながら、季節の味をいただくことを大切にしているので、いち早く季節のものを味わうことは大きな喜びなのです。
旬の走りは珍しさが先行して値段も高めで、もう少し待てば盛りになり、味や値段も安定するのですが、それを待つのは野暮というもので、初物に手を出すのが粋の証だったのです。
とはいうものの、当時「初鰹」は極めて高価で、「まな板に 小判一枚 初鰹」(宝井其角)と謳われるほどでしたが、「初鰹は女房子供を質に置いてでも食え」と言われるほどの人気でした。

初鰹が支持されたもうひとつの理由が、初物の縁起の良さにありました。
初物とは、実りの時期に初めて収穫された農作物や、シーズンを迎え初めて獲れた魚介類などのことです。
初物には他の食べ物にはない生気がみなぎっており、食べれば新たな生命力を得られると考えられ、さまざまな言い伝えも残っています。「初物七十五日」(初物を食べると寿命が75日のびる)
「初物は東を向いて笑いながら食べると福を呼ぶ」
「八十八夜に摘んだお茶(新茶)を飲むと無病息災で長生きできる」(新茶を贈る風習もあります)
初鰹も同様で、「初鰹を食べると長生きできる」とされ、大変珍重されました。
江戸の初鰹は鎌倉あたりの漁場から供給されたため、松尾芭蕉は「鎌倉を生きて出でけむ初鰹」と詠んでいます。

 

三段目力士(28)、コロナで死亡。  法華坊主 joe

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お互いを労い合う気持ちが必要。

2020年 05月12日 - 日常

毎年この時期に話題となる「五月病」。
5月の連休後に、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。
初期症状としては、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどが挙げられ、これらの症状をきっかけとして、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。


今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でさらに深刻です。
リモートワークで仕事をしている方が多い影響もあり、五月病を引き起こす要因である〈環境変化〉が例年よりも多くの人に起こっています。
普段と異なる環境で仕事や勉強を行ううえ、日々流れる悲惨な報道に感情移入をして、心が落ち込んで憂鬱になる人も多いでしょう。
また、「自身が感染するのではないか」「両親や身近な人が感染するのではないか」「症状はないが、もしかしたら感染しているのではないか」「遠方の両親に会いに行きたいけど行けない」など、様々なことを考え、不安や緊張が強くなっている人も多いと思います。
また、経済的な不安が大きくのしかかっている人も大勢いますよね。
このような不安の中、皆が一丸となって新型コロナウイルスの収束に向け頑張っている時期ではありますが、状況が落ち着いた頃に、心がポキっと折れ、強い疲労感や、無気力感、自責感、イライラ感などが出現してしまうこともあると思います。
お互い我慢し過ぎずに、感情的にならずに、自分の意思も伝え、お互いを労い合う気持ちが必要ではないでしょうか。

 

#検察庁法改正案に抗議します。  法華坊主 joe

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おもてなしとあたたかみ。

2020年 05月11日 - 日常

ある団体の事務局を一緒に勤めているE先生のお宅をお訪ねして「こづゆ」をご馳走になりました。
女史は会津出身ですので、「こづゆ」はお手の物です。
「こづゆ」とは、干し貝柱でだしをとり、里芋や人参、糸こんにゃくなど具だくさんでつくる煮物ですが、それを小さな朱塗りの「手塩皿(てしおざら)」に盛った会津を代表する郷土料理です。
呼び方も材料も地域によって異なるそうで、会津の広い地域でそれぞれの家庭に伝わる味として、また冠婚葬祭に欠かせない料理として今も多くの人々に愛されています。
会津藩のご馳走料理としてうまれた「こづゆ」は、現在も正月や冠婚葬祭などの特別な日には欠かせないもてなしの料理で、具だくさんの材料の数は縁起のよい奇数が習わしのようです。
また、多くの食材が盛られる贅沢な料理ながら「おかわりを何杯しても良い」習慣が有り、会津人のおもてなしの心が表現されていると教えていただきましたから、おかわりして頂戴しました。

