2020年 01月1日 - 日常
新しい年が明けました。
冷たくピンと張り詰めた冬の空気が、新年らしさを盛り上げます。
1月1日は元日、年の初めを祝う日です。
元日の朝に汲む水のことを「若水」と呼び、この水で年神様への供物や家族の食事を作ったり、口をすすぐ・お茶を点てるといったことを行います。
今月は、月半ばまで続くお正月に関連する行事が主役でしょう。
近年では年末年始でも通常通りに営業しているお店も多く、お正月らしさがイマイチ感じられないといった声も聞こえてきますね。
本来「正月」は1月の別称ですが、一般的には正月行事をする間ととらえ、1月1日~1月7日(地方によっては15日、または20日まで)の「松の内」や、一連の正月行事を終え「正月事終い」の日とされる1月15日(地方によっては20日)の「小正月」までを指すことが多いです。
また、丁寧に“お”をつけて「お正月」というのも特別な気持ちの表れですし、1月を「睦月」と呼ぶのも、正月に一家揃って睦みあう様子を表したものです。
今年も「法華坊主の独り言」では、春夏秋冬季節の話題、観た映画、読んだ本、巡った美術展、時おり信仰の話を交えて綴っていこうと思います。
よろしくお付き合いください。
ゴーン被告海外逃亡に、弘中弁護士は・・・。 法華坊主 joe
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2019年 12月31日 - 日常
今年も1年間、拙いブログ「法華坊主の独り言」にお付き合いいただきまことにありがとうございました。
振返ってみると、今年一番のニュースは「平成」から「令和」に改元され、新しい時代のスタートです。
辛い出来事ばかりが思い起され、特に地球温暖化の影響により日本列島は各地で災害が発生し、福島県内でも相次ぐ台風の接近、大雨、河川の氾濫があり甚大な被害が出ました。
また、10月からは消費税が8%から10%に引き上げられ、軽減税率、キャッシュレス、ポイント還元など私たちにとってはよくわからない施策でした。
さらには、相次ぐ大臣の辞任と説明責任の拒否、秋になってもサクラで国会が混乱するなど、安倍政権の緩みとおごりだけが目立つ結果となりました。
海外では、香港の民主化運動、米中の貿易摩擦、そして日本と韓国が戦後最悪の関係に陥っていることなど、内外ともにうれしいニュースはありません。
しかし、スポーツ界だけは明るいニュースの連続でした。
ラグビーW杯の日本開催で今までにないほどの注目を浴び、ONE TEAMのブームが巻き起こり、ゴルフの渋野日名子選手が全英OPで初優勝し、日本人では42年ぶりのメジャー制覇。
野球WBCプレミア12で侍ジャパンの優勝、バドミントン・卓球などでも日本人選手が大活躍しました。
私個人的には、今年の年頭に掲げた目標の半分くらいしか達成できませんでしたが、皆さまに励まされて今年1年間ブログを書き続けることができたことについては感謝申し上げます。
自分の素行を棚に上げて他人を批判することはいけませんから、来年は己の罪障消滅に心がけていきますので、引き続き親しくご交誼たまわりますようよろしくお願い申し上げます。合掌
これから除夜報恩法要の献燈供養の準備です。 法華坊主 joe
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2019年 12月29日 - 日常
童謡「お正月」は、子供たちがお正月を待ちわびる歌です。
♫ もういくつねると お正月
お正月には 凧(たこ)あげて
こまをまわして 遊びましょう
はやく来い来い お正月
もういくつねると お正月
お正月には まりついて
おいばねついて 遊びましょう
はやく来い来い お正月 ♫
この歌の作詞は東クメ、作曲は滝廉太郎で、もともと滝廉太郎がつくった『幼稚園唱歌』という20曲の中の1曲で、最も人気になったものでした。
1番の歌詞には、凧とこまが登場して、男の子の歌詞となっています。
昔の男の子たちには、お正月にする凧揚げとこま遊びが一番の楽しみだったようで、お正月にはする凧揚げには、一年の幸福を祈願する意味や、願掛けの意味もあったそうです。
他にも、男の子が産まれた家は凧揚げをする風習があったことから、男の子はお正月になると凧揚げをするようになったという説もあります。
2番の歌詞には、まりとおいばねが出てきます。
これは、昔の女の子の遊びだったので、2番の歌詞は女の子の歌詞になっており、おいばねとは羽子板遊びのことで、ふたり以上で羽根(羽子)を突き合うものです。
女の子は新年になると、色んな絵が描かれた羽子板でおいばね遊びをしたようです。
この歌には、お正月を楽しみにする無邪気な子供たちと、それを見守る家族の姿が込められているのですが、昨今は凧揚げ・こま遊び・毬つき・羽子板遊びをする子供たちは、まずいません。
でも、一年のはじめ、家族団らんを楽しめる短い時間に、たくさんコミュニケーションをとって、家族仲の良い一年にしてくださいね。
佳子様25歳、本格公務へ。 法華坊主 joe
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2019年 12月28日 - 日常
日本では昔から、新年を迎える前に門松・しめ飾り・鏡餅を正月飾りとして玄関先に飾るというのが一般的で、現在もその伝統が受け継がれています。
しかし、なにげなく飾っているだけで、正月飾りの本来の意味をご存知の方は少ないのではないでしょうか。
もともと正月行事とは、年神様というその年の神様を迎え、祀るために行われてきたものです。
農耕民族だった日本人にとって、五穀豊穣の神である年神様は大事な神様として考えられていました。
また、生きる力や幸せをもたらしてくれるといわれていることから、お正月が近付くと門松やしめ縄を飾り、年神様を祀る準備をしていたのです。
正月飾りを飾る時期は、日本の暦での「正月事始め」である12月13日以降ならいつ出しても問題ありません。
現在の日本では、クリスマスの過ぎた26日頃から飾り始めるのが一般的になりつつあります。
年末の中でも28日は末広がりの「8」、30日はキリが良い数字として、その日に合わせて正月飾りを飾る家庭も多いようです。
一方避けた方がいい日は29日と31日といわれています。
29日は「苦」を連想させる数字であることから敬遠され、また31日は葬式と同じ一夜飾りなのは縁起が悪いとして避けられます。
ということは、まだお飾りをしていないご家庭は、明後日の30日しかありませんので、心を込めて新年を迎える準備をいたしましょう。
年末の帰省ラッシュが本格化。 法華坊主 joe
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2019年 12月27日 - 日常
きのう「凹凸に降る」についてブログりましたが、凹凸を何と読んでいただけましたか?