また、会津と同じ城下町の二本松には、「ざくざく」という郷土料理があります。
「ざくざく」は、家庭や地域によって違いはありますが、たくさんの具材をザクザクと、1㎝程度のさいの目に切って作られる伝統的な汁物のことで、昔から冠婚葬祭など特別なときに食べられてきました。
「ざくざく」は、だしを煮干で取り、大根、人参、里芋、ごぼう、生椎茸、焼き豆腐、こんにゃく、鶏モモ肉などの具材を、柔らかくなるまで煮、醤油と酒で味を整え、最後にみつ葉を加えます。
元々は自宅で行うお葬式料理だそうですが、それはお客の数が予想できないお葬式でも野菜などですぐ増やせる、野菜の端を活用でるなどの生活の知恵でもありました。
陽気で気さくな二本松の人たちが作る「ざくざく」には、どこか温かみを感じます。

 

コロナで、史上初の球宴中止。  法華坊主 joe

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母への感謝と世界平和を願う日。

2020年 05月10日 - 日常

新型コロナウイルスの感染拡大で、カーネーション生産農家も影響を受けています。さらに、街のお花屋さんも、花を届けてきた飲食店や企業の休業、生け花教室の閉鎖などが重なって売り上げが落ち込み、店舗の家賃も足りなくなっているということです。

今日は「母の日」で、お母さんに感謝し、カーネーションを贈る習慣があります。
「母の日」の由来はいろいろ伝えられていますが、実は母に感謝するだけでなく、世界の平和を願う日でした。
母の日は、1910年にウェストバージニア州で始まり少しずつアメリカ全土に広まっていき、1914年には正式に「母の日」として制定されました。
ウェストバージニア州の知事が、「5月の第2日曜日を母の日にする」と宣言するに至った背景には、アンナ・ジャービスの働きかけがあったと言われています。
アンナの母親であるアン・ジャービスは、かつてアメリカの南北戦争で負傷兵のケアを行っていました。
この女性は負傷兵の衛生状態を改善する「マザーズデー・ウォーク・クラブ」を立ち上げ、敵兵のケアも献身的に行っていたとされています。
アンが亡くなった2年後の1907年5月12日に、娘のアンナは亡き母を追悼する会を教会で行い、母が好きだった白いカーネーションを参加者に配りました。
これが「母の日」の起源と言われており、アンナの行動によって白いカーネーションが母の日のシンボルと認識されるようになりました。
日本で初めて母の日のイベントが開かれたのは明治末期頃であり、当時教会で行われたイベントによって人々の間に広まったと伝えられ、1937年(昭和12年)森永製菓などが普及活動を展開して全国的に広がり始めましたが、戦争によりそれどころではない時代となり、戦争が終わった1947年、アメリカにならって5月の第2日曜日を「母の日」としました。
母の日に贈るカーネーションの定番色です。
赤いカーネーションの花言葉は、「母への愛」や「母の愛」、「純粋な愛」「真実の愛」などですが、カーネーション各色の花言葉のなかで、最も直接的な母親への想いが込められているようです。
ちなみに父の日は、6月第3日曜日、今年は6月21日です。

 

全国初、奄美地方が梅雨入り。  法華坊主 joe

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半分くらいしか読めません。

2020年 05月9日 - 日常

きのう「躑躅=ツツジ」を紹介したら、友人から植物の難読漢字について「もっとあるよ!」とクイズ(50問)をいただきました。

「山茶花」「綾目」「杏子」「無花果」「女郎花」「花梨」「蜜柑」「馬酔木」「大葉子」「鬱金香」「胡桃」「団栗」「柊」「薔薇」「水芭蕉」「竜胆」「石楠花」「鈴蘭」「百日紅」「仙人掌」「竜胆」「蒲公英」「紫陽花」「勿忘草」「桔梗」「合歓木」「燕子花」「蘇鉄」「金木犀」「白檀」「藺草」「銀杏」「独活」「玉蜀黍」「海柘榴」「翌檜」「蕨」「芒」「鬼灯」「蓬」「風信子」「蕺草」「薊」「菫」「薇」「薺」「繁縷」「蓼」「樅」「茱萸」

難読漢字とは、読み方が熟字訓など表外のものであったり、当用漢字外の漢字や国字が入っているために、一般の人にとって読みにくい漢字系文字の総称です。
そもそも漢字は数が数万字以上あり、また、部品から正確に読みを知ることは困難で、読みも一種類でないことが多いため、学校や一般社会であまり使われない漢字は、正しく読むことが難しい性格の文字なのです。

法華坊主は、50問中、半分くらいしか読めませんでした。頭が痛くなってきたので、早めにおやすみなさい(笑)

 

コロナ、東北(宮城)で初の死者。  法華坊主 joe

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