そうです。凹凸は「おうとつ」と読みます。
その意味について、『大辞林』には「物の表面が平らでないこと。でっぱりとへこみ。でこぼこ。 」と記しています。
さらには、「凸凹」と「凹凸」の違いをご存知でしょうか。
なんとなく形で把握していた方の中には、「凸凹」と「凹凸」という2種類あったことを知らなかったという方もいるかもしれません。
「凸凹」とは「表面に高低があって平ではない様子」という意味を持つ言葉で、読み方は「でこぼこ」と読みます。
「凹凸」とは「凸凹(でこぼこ)の漢語的表現」という意味を持つ言葉で、読み方は「おうとつ」と読みます。
どちらも指している状態は同じで、高低があり平らではないことを意味しており、どちらも記号のように見えますが、このふたつは漢字だそうです。
「凸凹」と「凹凸」の違いとしては、凸凹は「でこぼこ」「とつおう」とも読む一方で、凹凸は「おうとつ」のひとつしかなく「ぼこでこ」などの読み方をしない、という違いがあるそうです。
日本語?、いや漢字って難しいですね。
他の漢字に比べると、「凸凹」と「凹凸」のふたつはユニークな存在に感じますし、「凸凹」と「凹凸」の使い分けはちょっとしたトリビアとして使えるかもしれませんね。
郵政グループ、3社長辞任へ。 法華坊主 joe
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2019年 12月26日 - 日常
既に終了してしまいましたが、先週閉幕間近に「凹凸に降る ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」を観ました。
スクリーンプリントを刷り重ね、観念的な立体版画をつくり上げる小野耕石。
蜘蛛の巣や北欧の岩石を刷りとり、時や歴史を象る滝澤徹也。
石膏を型に樹脂を流し込み、心の結晶を幻影として見せる中谷ミチコ。
そして銅の表面を限りなく細かく刻むメゾチントの技法にたどり着き、やわらかな銅版画を生み出した浜口陽三。
2019年冬の企画展では、浜口の銅版画と、3人の現代作家の作品を紹介していました。
はっきりとかたちをとらない大切なものを手のひらで探り、表面の凹凸や技法での凹凸を駆使した作品が集結していました。
とらわれないものを求め続ける現代の静かな象形を感じることができるようですが、凡人の私にはちょっと難しすぎました。
日本橋蛎殻町にある、銅板画家・浜口陽三の作品を紹介する個人美術館を初めて訪れましたが、浜口陽三がヤマサ醤油の先々代社長・濱口儀兵衛の三男であることも初めて知りました。
東京には、路地に隠れたステキな極小美術館がありますね。
天皇皇后両陛下、 即位後初の被災地訪問。 法華坊主 joe
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2019年 12月24日 - 日常
法華坊主でも、12月24日はクリスマスイブに違いはありません。
そこで好きなクリスマスソングを勝手にランキングしてみました。
1)クリスマス・イブ / 山下達郎 →→→ 1988年にJR東海の東海道新幹線のCMソングとなったことで知名度が拡大し、クリスマスソングの定番曲に。
2)恋人がサンタクロース / 松任谷由実 →→→ 映画『私をスキーに連れてって』のテーマソング。
3)雪の華 / 中島美嘉 →→→ 第45回日本レコード大賞金賞および作詩賞を受賞。
4)クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一 →→→ TBS系テレビドラマ『ホームワーク』の主題歌。
5)白い恋人達 / 桑田佳祐 →→→ コカ・コーラのキャンペーンソング。
6)粉雪 / レミオロメン →→→ フジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」の挿入歌。
7)いつかのメリークリスマス / B’z →→→ TBSの音楽番組で行った「クリスマスに聴きたい歌」アンケートでは、1997年から2006年まで10年連続1位。
8)クリスマスソング / back number →→→ フジテレビ系月9ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」の主題歌。
9)Everything / MISIA →→→ フジテレビ系ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌として大ヒット。
10)WINTER SONG / DREAMS COME TRUE →→→ 映画『めぐり逢えたら』のオープニング・テーマ曲。
街路樹はイルミネーションで輝き、クリスマスソングが彩りを加えるホリデイシーズン。
何年たっても色あせる事なく聴き継がれる永遠のポップソングたち。
楽しい曲、甘い恋の歌、ちょっと切ない曲・・・・・ひと口にクリスマスソングといっても、定番のナンバーから最新ヒット曲までいろいろありますね。
皆さんはクリスマスソングというと、どんな曲を思い出しますか?
1年3カ月ぶりの日韓首脳会談。 法華坊主 joe
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2019年 12月23日 - 日常
横浜美術館で「オランジュリー美術館コレクション展」を観た後に、同館開館30周年記念・横浜開港160周年記念のコレクション展 「東西交流160年の諸相」(~20/01/13)を観ました。
横浜美術館は、1989年11月3日に開館しました。
迫力のあるシンメトリーな外観と、吹き抜けの開放的なグランドギャラリーが特徴の当館は、7つの展示室のほか、11万冊を超える蔵書がある美術情報センター、多彩なワークショップを行うアトリエなども揃う、国内でも有数の規模を誇る美術館です。
国際的な港町、横浜にふさわしい美術館として、開港以降の近・現代美術を幅広く鑑賞していただけるほか、年間を通じて、約1万2千点の所蔵品からテーマごとに展示を行うコレクション展、多彩な企画展を開催しています。
横浜の街が育んできた歴史と、発展し続けるみなとみらい21地区の息吹を感じることのできる美術館です。
今回のコレクション展は、開港をテーマに幕末・明治期の洋風表現の受容と展開、あるいはこの時期に来日した画家、版画家、写真家の活動に主眼を置いてきましたが、今回は時代を限定せず、開港期から第二次世界大戦後にいたる長い時間の中で、どのような異文化の響き合いが実現したのかを紹介しており、異国情緒漂う港町、横浜の魅力をわずかでも堪能することができました。
沢尻被告、来年1月31日初公判。 法華坊主 joe
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2019年 12月22日 - 日常
冬至の翌日から日が延びるため、中国や日本では、この日は陰の極みで、翌日から再び陽にかえると考えられてきました。
それを「一陽来復(いちようらいふく)」といい、この日を境に運が向くとされており、みんなが上昇運に転じる日なのです。
これは、中国の教典『易経』の「此に至り、七こうして一陽来復す、乃ち天運の自然なり」に由来する言葉で、陰と陽の相関関係から世の中の理を読み解く陰陽説では「陰極まりて陽となす」と考えるようです。
また、冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
にんじん・だいこん・れんこん・うどん・ぎんなん・きんかん・・・など、「ん」のつくものを運盛り といって縁起をかついでいたのです。
かぼちゃは、なんきん!。
運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ていますね。
さらには「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。
冬至は、太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。
太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では「冬至」が暦を計算する上での起点となるのです。
令和初のM-1王者は「ミルクボーイ」。 法華坊主 joe
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2019年 12月21日 - 日常
オランジュリー美術館所蔵品による「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した 12 人の画家たち」(~20/01/13)を観てきました。
この企画展は、横浜美術館開館30周年を記念して開催され、同コレクションから、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニなど、パリを愛し芸術に魂を捧げた画家たちの名作69点を紹介しています。
今回の見どころは、
①パリ・オランジュリー美術館コレクションによる 21 年ぶりの展覧会
②ルノワールの代表作《ピアノを弾く少女たち》が来日
③パリに恋した画家たち 13 作家(アルフレッド・シスレー、クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、アンリ・ルソー、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、アメデオ・モディリアーニ、キース・ヴァン・ドンゲン、アンドレ・ドラン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、シャイム・スーティン)の名品が一堂に!
④コレクションをめぐる画商ポール・ギヨームと妻ドメニカの物語
の4つです。
ギヨームは、若き才能が集まる 20 世紀初頭のパリで画商として活動する一方、自らもコレクターとして作品を収集しましたが、私邸を美術館にする構想を果たせぬまま彼が若くして世を去った後、そのコレクションはドメニカ夫人により手を加えられていきました。
そしてこれらの作品群はギヨームとドメニカの二番目の夫の名を冠した「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」としてフランス国家へ譲渡され、同館で展示されるようになったそうです。
横浜美術館の後に、三菱一号館美術館で現在開催中の「印象派からその先へ 世界に誇る吉野石膏コレクション」展を再観したものですから、フランス近代絵画の魅力にせまるどころか、頭の中がゴチャゴチャで誰がだれか整理がつきません(笑)。
瀬戸大也、400個メで世界新。 法華坊主 joe
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